勝ち方で分かる『将来必ず破滅するトレーダーの特徴』
こんにちは、下山です。
「まずは命を守る行動を!」
多大な被害をもたらした
台風19号が日本列島を襲った時、
TVではそのようなアナウンスが
繰り返しされていました。
アナウンサーのその口調からも
危機が迫っていることは十分に伝わってきました。
でも、残念ながらどれだけ注意喚起されても、
人は命を守るための行動を合理的に選択することが
とても苦手ですし、危機に備えて準備することも
かなり苦手です。
なぜ、どのように
危機に対する準備が苦手なのか?
あなたがご自身の命を守り抜くことができるよう、
お伝えさせてもらいます。
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何か1つでもやれば満足する人間心理
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「一瞬にして世界が変わる可能性も」
そんな刺激的な言葉で
TVアナウンサーが注意喚起を行うと、
大多数の人は恐怖を感じるでしょう。
そして、
「そうだ、水や食料を用意しておかないと!」
そう思い、スーパーやコンビニに走るかもしれません。
また、ある人は停電に備えて
懐中電灯やモバイルバッテリーを
買いに行くかもしれません。
ある人はシャッターを買って
窓に取り付けるかもしれません。
災害が迫っていると知ったとき、多くの人が
このように少しでも安心するための行動を起こします。
ここまでは適切な判断ですね。
しかし、ここから先が問題です。
人は、1つ行動を起こすと、
その時点で満足してしまう傾向があります。
恐怖心や不快感などは、
たった1つの行動を起こすことでかなり緩和されます。
「食料をこれだけ用意したから大丈夫だろう!」
こんな感じでいったん安心してしまうんですね。
食料を備蓄したり、
モバイルバッテリーや懐中電灯などを用意したり、
暴風でモノが飛んできても
窓ガラスが割れないようシャッターを取り付けたり・・・
とにかく防災対策でやるべきことは
たくさんあるのに、
たった1つの行動を起こした時点で
満足してしまう傾向があります。
その結果、「災害対策」が
不完全に終わってしまうのです。
あなたにも身に覚えがありませんか?
本当は準備がまだまだ足りないと
頭では分かっていながらも
1つの準備を終えた時点で、恐怖心が和らぎ、
行動へのモチベーションが下がってしまったことが。
あなたの命を守るのはあなた自身です。
防災対策をされる際は、
ほどほどの対策で満足することなく、
最大限安全性を高めることを心がけ
そして行動に移してみてください。
と言っても、やっぱりなかなか難しいんですよね。
そもそも
「どれほど危険な災害が迫っているのか?」
正確に把握し、イメージすることって
とても難しいですからね。
何十年に一度の大雨、特別警報の発令、
確かに危険が迫っている、
TVでそう言われていたとしても・・・
何十年に一度の大雨や強風がどういうものか
体験したことがなければ
なかなかリアルにイメージできませんし、
まさか自分にその被害が及ぶなんてこと
なかなか本気では考えられません。
結果、多くの人は災害時、「自分は大丈夫」
という根拠のない楽観主義に陥り、
命を守ることを最優先にせず、仕事があるとか、
いろんな理由を挙げて
リスクの高い行動を選択してしまうのです。
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よろしいですか?