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CurrencyStrength_Pro_EA_v6.14 仕様書 兼 取扱説明書
本ドキュメントは、通貨強弱判定とセッション(時間帯)フィルターを統合した多機能コックピット型EA「CurrencyStrength_Pro_EA_v6.14」の詳細な仕様および使用方法をまとめたものです。
第1部:基本仕様書(System Specifications)
1. 概要
本システムは、4つの主要通貨(USD, EUR, JPY, GBP)の相対的な強弱をリアルタイムで数値化・グラフ化し、最も優位性の高い通貨ペア(全6ペア)を自動抽出してトレードを行う半自動・全自動対応のハイブリッドEAです。チャート上の専用パネルから、稼働させたい機能や通貨ペアをワンクリックで切り替えることが可能です。
ダウンロードしたEAは、Experts フォルダーに入れてください。
2. トレードロジック(通貨強弱判定)
判定方式: 指定した期間(デフォルト:20本分)の終値の変化率(Rate of Change)から、各通貨にどれだけの資金が流入・流出しているかをポイント化します。
エントリー条件: 通貨ペアを構成する2つの通貨の強弱スコアの「差(スプレッド)」が、設定した閾値(デフォルト:±20.0)を上回った(または下回った)瞬間に、そのトレンド方向へ自動エントリーします。
3. 対象通貨ペアと時間足
対象ペア(6種類): EURUSD, GBPUSD, USDJPY, EURGBP, EURJPY, GBPJPY
推奨時間足: M15(15分足)〜 H1(1分足でも稼働可能ですが、ダマシを避けるため上位足での強弱判定を推奨)
4. 証券会社(ブローカー)対応仕様
価格桁数自動判別: 3桁/5桁業者(1Pip=10Point)および、2桁/4桁業者(1Pip=1Point)の違いを自動で判別します。パラメータのSL/TPはすべて**「Pips単位(例:30.0)」**で入力可能です。
コントラクトサイズ自動対応: 1ロット=10万通貨、1万通貨のどちらの業者であっても、資金管理(MM Risk)計算が正確に行われます。
第2部:取扱説明書(User Manual)
1. パラメータ設定(プロパティ画面)
チャートにEAを適用する際に表示される設定画面の主要項目です。
=== EURUSD 個別設定 ===(各ペア共通)
XX_SL / XX_TP: 固定のストップロスとテイクプロフィットをPips単位で指定します。XX_ATR_SL / XX_ATR_TP: ATR(ボラティリティ)を基準にする際の係数(倍率)を指定します。
=== UI スイッチ初期設定 ===
Inp_ForceProps: 【重要】trueにすると、EAが記憶している前回のパネル状態を強制リセットし、このプロパティ画面の設定でパネルを初期化します。設定を変更したい場合は必ず一度trueにしてOKを押してください(通常運用時はfalse推奨)。
=== 共通・資金管理設定 ===
InpRiskPercent: アカウント残高に対して、1回のトレードで許容する最大損失額の割合(%)を指定します。(例:0.1 = 0.1%の損失)InpThreshold: 通貨強弱のエントリートリガーとなる閾値です。InpMagic: マジックナンバーのベース番号です(内部でこの番号+0〜3の4つを使用します)。他のEAと被らない数値を設定してください。
=== セッション・時間帯設定 ===
Broker_GMT_Winter: ご利用の証券会社の冬時間GMTオフセット(例:TitanFXやXMは「2」)。Broker_DST_Type: サマータイムの方式(米国式:DST_US、欧州式:DST_EU、なし:DST_NONE)。XX_Start_Hour / XX_End_Hour: JP(東京)、EU(ロンドン)、US(NY)の各セッションのトレード許可時間を**日本時間(JST)**で指定します。
=== OneDay / WeekEnd 決済設定 ===
InpCloseHour / InpCloseMinute: 指定した時間決済(毎日、または金曜日の週末)を実行する**サーバー時間(MT4の表示時間)**を指定します。
2. ダッシュボード(パネル)の使い方
画面上に表示されるコックピットパネルの各種ボタンをクリックすることで、EAの動作をリアルタイムに変更できます。
【通貨ペア列(左側・青ボタン)】
EURUSD [ON]等:トレードを許可する通貨ペアです。OFFにすると、そのペアでは一切の新規エントリーを行いません。
【機能列(中央・緑ボタン)】
MM Risk%: ONにすると、固定ロット(
InpFixedLot)ではなく、設定したSL幅とInpRiskPercentから、自動的に最適なロット数を算出してエントリーします。ATR SL/TP: ONにすると、直近のボラティリティ(ATR)に係数を掛けた幅をSL/TPとして設定します。OFF時は固定Pipsが採用されます。
BreakEven: ONにすると、含み益が一定(15Pips)に乗った際、SLを建値(エントリー価格)へ自動移動し、負けを無くします。
Trailing: ONにすると、含み益が20Pipsに乗った際、現在価格から15Pipsの距離を保ちながらSLを追従させ、利益を伸ばします。
OneDay: ONにすると、指定した時間(例: サーバー時間23:50)に、保有中のポジションをすべて強制決済し、待機中(Pending)の注文も削除します。
WeekEnd: ONにすると、金曜日の指定した時間に強制決済と注文削除を行います(週またぎの窓開けリスクを回避)。
【注文列(右側・上部)】
Market: 成行注文で即座にエントリーします。
Stop: 順張り方向へ10Pips離れた位置に逆指値(ブレイクアウト待機)を仕掛けます。
Limit: 逆張り方向へ10Pips離れた位置に指値(押し目・戻り待機)を仕掛けます。
【セッションフィルター列(右側・下部)】
Trade JP / EU / US: 東京、ロンドン、ニューヨークの各時間帯でのエントリーを許可・禁止します。強弱サインが出ても、ここがOFFの時間帯であればダマシとみなしてエントリーをブロックします。
W:0 L:0 (+0.0): 各セッションの右側には、その時間帯の「勝数(W)」「負数(L)」「合計損益額」がリアルタイムで表示されます。
【その他表示】
L:0.10 S:30.0 T:50.0: 各通貨ペアの現在の計算上の「ロット数」「SL幅(Pips)」「TP幅(Pips)」をリアルタイムで確認できます。
Panel [ON]: 画面右下に常駐するボタンです。クリックして
[OFF]にすると、チャートを広く見るためにメインパネルを一時的に隠すことができます(非表示中でも自動売買やトレイリングストップなどの裏側ロジックは正常に稼働し続けます)。
3. 注意事項・ベストプラクティス
時間足の変更について: 途中で時間足を変更しても、内部の「状態記憶機能」によりボタンのON/OFF状態は引き継がれます。
テスターでの検証: バックテスト(ビジュアルモード)稼働時、テストがスタートした瞬間にパネルが再描画される仕様になっています。テスト中にボタンをクリックして設定を変更することはできないため、必ずテストスタート前の「エキスパート設定」画面で、どの機能をONにするか(
sec_initの項目)を決めてからスタートしてください。複数チャートでの稼働: 本EAは、1つのチャートに入れるだけで6通貨ペアすべてを監視・トレードします。複数のチャートに重複してEAをセットすると、注文が二重に入る危険性があるため、必ずどれか1つの通貨ペアのチャートのみに適用して稼働させてください。
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