出羽国出身の米商人、本間宗久によって考案されたローソク足の並びから
相場の状況を判断し投資を行うテクニカル分析の1つ。
酒田罫線とも。
5つの法則を中心に投資家の心理などを読み取る。
酒田罫線とも呼ばれ、ローソク足の組み合わせ「三山」「三川」「三空」「三兵」「三法」を
中心に売り買いを行う。
米の商いにおいて巨万の富を築き、出身地が出羽であったことから「出羽の天狗」と異名をとり
その後は「酒田照る照る、堂島曇る、江戸の米蔵雨が降る」「本間様には及びもないが、せめて
なりたや殿様に」という唄が庶民でも流行るほどのでありました。
酒田五法が考案され300年が経ち、数学者や投資家などによって数多くの分析法が考案された
事で分析の精度こそ多少、劣るとされるが現在でも多くの投資家が酒田五法を用いる。投資の際の
一助とするなど300年が経った今も色あせることない手法の1つです。
今回はその酒田五法についてのお話をしていきたいと思います。