世界同時株安ですが、株を始めるために必要なこと
世界同時株安ですが、株を始めるために必要なこと
ウォーレン神です。
日本の新聞、テレビは世界同時株安と大々的に報道されています。株価の下落金額や、時価総額の下落金額をとらえ、「過去最悪」とかって言葉が躍っています。
そりゃ、これだけ株価が上がってくれば、1%下がっただけでも下げた金額は過去の金額よりも大きくなります。
一方で、ようやく日本でもNISAの制度が開始し、徐々に貯蓄から投資への流れが出始め、ここ最近の株高の恩恵を受けて、株式投資へ興味を持ち始めた人、投資を始めた人が増えているようです。
(参考過去記事:イギリスの金融教育の基準が面白い)
とはいえ、まだまだ、株式投資、特に個別銘柄への投資は行ったことがなく、「なにそれ?」とか「何かよくわからん」、「ギャンブルとかわらないんでしょ」、「私はやりません」、といった方がほとんどを占めていると思います。
とはいえ、株を長年にわたって保有すればするほど、投資リターンを大きく得られている可能性が非常に高いことは歴史が証明しています。特に米国株。
それがなぜ今後も継続して起こるかを心から納得して理解できると、安心して皆さんも株式投資のドアを開いていけると思うわけです。
そういった意味で、これから株式投資を検討する方は何を勉強したり、理解し足りすればよいかを、せっかくなので整理してお伝えできればと思うわけです。
①まず、「株」とは何かを知ろう
②「資本主義」とは
資本主義の時代が続いています。有名なトマ・ピケティ氏の研究によると、過去200年の間、資本利益率のほうが、経済成長率を上回り続けています。
つまり資本を持っている人(資本家)のリターンの方が、経済成長に応じて収入がある人(サラリーマンとか労働者)のリターンより、より高い成長率で上がり続けているわけです。それが長年の複利効果となって、格差は広がるばかりです。
資本家とはつまり、それ自体が利益を生む源泉となる資本を保有している方です。企業であるとか、不動産であるとか、債券であるとか、資源権益であるとか。
そういった意味で、株を保有することは、それ自体が利益を生み出す源泉となる企業の一部を保有することになり、資本家への一歩となります。
③ではどういった企業の株式を買うのが良いのか。
この点を考える際に大事なことは、株式会社がどういうもので、どういうことをやるものなのかを考えるのが大事です。
株式会社とは「株主から経営を任された取締役が、従業員を雇用し、商品かサービスを作り上げて顧客へ販売提供し、コストを下げて利益を上げる努力をし、結果的に生まれた利益を株主へ還元する」ものです。
これを考えると、どういう企業が良いのかの答えが出てきます。
即ち、下記のような点になってくると思います。
1) 経営を任せるにあたり信頼できる経営者であるか。経営を任せることは、あなたの投資したお金を預けるのと一緒です。真摯さが欠ける経営者は、目の届かないところで自分自身のために株主のお金を使おうと思うとなんぼでも方法はあり得るわけで、本当に預けるにたる人かどうかは、とっても大事なポイントです。
2) 顧客基盤や素晴らしい商品・サービスを生み出すのに必要なものがそろっているか。これにはいろんなものが必要です。アイデア、コスト競争力、設備、人材、原材料、顧客基盤、こういったものが揃っていて、長期に渡って継続的に競争に勝っていけそうかどうかが大事です。
3) でもって、「コストを下げ、利益を生み出して、利益を株主に還元する」。この点については、やはり経営者への信頼が大事です。コストを無駄に使っていないか、利益を株主に積極的に還元するつもりがあるか、または本当に意味のある次のビジネス投資に使おうとしているか、ってことですが、これって経営者の真摯さとまっとうなプライドによりますよね。
こういうことを考えていくと、おのずと株式投資に興味と自信を持って、一歩目が踏み出せるのではないでしょうか。
特に、上記を突き詰めて考えていくと、米国の上場企業で、安定経営と積極的な株主還元を続けている企業が対象となってくると思います。ただ、それは皆さんご自分で、いろいろ調査したり、試したりするうちに、納得して答えに行きついていただくのが良いと思います。
*ただ、投資は自己責任ですので、それは忘れないでくださいね。投資しないのも、自己責任ですが。
オススメ過去記事はこちら(^^♪
興味がある方はこちらもどうぞ( ^^)
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