28通貨ペア MA乖離ランキング
マルチタイムフレーム
[MT4]
1.概要
MT4用のインジケータで、移動平均線からの乖離を数値化し、強い通貨ペア・弱い通貨ペアをランキング表示。M5からD1まで、相場の偏りを一画面で比較できるマルチタイムフレーム分析ツールで、トレンドの加熱、反転候補、通貨ペア選定をサポートする28通貨ペア対応の乖離スキャナー。
2.ロジック
このインジケータは、28通貨ペアについて、各時間足の終値が移動平均線からどれだけ離れているかを計算し、その乖離度をテーブル形式で表示します。
対象時間足は以下です。
表示列 | 時間足 |
M5 | 5分足 |
M15 | 15分足 |
M30 | 30分足 |
H1 | 1時間足 |
H4 | 4時間足 |
D1 | 日足 |
Total | 上記6本の時間足の合計 |
計算の中心は、次の考え方です。
乖離値 = 現在または指定過去足の終値 − 移動平均線値 ÷ 終値 × 10000
厳密には、コード上では各時間足について、
DIFF = (iClose - iMA) / iClose;
D = DIFF * 10000;
という形で、終値と移動平均線の差を終値で割り、さらに 10000倍して見やすい数値にしています。
移動平均線の初期設定は以下です。
項目 | 内容 |
MA期間 | 200 |
MA種別 | method = 1 (EMA) |
適用価格 | 終値 |
対象足 | Pastで指定可能 |
初期Past | 0、現在足 |
初期状態では 200EMAから見て、各通貨ペアがどれだけ上に離れているか、または下に離れているかを表示する設計となっています。
3. インジケータの構成
① 対象通貨ペア
対象は、主要8通貨から構成される28通貨ペアです。
AUDCAD、AUDCHF、AUDJPY、AUDNZD、AUDUSD、CADCHF、CADJPY、CHFJPY、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURGBP、EURJPY、EURNZD、EURUSD、GBPAUD、GBPCAD、GBPCHF、GBPJPY、GBPNZD、GBPUSD、NZDCAD、NZDCHF、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY が登録されています。
これにより、単一通貨ペアだけでなく、複数ペアを横断して相場全体の偏りを確認できます。
② 乖離計算ロジック
各通貨ペアに対して、M5、M15、M30、H1、H4、D1の6本の時間足で、終値と移動平均線との差を計算します。
数値がプラスであれば、価格が移動平均線より上にある状態です。
数値がマイナスであれば、価格が移動平均線より下にある状態です。
数値が大きいほど、移動平均線から上方向へ大きく乖離していることを意味し、数値が小さい、またはマイナス方向に大きいほど、下方向への乖離が大きいことを意味します。
③ Total列
Total列は、M5、M15、M30、H1、H4、D1の6つの乖離値を合計したものです。
短期足だけでなく、上位足も含めた総合的な乖離度を確認できます。
たとえば、M5だけが強い場合は短期的な動きにすぎない可能性がありますが、M5、M15、H1、H4、D1まで広くプラス方向に乖離していれば、より広い時間軸で買い方向に偏っている可能性があります。
④ 色分けロジック
各時間足ごとに28通貨ペアを並べ替え、上位3つと下位3つを色分けします。
初期設定では、上位側は Aqua、DeepSkyBlue、MediumPurple、下位側は Red、Orange、Yellow で表示されます。
つまり、各列を見るだけで、その時間足において「最も上方向に乖離している通貨ペア」と「最も下方向に乖離している通貨ペア」をすぐに判別できます。
⑤ ソート機能
テーブル上部の [M5]、[M15]、[M30]、[H1]、[H4]、[D1]、[Total]をクリックすると、その列を基準に並べ替えできます。
さらに、昇順・降順の切り替えにも対応しており、上に乖離している順、下に乖離している順のどちらでも確認できます。
これは、相場の「強い順」「弱い順」を一瞬で切り替えて見るための便利な機能です。
⑥ 過去足確認機能
Pastの値を変更することで、現在足だけでなく、過去の任意の足における乖離状態を確認できます。
チャート上には ▲と ▼の操作ラベルがあり、クリックによってPast値を増減させる設計になっています。
これにより、「数本前の時点で、どの通貨ペアが大きく乖離していたか」「その後、相場がどう動いたか」を検証しやすくなっています。
⑦ ブローカー接尾辞対応
コード内では、現在のチャートシンボルが6文字を超える場合、通貨ペア名に接尾辞を自動付与する処理があります。
