【5/23(火) 朝の相場情報】FRB当局者発言が話題…一転タカ派に?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場は債務上限問題でバイデン大統領とマッカーシー下院議長の会談を前にもみ合いとなりました。ナスダック+0.50%、S&P+0.02%、ダウ-0.42%となりました。
ドルは上昇。ドル円は138円台半ばで取引終了しています。
本日は
23:00 米4月新築住宅販売件数
となっています。
6月FOMCに向けて注目されている指標ですので、相場の乱高下にお気を付けください。
FRBは先週末のパウエル議長発言でハト派寄りだと思われていましたが、昨日、
引用元:Bloomberg
セントルイス連銀のブラード総裁による中々、タカ派の発言がありました。これを受けてドルは上昇しました。
内容は、
「労働市場が非常に好ましい状況にあるのは、インフレと闘い目標水準に戻すのには非常に都合が良いで」
と失業率が1960年代以来の低さにある今の環境は行動する好機だと主張しました。
また、
引用元:Bloomberg
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、
「今の段階では、6月会合での追加利上げもしくは利上げ見送りのどちらも判断が際どく、五分五分やで。重要なのは、われわれの作業は終了したと示唆しないことだと考えてるで」と発言。
「6月に利上げを見送るとしても、引き締めサイクルが終了したとの意味ちゃうで。さらなる情報入手に努めているという意味だと私は捉えてんねん。その後7月に利上げを再開する可能性だってあるからな」
と続けました。
このパターンも大いにありそうですよね。
先日のパウエル議長も副議長候補のジェファーソン理事もあくまでも”休止”という主張でした。
もし利上げサイクルが終了したとなれば一気に株高ドル安となり、よりインフレが進むという可能性が高くなります。
それを防ぐにはやはり軟着陸させることが重要になってきます。
FRBさらなる難しい舵取りになってきそうですね。今後の動向に注目です。
ではいつも通り各通貨のインデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
ドルはやはり水色線(週足ピボット)で反発しきました。
まだ強そうな感じはします。高値を抜けてくるか注目です。
・円インデックス 日足
昨日はかなり弱かったですね。白線(月足ピボット)も割ってきました。
これは前回安値までいくパターンですかね。
となると、ドル円はまだ上昇が続きそう。
・ユーロインデックス 日足
ユーロはかろうじてヨコヨコが続いています。
あまり強さは感じないですしドルが思ったより反発強かったので、先日のユーロドルロングは全て利食いしました。
・ポンドインデックス 日足
ポンドは相変わらずジリ下げ。
弱そうな展開が続いています。
というわけで、今日はドル円のロング、ポンドドルのショートなんかを狙っていきたいと思います。
ドル円は138.2円あたり、ポンドドルは1.24726あたりに「来たらラッキー」ぐらいで指値を置いておきたいと思います。