概要
EMA_RSI_MTF は、エリオット波動の3波・5波の起点(上昇トレンド中の押し目の底/下降トレンド中の戻りの天井)を狙ってサインを出す MT4 用インジケーターです。 「押し目の底でBUY、戻りの天井でSELL」というシンプルな発想をベースに、だましを減らすために4つの条件をすべて満たした時だけ矢印を出す設計になっています。具体的には、メイン足の2個上の時間足(上位足)の方向、メイン足の平均線の並び(パーフェクトオーダー)、メイン足の平均線の向き、RSIの反転、この4つが揃った瞬間にだけサインが点灯します。条件が厳しめなので、サインの回数は少なめ。そのぶん「ここぞ」という場所でしか出ないのが特徴です。 リペイント無し(確定足ベース)。確定足サインと未確定(リアルタイム)サインを色分け表示し、過去成績のバックテストをパネルに統計表示します。TP/SLライン描画、確定足アラート、資金管理に基づく推奨ロット表示にも対応しています。ロジック
コア概念:押し目の底/戻りの天井 このツールは「トレンドが出ている方向に、一時的な押し(または戻り)が入って、そこから反転し始めた瞬間」を捉えます。エリオット波動でいう3波・5波の入り口にあたる部分です。BUYサイン(上矢印)の発生条件
以下の4つをすべて満たした時にBUYサインが出ます。 ①上位足のEMA21が上向き(2個上の時間足。M1ならM15、M5ならM30、M15ならH1、M30ならH4、H1ならD1、H4なら W1、D1ならW1、W1ならMN)②メイン足のパーフェクトオーダー成立(EMA21 > EMA50 > EMA100の順に並んでいる)
③メイン足のEMA21が上向き。よっつめ、メイン足のRSIが買いレベル(初期値30)以下から上に抜けた(クロスアップ)。
SELLサイン(下矢印)の発生条件
BUYの完全な逆条件です。上位足EMA21が下向き、メイン足のパーフェクトオーダーが逆(EMA21 < EMA50 < EMA100)、メイン足EMA21が下向き、RSIが売りレベル(初期値70)以上から下に抜けた(クロスダウン)。EMAの傾き判定
EMAの向きは、現在の値と EMA_SlopeBar 本前(初期値3本前)の値を比較して判定します。1本前との比較だと相場が荒れている時に誤判定しやすいため、複数本で傾きを見る方式にしています。
確定サインとリアルタイムサインの違い
確定矢印(青/赤)は、ローソク足が確定したバーで条件を満たしたサインで、リペイントしません。未確定矢印(水色/オレンジ)は、現在形成中のバー0で条件を満たしたサインです。バー確定までに条件が崩れると消えることがあるため、参考用です。安全に使うなら確定を待つのがおすすめです。
決済ロジック
3つの決済モードから選べます。EXIT_TPSL_ONLY は TP/SL(Pointベース)のみ。EXIT_LOGIC_ONLY はロジック決済のみ(BUY保有中にRSIが RSI_ExitBuy 以上、SELL保有中にRSIが RSI_ExitSell 以下になったら決済)
EXIT_BOTH は両方を併用し、先にヒットしたほうで決済します。 TP価格はエントリー価格 ± (BT_TakeProfit × Point)、SL価格はエントリー価格 ± (BT_StopLoss × Point) で計算されます。
同一足でTPとSLの両方にヒットした場合は、BT_SL_Priority 設定で優先順位を決めます(true=SL優先で保守的に集計、false=TP優先)
決済マーカー
過去のサインがその後どう決済されたかを、決済バー上に★マーカー(黄)で表示します。BUY決済もSELL決済も同じ★マーカーで履歴表示されます。TP/SLラインの表示
ポジション保有中(リアルタイム)は、TP(緑点線)/SL(赤点線)/エントリー(白点線)の水平ラインが自動描画され、ラベルに価格が表示されます。決済またはサイン消失で自動的に削除されます。Exit_Mode が EXIT_LOGIC_ONLY の場合、TP/SLラインは描画されず、エントリーラインのみ表示されます。パラメーター一覧
EMA設定 EMA_Fast(初期値21):高速EMAの期間。
EMA_Mid(初期値50):中速EMAの期間。
EMA_Slow(初期値100):低速EMAの期間。この3本でパーフェクトオーダーを判定します。
EMA_Price(初期値PRICE_CLOSE):EMAの計算価格。
EMA_SlopeBar(初期値3):傾き判定の本数(増やすと判定が厳しくなりサインが減ります)
EMA_FastColor/EMA_MidColor/EMA_SlowColor(初期値 青/黄/橙):各EMAの色。
EMA_Width(初期値1):線の太さ。EMA_Show(初期値true):EMAをチャートに表示するか。 RSI設定 RSI_Period(初期値5):RSIの期間
RSI_Price(初期値PRICE_CLOSE):計算価格
RSI_BuyLevel(初期値30):BUYの閾値。RSIがこの値以下から回復するとBUYの起点。
RSI_SellLevel(初期値70):SELLの閾値。RSIがこの値以上から下落するとSELLの起点。
MTF(多時間足)設定 MTF_UseAuto(初期値true):上位足を自動で2個上に設定。
