【第10回】昇金竜 100万円・0.01ロットから始めて、複利でどこまで伸びるか
「昇金竜を100万円で動かしたら、5年後にいくらになりますか?」
これは購入をご検討中の方から、何度もいただく質問です。誰もが「いつまでに何倍になるか」を気にされる。当然のことだと思います。
ただ、この質問への答えは「いくらの利益を取れるか」ではなく、「どう運用するか」で大きく変わるという事実から始める必要があります。同じEAでも、固定ロット運用と複利運用では、5年後の口座残高が2倍以上違ってくるケースもあるからです。
今回は、100万円・0.01ロットからスタートした昇金竜が、複利運用でどこまで伸びる可能性があるのかを、バックテストの実績数値をベースにシミュレーションしていきます。同時に「複利だから危険」という落とし穴にも触れます。
複利の威力をまずは数式から離れて、視覚的に確認してみましょう。年利20%で運用したと仮定して、単利と複利の伸び方を比較したのが下のグラフです。
単利は毎年同じ20万円が積み上がる直線。一方で複利は、前年の利益に対しても利息がつくため、年を追うごとに伸び方が加速します。たった5年でも、終着点は単利200万円 vs 複利249万円と、約50万円の差。
これが10年、20年と長期になると差は決定的になります。アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとされるのも、この曲線の威力ゆえでしょう。
FXで複利運用を実現するには、口座残高の増加に合わせてロットサイズを自動で拡大していく必要があります。手動で毎月ロットを変える方法もありますが、現実的ではありません。
昇金竜にはこの仕組みが標準搭載されています。「オートロット機能」と呼んでいるもので、現在の口座残高に応じてエントリーロットを自動計算するロジックです。
仕組みはシンプルです。「100万円に対して0.01ロット」という基準を設定しておくと、残高が200万円になれば0.02ロット、500万円になれば0.05ロットへと自動でスケールアップ。手動操作は一切不要です。
これにより、利益が出れば次の取引のロットが大きくなり、その大きなロットでまた利益が積み上がる、という雪だるま式の成長サイクルに乗ることができます。
では実際の数値で見ていきましょう。前提となるバックテスト結果を整理します。
- 期間:2015/01/01 〜 2026/03/14(約11年間)
- 初期資金:100万円
- 固定ロット運用:0.01ロット
- 純利益:250万7,755円(最終残高 約350万円)
- 年平均:約22.7万円/約22.7%(初期100万円基準)
この実績をベースに、年平均20%(保守的に丸めた値)で複利運用したと仮定した場合の推移が以下です。
| 年 | 年初残高 | 年間利益(20%) | 年末残高 | 運用ロット |
|---|---|---|---|---|
| 1年目 | 100万円 | +20万円 | 120万円 | 0.01 → 0.012 |
| 2年目 | 120万円 | +24万円 | 144万円 | 0.012 → 0.014 |
| 3年目 | 144万円 | +28.8万円 | 172.8万円 | 0.014 → 0.017 |
| 4年目 | 172.8万円 | +34.6万円 | 207.4万円 | 0.017 → 0.020 |
| 5年目 | 207.4万円 | +41.5万円 | 248.9万円 | 0.020 → 0.024 |
| 5年間の累計利益 | +148.9万円(約2.5倍) | |||
5年で約2.5倍。10年運用すれば理論上は約6.2倍(620万円弱)に到達します。これが複利の力です。
なお、年率20%はバックテスト平均より控えめに見積もった想定であることに注意してください。実際の相場では月によって偏りがあり、ある年は+30%、別の年は+5%のように波がある前提で見ていただく必要があります。
ここまで複利運用の魅力をお伝えしてきましたが、複利には必ずセットで知っておくべき「裏側」があります。
ロットが2倍になれば、同じpips幅の含み損も2倍になります。残高200万円・0.02ロットでナンピンが進めば、含み損も0.01ロット時の2倍。複利は利益も含み損も同時に拡大させる、両刃の剣です。
昇金竜の最大DDは12%。100万円スタート時なら12万円のショックですが、500万円まで増えた状態でDD12%が訪れたら60万円。同じパーセンテージでも、心理的負荷は金額に比例します。複利運用は精神面の鍛錬も求めてくる運用法です。
「3年目で利益の半分を引き出す」と決めた瞬間、複利曲線の傾きは大きく緩やかになります。複利の旨みを最大化したいなら、運用期間中は出金しない覚悟が必要。逆に、現金化を優先したいなら、複利のメリットの一部を諦めることになります。
私が個人的にお勧めする複利運用の設計は、以下の3パターンです。
基準残高を100万円から200万円に引き上げ、ロット拡大を緩やかに。DDの金額負担を抑える設計です。
100万円基準で0.01ロットの推奨設定。バックテストの伸びを忠実に再現する標準運用です。
基準残高を50万円に下げ、ロット拡大を加速。リターンは大きいがDDも倍増します。
複利運用は「攻めすぎても守りすぎても、効果が薄れる」性質があります。攻めすぎれば一度のドローダウンで全てを失いかねず、守りすぎれば複利の威力が単利と変わらなくなる。どこに着地点を置くかは、ご自身のリスク許容度と相場経験で判断していただくしかありません。
迷ったら、まずはSTANDARD(推奨設定)から始めて、半年〜1年運用しながら自分の心地よさを探っていく方法をお勧めします。
- 同じEAでも、固定ロットと複利運用では数年後の残高が大きく変わる
- 昇金竜は標準で「オートロット」機能を搭載。残高に応じてロットが自動拡大する
- 年率20%・複利運用なら、100万円が5年で約249万円・10年で約620万円弱に到達する想定
- ただし複利は「含み損も同じ倍率で拡大」「DDの金額負担増」「出金で崩れる」3つの落とし穴がある
- STANDARD設定(100万円基準・0.01ロット)から始めるのが、最も現実的な選択肢
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載している運用結果は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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