鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年10月6日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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高市トレードが始まり、国内は株高/円安で沸いている。国内金相場も週明け月曜日、先限は前週比373円高の18,977円で始まり、消費税込みでは200万を超えている。先週のスポット市場の金相場は前週比127㌦高の3,886.82㌦で引けた。週末のCOMEX先物市場では期近の高値が3,923.3㌦、引け値は3,908.9㌦と4,000㌦に接近。米国の政府機関の一部閉鎖により雇用統計の発表がなかったが、最大75万人の連邦職員が影響を受けているようだ。2018年にも同じような事態が発生したが、当時も現在もマーケットはあまり心配していないようだ。当時は2018年12月22日東部 標準時深夜から2019年1月25日まで(35日間)閉鎖されたが、閉鎖期間中、ダウ平均は12月24日(月)、週開け21,792㌦の安値から、閉鎖が終了する1月25日に向け24,860.15㌦まで上昇した経緯がある。
なお、この時は2018年10月3日に26,951.81の史上最高値を付け、以降、政府機関が閉鎖されるまで下落していた経緯がある。
一方、金相場もこの期間、同じように上昇し、さらにそれ以降も上昇トレンドを崩さなかった
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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