【5/22(月) 朝の相場情報】パウエル発言&イエレン発言をレビュー!利上げは?デフォルトは?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
先週末の米株式市場は銀行株が売られ反落。ナスダック-0.24%、S&P-0.14%、ダウ-0.33%となりました。
ドルは下落。ドル円レートは137円台後半で取引終了しています。
今週は、
23日(火)
米4月新築住宅販売件数
24日(水)
ニュージーランド準備銀行政策金利
FOMC議事要旨
25日(木)
ドイツ1-3月期GDP
米1-3月期GDP
26日(金)
米4月個人消費支出(PCE)
となっています。
特に、6月FOMCの材料となる火曜日の新築住宅販売件数、金曜日のPCEには注目が集まります。
では先週末のパウエル議長発言の内容を見ておきましょう。
引用元:Bloomberg
やはりハト派寄りの姿勢を示しました。
「ここまで政策を進めてきたから、データや変わりつつある見通しを注視して慎重に分析する余裕がわれわれにはあるで」と発言。
これを受けて、金融市場が織り込む利上げ確率は33%から13%に下落しました。
また先日取り上げたジェファーソン理事も同様の発言をしており、このジェファーソン氏は最近バイデン大統領にFRB副議長に指名されており、現在上院の承認待ち状態です。
となると、議長と副議長が同様の見解を示してるということですので、さらに利上げ停止の確率は上がりそうです。
ですが、利上げ停止→すぐに利下げというわけではなく今回は一旦スキップするというような感じでしょうか。
また、あくまでも現時点ということなので、FOMC前のCPIなどの指標が予想を上回った場合、タカ派に転換するという可能性もあるかと思います。
また、こちらの発言もSNS上などで話題となっています。
引用元:Bloomberg
内容としてはテレビ番組で「私の判断ではすべての支払い能力を維持しながら6月15日を迎える確率は極めて低いで」と発言しました。
まぁもともとイエレンさんはリミットは6月1日と言っていたので、逆にちょっと伸びてるやんっていう感じです。
6/15に税収が入るからそれまで持つか分からないといった内容なので、デフォルトするかどうかという話とは全くの別問題です。
てかそもそもそんなに自転車操業だったんですね汗
では各通貨のインデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
議長の発言を受けて大きく下落。もしかしたら一旦の天井になるかもしれません。
ですが、もう少し強いライン(月足ピボット)ですので反発がありそう。
・円インデックス 日足
円も想定していたところで反発してきました。
これがどこまで戻るか。注目です。
・ユーロインデックス 日足
こちらも一旦反発してきました。
ですが、そこまで強くはない&ドルが強いラインタッチなので、先週末入ったユーロドルは一旦半分ぐらい利食いしようかと思っています。
・ポンドインデックス 日足
ポンドはやはりジリ下げですね。
まだ下げる余地はありそうです。
Is it OK?