MTF_ManualTF(初期値PERIOD_H4):MTF_UseAuto を false にした場合に参照する上位足を手動指定。 決済設定 Exit_Mode(初期値EXIT_BOTH):決済モード
RSI_ExitBuy(初期値70):BUY保有中、RSIがこの値以上で決済(ロジック決済時)
RSI_ExitSell(初期値30):SELL保有中、RSIがこの値以下で決済(ロジック決済時) 矢印設定 BuyArrowColor(初期値 clrDodgerBlue):BUY矢印の色(確定足)
SellArrowColor(初期値 clrRed):SELL矢印の色(確定足)
BuyArrowColorTemp(初期値 clrAqua):BUY矢印の色(未確定)
SellArrowColorTemp(初期値 clrOrange):SELL矢印の色(未確定)
ArrowSize(初期値2):矢印サイズ(1〜5)
ArrowOffset(初期値10):矢印の表示オフセット(Point数、足から離して表示) アラート設定 EnableAlert(初期値true):ポップアップアラート
EnableSound(初期値true):サウンドアラート
EnablePush(初期値false):スマホへのプッシュ通知
EnableEmail(初期値false):メール通知
AlertOnBarClose(初期値true):true=確定足のみアラート/false=形成中もアラート。 バックテスト設定 BT_Period(初期値500):バックテスト対象期間(過去N本)
BT_TakeProfit(初期値300):利確距離(Point)
BT_StopLoss(初期値500):損切距離(Point)
BT_SL_Priority(初期値true):true=SL優先/false=TP優先(同足同時ヒット時) 資金管理設定 MM_AccountBalance(初期値1,000,000):想定口座残高(円)
MM_RiskPercent(初期値2.0):1トレードあたりのリスク率(%) パネル設定 Panel_BGColor(初期値 clrDarkSlateGray):パネル背景色
Panel_TextColor(初期値 clrWhite):パネル文字色
Panel_FontSize(初期値9):フォントサイズ。 TP/SLライン設定 TP_LineColor(初期値 clrLime):TPラインの色
SL_LineColor(初期値 clrRed):SLラインの色
Line_Width(初期値1):ラインの太さ。 時間足マッピング 上位足は MTF_UseAuto が true のとき、メイン足の2個上に自動設定されます。 M1はM15、M5はM30、M15はH1、M30はH4、H1はD1、H4はW1、D1はW1、W1はMNを参照します。 統計パネル チャート右下に、過去 BT_Period 本のバックテスト結果を表示します。
表示項目は、トレード数、勝ち/負け、勝率、総損益(pips)、最大利益/最大損失(pips)、最大ドローダウン(pips)、平均利益/平均損失(pips)、プロフィットファクター(PF=総利益÷総損失。損失0の場合は「-」表示)、期待値(1トレードあたりの期待pips)、平均保有時間(本数と分)、推奨ロット(口座残高×リスク率÷SL幅から自動算出、JPYペアを自動判別)です。 勝率50%以上は緑、未満はオレンジ。総損益・PF・期待値もプラスなら緑、マイナスならオレンジで色分けされます。右下のボタン(■/□)でパネル表示のON/OFFを切り替えできます。 チャートコメント(左上表示) リアルタイム情報を常時表示します。メイン足/上位足の組み合わせ、EMA21・50・100の現在値、パーフェクトオーダーの状態(BUY-PO/SELL-PO/None)、メイン足とそ上位足のEMAの向き(UP/DN)、RSIの現在値と状態(Oversold/Overbought/Neutral)、そしてBUY/SELLフィルターのOK/NG判定です。 推奨環境・使い方 時間足は全対応ですが、押し目・戻りの構造が機能しやすい15分足〜4時間足が扱いやすく、上位足ほどサインが効きやすい傾向があります。
通貨ペアは制限なし、明確なトレンドが出やすいメジャー通貨ペアやゴールドが向いています。 基本的な使い方としては、まずインジケーターをチャートに適用し、パネルのバックテスト結果(勝率・PF・期待値)を確認します。
次にパラメーター(特に EMA_SlopeBar・RSI_BuyLevel/SellLevel・BT_TakeProfit・BT_StopLoss・Exit_Mode)を通貨ペア・時間足に合わせて調整し、PFが1.0以上・期待値プラスになる設定を探します。
確定矢印(青/赤)が点灯したら、TP/SLラインに従ってエントリー・決済を実行します。 未確定矢印(水色/オレンジ)は早出しの参考です。バー確定までに条件が崩れて消える可能性があるため、確定を待つほうが安全です。 注意事項 このツールは条件を厳しめに設定しているため、サインの回数は少なめです。
鳴らないからといって設定を緩めてサインを増やすと、だましも一緒に増える点に注意してください。また、どんなツールも未来を保証するものではなく、だましも発生します。
あくまで判断の補助として、自分のルールと組み合わせて使うことを前提にしてください。
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