俺は「利確」をやめて、「守る」に切り替えた
FX
終値だけを見るようになって、
判断はかなり消えた。
でも、
最後にひとつだけ残った問題があった。
どこで終わるか。
伸ばしている最中、
必ずこう思ってしまう。
- まだ行けるんじゃないか
- ここで終わるのは早い
- せっかく伸びたのに
これはもう、
判断が形を変えて戻ってきてる。
利確という行為は、
一見シンプルに見える。
でも実際は、
一番判断を呼び込む行為や。
利確しようとした瞬間、
- どこまで伸びるか
- どこで切るのが正解か
- 今か、もう一歩か
未来を考え始める。
その時点で、
構造は崩れている。
だから俺は、
発想を逆にした。
「どこで終わるか」を考えるのをやめた。
代わりに決めたのは、
これだけや。
「壊れたら終わる」
壊れてない限り、
終わらない。
壊れたら、
理由を探さず終わる。
この考えにした瞬間、
トレードが一気に静かになった。
- 伸ばそうとしない
- 期待しない
- 判断しない
ただ、
壊れているかどうかを見るだけ。
ここで初めて分かった。
俺がやりたかったのは、
利確じゃなかった。
保護やった。
この構造には、
最初、名前なんてなかった。
ただ、
「壊れない限り終わらせない」
それだけの考え方やった。
でも作っていくうちに、
ひとつだけ、しっくりくる言葉があった。
護(まもる)。
利益を取りに行く構造じゃない。
利益を守るためだけの構造。
だから俺は、
この最後の仕組みに
**「護」**という名前をつけた。
護は、
トレーリングじゃない。
追いかけていない。
一度、
守るラインを決める。
それを、
壊れない限り動かす。
壊れたら、
終わる。
ここに、
判断が入り込む余地はない。
- 伸びそう
- 戻りそう
- まだいける
考える席が、
最初から存在しない。
終値主義で
判断を削り、
「守る」という発想で
判断の復活を止めた。
これで、
トレードは完成した。
護は、判断を排除するための
最後の構造や。
――――――――――
次回予告(第28話)
じゃあ、
何をもって「壊れた」と判断するのか。
ここを曖昧にすると、
護は成立しない。
次は、
なぜ「逆行ローソク2本・確定終値」
という条件に行き着いたのか。
護の
最後のロジックの核に入る。
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Is it OK?