ショー太の米ドル予想(2018/12/23)
FX
ショー太です。
先週の米ドル/円は111円台前半で取引を終えました。
このところ113円台でもみ合っていましたが、一気に円高に動きましたね。
先週、113円から115円のレンジで動くと言った私の予想は大きく外れました。
12月18日~19日に開催されたFOMCでは予想通り今年4回目の利上げが実施されました。
ただ、景気の先行き不透明感から2019年の利上げ回数が年3回から2回への引き下げが見込まれたことから、金利先高観が後退してドルが売られました。
また、メキシコとの国境に壁を作るための建設費を計上するかしないかで米連邦予算が成立せず、米政府機関が一部閉鎖されることになったこともドル売りの要因です。
ドル/円の5日移動平均線が20日移動平均線と90日移動平均線を上から下に一気に突き破りました。(デッドクロス)
緩やかな上昇トレンドを維持していたドル/円ですが、トレンドが変わった可能性がありますね。
ドル/円は今週も弱含みそうです。
年末を控え、ドルを買う材料が見当たらないなか、米政府機関の長期閉鎖を警戒した株安も考えられ、米ドルは下げそうです。
短期的なリバウンドはあるかもしれませんが、市場参加者の多くがクリスマス休暇入りしていることもあり、雰囲気は変わりそうにありません。
12月24日(月)~12月28日(金)の米ドル/円は110円~112円のレンジで推移するのではないでしょうか。
【投稿者情報】
ショー太です。
赤色の証券会社とメガバンクで富裕層に対する資産運用アドバイザーをしていました。
いまは米国株を中心に投資をしています。
「ショー太のぶらり投資旅」という投資ブログを運営しているのでお時間があるときに読んでください。
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