【7/21(金)朝の相場情報】FRB、7月で利上げ終了?エコノミストらが予想する今後の展開は?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場はハイテク株が予想を下回る決算を連発し、ナスダックは急落。一方、ダウは9営業日連続での上昇となりました。
ドルは強い上昇。ドル円は140円台前半で取引終了しています。
本日は、
8:30 日本6月消費者物価指数
となっています。
こちらは先ほど発表されましたがほぼ予想通りの結果となりました。
やはり今月会合では動きはなさそうですね。
昨日は、
引用元:Bloomberg
新規申請は【予想:24万件】に対し【結果:22.8万件】と雇用の伸びが減速する中でも労働力需要が堅調を維持していることが示唆されました。
雇用市場の強さは個人消費を支える不可欠の要素であり、今年はリセッション(景気後退)を免れそうだとの期待につながっている模様です。
しかし一方で、失業保険の継続受給者数は、前週比3万3000人増加となり、約3カ月ぶりの大幅増となりました。
やはり、以前からの流れでもある大企業→レイオフ、中小企業→雇用という流れは変わらずといったところでしょうか。
そしてこれを受けて、利上げ警戒が強まりドルは上昇しています。
しかし、
引用元:Bloomberg
ブルームバーグがエコノミスト45人を対象に13-18日に実施した最新調査では、
・今月の0.25ポイントの利上げはほぼ確実視
・ほぼ全てのエコノミストが9月19、20両日のFOMC会合での金利据え置きを予想
・その後は大半のエコノミストが年末まで金利をピーク水準に据え置くと見込んでいる
・来年の利下げについては1/4が1月を予想。予想中央値は3月
となっています。
また、多くのエコノミストらが「来週の記者会見は議長がもっと明確なガイダンスを示す機会として注目される」としており、やはり注目度の高いFOMCになりそうです。
僕個人の見解としては、以前お伝えした通り去年のアメリカのCPIのピークが6月だったということから、ここからは下げづらい状況が続くのでは?と見ています。
ですので、パウエル議長がかねてから言っていた通り”年内に2回の利上げ”というのは既定路線ではないかなと考えています。
それがいつかは分かりませんが…?
というわけで最後に各通貨のインデックスをみておきましょう。
・ドルインデックス 日足
ドルはやはり白線(月足ピボット)まで上昇してきましたね。
ここは一旦天井になるのでは?と見ています。
・円インデックス 日足
円は中々底堅かったですね。
もしかしたら上昇があるかもしれません。
・ユーロインデックス 日足
ユーロもやはり白線(月足ピボット)ではじかれる展開に。
下の水色線(週足ピボット)ぐらいまでは調整しそうです・
・ポンドインデックス 日足
ポンドは大きな調整となりました。
狙っていたポイントでもある水色線(週足ピボット)に到達しましたので、昨日ポンドドルをロングしています。
というわけで、狙いとしては【ドル天井狙い】【ユーロ底狙い】をしていきたいなと考えています。
ドル円は上がればショート、ユーロドルは下がればロングを狙っています。
Is it OK?