たとえば、ブローカーによって USDJPY.mや EURUSDproのようなシンボル名になっている場合でも、28通貨ペア名に同じ接尾辞を付けることで、読み込みエラーを回避しやすくしています。
⑧ 表示カスタマイズ
表示位置、フォント、文字サイズ、行間、列間隔、色などをパラメータで調整できます。
チャート環境やモニターサイズに合わせて、見やすい位置にテーブルを配置できる点も実用的です。
⑨ スクリーンショット機能
SCR_SHOTを有効にすると、一定間隔でチャート画像を保存する機能も備えています。
また、チャート上の「■乖離!■」ラベルをクリックすることで、手動スクリーンショットも実行できる設計です。
記録・検証用画像作成にも使いやすい機能です。
スクリーンショットは、データフォルダ(MQL4¥Files)にpng形式で保存されます。
⑩ 28通貨ペアの乖離率を一覧表示
中心となるロジックは、移動平均線からの乖離率計算です。
そのため、このインジケータは、MA乖離比較型・マルチタイムフレーム通貨ペアスキャナーを構成しています。
5. インジケータの特徴 10件
28通貨ペアを一画面で比較できる
M5〜D1まで複数時間足の乖離を同時に確認できる
200EMAからの乖離を数値化して客観的に判断できる
Total列で総合的な強弱・過熱感を把握できる
上位3ペア・下位3ペアが色分けされて分かりやすい
列クリックでランキングの並び替えができる
過去足の乖離状態を確認でき、検証に使いやすい
トレンド継続・反転候補の両方を探しやすい
ブローカーの通貨ペア接尾辞に対応している
チャート上で完結するため、監視ツールとして使いやすい
6. 特徴10件の詳しい解説
(1) 28通貨ペアを一画面で比較できる
このインジケータの大きな魅力は、主要8通貨から構成される28通貨ペアを、ひとつのチャート上でまとめて監視できる点です。通常、複数の通貨ペアを確認するには、それぞれのチャートを開いたり、気になるペアを順番に切り替えたりする必要があります。しかし、このインジケータではAUD系、EUR系、GBP系、JPY系、USD系などを含む28通貨ペアの状態を一覧表示できるため、相場全体の偏りを短時間で把握できます。特にFXでは、ひとつの通貨ペアだけを見ていると、その動きが本当に強いのか、それとも他の通貨ペアと比べると弱いのか判断しづらい場面があります。このツールを使えば、複数ペアの乖離状態を横並びで比較できるため、監視効率が大きく向上します。
(2) M5〜D1まで複数時間足の乖離を同時に確認できる
このインジケータは、M5、M15、M30、H1、H4、D1という6つの時間足に対応しています。これにより、短期足だけでなく、中期・長期の流れまで一画面で確認できます。たとえば、M5だけ大きくプラス乖離している場合は、短期的な急騰や一時的な勢いの可能性があります。一方で、H1、H4、D1までプラス乖離している場合は、より大きな時間軸でも上方向の流れが出ていると考えやすくなります。逆に、短期足はプラスでも上位足がマイナスの場合は、戻り売りや調整局面の可能性も見えてきます。マルチタイムフレーム分析を表形式で行えるため、トレード判断の前段階として非常に使いやすい構成です。
(3) 200EMAからの乖離を数値化して客観的に判断できる
初期設定では、移動平均線の期間が200、種別はEMAになっています。200EMAは、多くのトレーダーが長期トレンドや基準線として意識する代表的な移動平均線です。このインジケータは、価格がその200EMAからどれだけ離れているかを数値で表示します。目視だけで「かなり上にある」「少し下にある」と判断するのではなく、乖離度を数値化することで、通貨ペア同士の比較がしやすくなります。たとえば、USDJPYは強そうに見えるが、実際にはGBPJPYの方が大きく上に乖離している、といった比較が可能になります。主観に頼りすぎず、相場の偏りを数字で把握できる点は、このインジケータの大きな長所です。
(4) Total列で総合的な強弱・過熱感を把握できる
Total列は、M5からD1までの6本の時間足の乖離値を合計したものです。これにより、単一時間足だけでは分からない総合的な偏りを確認できます。たとえば、M5では強く見える通貨ペアでも、M15、H1、H4、D1が弱ければ、Totalはそれほど高くなりません。逆に、複数時間足で同じ方向に乖離している通貨ペアは、Total値が大きくなりやすくなります。これは、トレンドの方向性が複数時間軸でそろっているかどうかを確認するうえで役立ちます。また、Totalが極端に大きい場合は、強いトレンドが出ている可能性がある一方で、過熱感や反転候補として見ることもできます。順張りにも逆張りにも応用しやすい列です。
(5) 上位3ペア・下位3ペアが色分けされて分かりやすい
