FX_Engine077

■■EA（FX_Engine077）について■■ （基本ロジック） 　このEAは、通貨ペアUSD/JPY用に開発されたものです。 　USD、EUR、JPYの３通貨のそれぞれの強弱を判断して、USD/JPYのLongまたはShortに最も適したトレンドを抽出する基本ロジックを備えています。 　USD/JPYのLongまたはShortに適したトレードチャンスにおいて、RSI及びパラボリックをフィルターとして、エントリー判断を行ないます。 　したがって、このEAは、相場のトレンド方向に順張りのロジックを有します。エントリーのトリガーは、RSIフィルターであり、エントリーは逆張りで入ります。 　ただし、無用なエントリーを極力減らすために、パラボリックをフィルターとして使用しています。 （ＡＰＣ（Auto Parameter Control）回路内蔵） 　このEAは、相場トレンドに追従して最適なパラメータに変更しながらトレードを行なうために、随時３通貨のトレンドを監視して、自動的に最適なパラメータに変更します。これにより、相場の変化に追随可能なトレードを可能としています。 （ウォブリング方式を採用） 　異なるタイムフレームの組み合わせを同時に走らせるウォブリング方式を採用し、有利なタイムフレームでトレードを行なうことで、収益カーブのリニアリティーを改善し、ＤＤ（ドローダウン）の小さい安定した自動売買を可能としています。タイムフレームは、Ａ：Timeframe=15分、Ｂ：Timeframe=60分です。 （トレーリングストップ） 　TP（テイクプロフィット）とST（ストップロス）は初期設定では、３０～４５Pipsですが、トレーリングストップにより、TP、STを変化させます。 　例えば、TPまで一定の値に近づくと、STを建値に移動させます。さらに、TPまで近づいた場合は、エントリー条件が成立しているときは無用なイグジットと再エントリーを避けるために、TPとSTを再設定します。すなわち、利食いしてまたすぐに同方向に再エントリーすることを避けるためです。 　一方、STまで一定の値に近づいた場合でエントリー条件が成立しているときは、無用なイグジットと再エントリーを避けるために、TPとSTを再設定します。すなわち、損切りしてまたすぐに同方向に再エントリーすることを避けるためです。 （このEAの特徴） 　このEAは、TPとSTをほぼ同程度に設定し、こつこつ利益を積み上げることを目指して開発しました。 　したがって、ナンピン、マーチンゲール等の手法はとっておりません。 　また、ウォブリング方式を採用していますが、有利なエントリーのみでポジションをとるために、常にポジション数は１です。 　よって、短期的な運用ではなく、長期的な運用をお奨めします。また、DDを抑えたEAですので、１０倍程度のレバレッジであれば、複利運用が可能と思います。 ■■パラメータの設定について■■ （マジックナンバーの設定） 　A_MAGIC_USDJPY、B_MAGIC_USDJPYは、デフォルトでそれぞれ、0770101、0770102に設定されています。他のEAと異なるマジックナンバーであれば、変更してもかまいません。特に問題なければ、デフォルト設定のままでけっこうです。 （ドル建てまたは円建ての設定） 　Doll_1orYen_100の値により、ドル建てと円建てを切り替えることができます。ドル建てで取引する場合は１、円建てで取引する場合は１００とします。デフォルトは、円建て１００に設定されています。 　なお、バックテストを円建てで行なう場合は、初期証拠金の通貨の窓において、手動で直接「JPY」と入力することができます。▼印をクリックしてもドロップダウンメニューにはJPYがなく選択できません。 （単利または複利の設定） 　MMの値により、単利、複利での運用が切替え可能です。MM＝０の場合は単利、MM＝１の場合は複利となります。デフォルトは、MM＝０　単利、に設定されています。 （ロットLotの設定） 　MM＝０　単利で運用する場合の、ロット数です。ドル建て、円建て、どちらの場合でも、ロット数でロットLotを設定してください。１ロットは１０万通貨、０.１ロットは１万通貨となります。 　なお、MM＝１（複利）の場合は、ロット数は無視されます。 （レバレッジLevarageの設定） 　MM＝１　複利で運用する場合の、レバレッジを設定します。デフォルトは、Levarage＝１、に設定されています。 　例えば、証拠金が１０万円の場合は、Levarage＝１のとき、１ドル１００円で概算すると、約０.０１ロット（１０００通貨）、Levarage＝１０にすると、約０.１ロット（１万通貨）となります。 　複利で運用する場合のレバレッジ設定は余裕をもって設定するようにしてください。 　国内FX業者の場合は、最大で２５倍となっています。多少の余裕と資金管理の観点から、レバレッジは１０倍以下に設定することをお奨めします。 　なお、MM＝０（単利）の場合は、レバレッジLevarageは無視されます。 （緊急ストップUrgentStopの設定） 　証拠金がこの金額を下回った場合に、ロット数をゼロにします。例えば、運用初期証拠金が１０万円とし、これが５万円を下回った場合に運用をストップさせたい場合に、UrgentStopを５００００と設定しておきます。 　ただし、ロット数をゼロにするだけで、EA自体は動いていますので、手動でEAを停止させてください。 ■■メタモルフォーゼ（Metamorphose）■■ 　このＥＡは、ＦＸ市場において、上記説明したロジックがお金に形態変化するメタモルフォーゼを実現させます。このロジックに期待して投入したお金がＥＡに形態変化し、やがてそれがＦＸ市場において再びお金に変化するのです。複利で運用すれば莫大な利益が期待できるでしょう。 　このＥＡによって、マルクスの資本論で説明されるメタモルフォーゼを現代の資本主義の中で実現させましょう。