【6/27(火) 朝の相場情報】ECB、利上げ終了か?ドル円は為替介入まではロング一択?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場は続落。ハイテク株が売られる展開となり、ナスダック-1.16%、S&Pは-0.45%、ダウは-0.04%となりました。
ドルはほぼ横ばいでしたが、円が上昇したためドル円は143円台中盤で取引終了しています。
本日は、
23:00 米5月新築住宅販売件数
となっています。
こちらは家売れる→家具家電購入→消費が進むという形で
今週金曜日にある個人消費支出に影響を与える指数にもなっていますので注目です。
また、明日からはポルトガルのシントラで各国の中銀総裁が集まる年次フォーラムが開催されます。
そこで、
引用元:Bloomberg
アメリカ同様、ユーロも利上げサイクルの終了を意識しているようです。
7月は追加利上げが確実とされていますが、9月に終了の可能性が浮上しています。
ですが、今月公表された最新の経済予測では中期的インフレ見通しが上方修正されたことで、9月会合での0.25ポイント追加利上げ予想も増え始めているという状況です。
しかし、そのあとの利上げは想定されておらず、どちらにせよ7月もしくは9月で一旦利上げ終了となる見込みです。
先週のユーロ圏のPMI(購買担当者景気指数)はほぼ予想を下回るという全滅状態でした。
そのあたりも若干は影響してきそうです。
とはいえ、今週金曜日にはユーロの消費者物価指数の発表がありますので、そちらには非常に注目が集まりそうです。
そして日本では、
引用元:Bloomberg
市場への牽制、いわゆる口先介入が増えてきました。
昨年は9月に145円台後半で、10月に151円台後半で、それぞれ為替介入を実施しています。
やはりドル円レートで判断している可能性が高いでしょう。
また、水曜日には上記の年次フォーラムにおいて植田総裁の発言もありますので、世界に向けて何かしら発信する可能性があります。
ですが、逆にこういった場合は吸い寄せられるようにそのレートまでむかうという習性が相場にはあります。
少なくとも145円まではロングでいいんじゃないかなと個人的には考えています。
では各通貨のインデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
昨日は小さい値動きになりました。
白線(月足ピボット)&水色線(週足ピボット)あたりまではもう一度いってもおかしくないかなと見ています。
ただ、抜けられるかは微妙なところ。
・円インデックス 日足
円もほぼ横ばいでした。
非常に弱い状況が続いています。
・ユーロインデックス 日足
しっかり下支えされて、強そうな形です。
次は上の白線(月足ピボット)まで行きそう。
・ポンドインデックス 日足
少し上髭が目立ってきました。
ですが下げても限定的なんじゃないかなと見ています。
全体としてはまだ強そう。
というわけで、個人的には【円が戻れば売る】【ドルが月足ピボットタッチで売る】という狙いです。
先週末のユーロドル、ポンドドルロングは微益で利食いしてしまったため、下げれば買おうと思います。
具体的には、
・ユーロドル ロング 1.08257
・ポンドドル ロング 1.25936
このあたりで指値いれておこうと思っています。
ポンド円、ユーロ円に関しては下げれば買おうと思っています。
Is it OK?