各時間足ごとに、乖離値の上位3ペアと下位3ペアが色分けされる仕組みになっています。上方向への乖離が大きいペア、下方向への乖離が大きいペアが視覚的に強調されるため、表全体を細かく読まなくても重要なペアをすばやく発見できます。数値だけが並んでいるテーブルは、慣れていないと判断に時間がかかりますが、色分けがあることで直感的に把握しやすくなります。たとえば、AquaやDeepSkyBlueなどが目立つペアは上方向に強く乖離している候補、RedやOrangeが目立つペアは下方向に強く乖離している候補として確認できます。監視スピードを上げるという意味で、実戦的な設計です。
(6) 列クリックでランキングの並び替えができる
このインジケータは、単に表を表示するだけでなく、各列のヘッダーをクリックすることでランキング表示に切り替えられます。M5、M15、M30、H1、H4、D1、Totalの各列を基準に並べ替えできるため、「今、M5で最も上に乖離しているペアはどれか」「H4で最も下に乖離しているペアはどれか」「Totalで総合的に強いペアはどれか」といった確認がすぐにできます。さらに、昇順・降順の切り替えにも対応しているため、強い順と弱い順の両方を見られます。これは、トレード対象ペアを絞り込むときに非常に便利です。相場全体を見ながら、狙うべき通貨ペアを短時間で抽出できます。
(7) 過去足の乖離状態を確認でき、検証に使いやすい
Past機能により、現在足だけでなく、過去の足における乖離状態も確認できます。チャート上の ▲、▼ラベルをクリックすることで、参照する足を前後に移動できる設計です。これにより、「この時点で乖離が大きかったペアは、その後どう動いたのか」「Totalが極端に高かった場面で反転したのか、それともトレンド継続したのか」といった検証がしやすくなります。インジケータはリアルタイム監視だけでなく、過去検証に使えるかどうかも重要です。この機能があることで、単なる表示ツールではなく、分析ツールとしても活用できます。
(8) トレンド継続・反転候補の両方を探しやすい
移動平均線からの乖離は、使い方によって順張りにも逆張りにも応用できます。上方向に大きく乖離している通貨ペアは、強いトレンドが発生している候補として見ることができます。逆に、乖離が極端に大きくなっている場合は、短期的な行き過ぎや反転候補として見ることもできます。下方向への乖離についても同様です。つまり、このインジケータは「強いものに乗る」ためにも、「行き過ぎたものの戻りを狙う」ためにも使えます。特に、複数時間足で乖離がそろっているか、短期足だけが急激に乖離しているかを比較できるため、トレンド継続型と逆張り型の判断材料を分けて考えやすい点が優れています。
(9) ブローカーの通貨ペア接尾辞に対応している
FX業者によっては、通貨ペア名に接尾辞が付くことがあります。たとえば、USDJPYではなく USDJPY.m、EURUSDproのような表記になるケースです。このインジケータには、現在チャートのシンボル名が6文字を超える場合に、その接尾辞を28通貨ペアにも自動付与する処理が入っています。これにより、ブローカーごとのシンボル名の違いによる読み込みエラーを減らしやすくなっています。複数通貨ペアを扱うインジケータでは、シンボル名の不一致が意外と大きな問題になります。その点を考慮しているため、実運用しやすい作りになっています。
(10) チャート上で完結するため、監視ツールとして使いやすい
このインジケータは、サブウィンドウではなくチャート上にラベルオブジェクトを配置して、一覧表として表示する構成です。フォント、文字サイズ、表示位置、列間隔、行間などもパラメータで調整できます。これにより、モニターサイズやチャートレイアウトに合わせて見やすく配置できます。また、スクリーンショット機能も備えており、相場状況の記録や検証資料の作成にも使えます。28通貨ペアを常時監視するツールとして、チャートに貼っておくだけで相場全体の偏りを確認できる点は大きなメリットです。複数チャートを開かずに相場を俯瞰できるので、日々の監視作業の効率化に向いています。
7. まとめ
このインジケータは、28通貨ペアの移動平均線からの乖離を、M5・M15・M30・H1・H4・D1の複数時間足で一括表示するマルチタイムフレーム型の乖離スキャナーです。
各通貨ペアが200EMAからどれだけ離れているかを数値化し、さらに時間足ごとの上位・下位ペアを色分けすることで、相場の強弱、過熱感、反転候補、トレンド継続候補を視覚的に把握できます。
Total列では複数時間足の乖離を合算して表示するため、短期的な動きだけでなく、相場全体の方向感も確認しやすくなっています。28通貨ペアを一画面で比較できるため、通貨ペア選定、監視効率の向上、トレード候補の絞り込みに役立つインジケータです。
●Payment






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