「“ここで入るべき”と感じた瞬間が、いちばん危ない」
FX
トレードをしていて、
ふと頭に浮かぶ瞬間がある。
「ここや」
「今しかない」
「条件、全部そろった」
この感覚。
実はかなり危ないサインや。
なぜならそれは、
自分だけが気づいた感覚じゃないから。
むしろ逆で、
多くの人が同時に
同じものを見て、
同じ結論に近づいている瞬間や。
・綺麗な高安
・分かりやすいブレイク
・教科書通りの形
・SNSでよく見るパターン
それらが重なった時、
市場には何が起きているか。
注文が一方向に偏る。
つまり、
・同じ位置に損切り
・同じ価格に逆指値
・同じ方向の期待
が一斉に溜まる。
さっきの話を思い出してほしい。
価格は
「行きたい方向」ではなく
「行かなければならない場所」へ動く。
ということは――
皆が「ここで入る」と思った場所は、
“狩る側”にとって、最高に効率がいい地点になる。
だから起きる。
・入った瞬間に逆行
・一度だけ深く突っ込まれる
・ギリギリで損切り → その後本来の方向へ
この流れ。
そして人はこう思う。
「今回は運が悪かった」
「もう少し我慢すればよかった」
「次は大丈夫」
でも、
問題はそこじゃない。
“正解に見える場所”に立っていること自体が、
すでに不利な位置取りなんや。
市場は優しくない。
分かりやすい正解ほど、
先に潰される。
だから勝ち続けている人ほど、
「入りたい場所」より
**「入らされる場所」**を警戒する。
そして考える。
・ここに入った人は、どこで切るか
・逆に動いたら、誰が苦しくなるか
・一番注文が集中しているのはどこか
この視点がないと、
どれだけ手法を磨いても
同じ場所で何度も削られる。
次の話では、
じゃあどう考えればいいのか。
「正解を探す」のではなく、
“避けるべき場所”から組み立てる視点に入っていく。
? 次回予告(15話目)
「勝っている人は、“どこで入らないか”を先に決めている」
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Is it OK?