




上昇か下落かを数値で見たくて作った「上昇下落確率パネル」
相場を見ていると、こんなふうに感じることはないでしょうか。
なんとなく上に見える
でも短期では下げている
上位足は強そうだけど、今入っていいのか分からない
ローソク足を見れば流れは分かる。
移動平均線を見れば方向感も見える。
上位足を見れば地合いもある程度つかめる。
でも実際には、それぞれの情報を頭の中で同時に整理して、
今は上寄りなのか、下寄りなのか
を判断するのは意外と難しいです。
そこで作ったのが、
✨「上昇下落確率パネル」
です。
このインジケーターは、単純に
「今上がっている」「今下がっている」
と表示するものではありません。
複数時間足の情報をまとめて、最終的に
「今の相場が上昇寄りか、下落寄りか」
を確率として見られるようにした環境認識インジです。
今回は、この「上昇下落確率パネル」が
どんな分析をしているのか、
そしてそれがなぜ有効なのか
を整理して書いてみます。
🧭 このインジケーターが見ている時間足
上昇下落確率パネルでは、主に次の5つの時間足を見ています。
日足
4時間足
1時間足
15分足
5分足
これによって、
長期の流れ
中期の流れ
短期の流れ
を同時に把握できるようにしています。
そして、それぞれの時間足ごとに複数の視点から相場を分析し、
最後に総合して 「上昇確率」「下落確率」 として表示します。
① 上昇本数と下落本数の偏りを見る 📊
まず基本になるのが、
その期間の中で
上昇したローソク足が何本あるか
下落したローソク足が何本あるか
という、本数の偏りです。
これはかなり重要です。
なぜなら、相場は強い方向にいるとき、
その方向のローソク足が増えやすい
からです。
たとえば、ある期間の中で
上昇 65本
下落 35本
なら、その期間は上方向に傾いていたと考えやすい。
逆に
上昇 45本
下落 55本
なら、下方向寄りだった可能性が高いです。
一番シンプルですが、
相場の土台を見るうえでかなり有効な情報 です。
② 全体だけでなく「直近」の偏りも見る ⏱️
ただし、全期間の本数だけでは遅いことがあります。
たとえば全体では上昇本数が多くても、
直近だけを見ると下落本数が増えていることがあります。
これはつまり、
大きな流れは上
でも短期では崩れ始めている
という可能性です。
そこでこのインジでは、全体の本数だけでなく、
直近本数の偏り
も別で見ています。
これによって、
全体は上昇優勢
直近は下落寄り
というズレも拾えるようにしています。
この
「全体」と「直近」の両方を見ること
が、かなり大事です。
③ 開始時点から現在値まで、実際にどれだけ動いたかを見る 🚶♂️
次に見ているのが、
その期間の開始時点から現在値まで、どれだけ価格が動いたかです。
これは本数だけでは見えない部分を補います。
たとえば上昇本数が多くても、
1本ごとの上昇が小さい
下落するときだけ大きく落ちる
相場もあります。
つまり本数だけでは、
本当に価格が進んでいるか
は分かりません。
だからこのインジでは、
その期間の最初の終値
今の現在値
を比べて、実際にどちらに進んでいるかも見ています。
本数の偏りと実際の価格変化が一致していれば、
その方向の信頼度は高くなります。
逆に、本数は上でも価格があまり伸びていないなら、
見た目ほど強くない可能性 があります。
④ 実体率を使って「ヒゲだらけの相場」を見分ける ✍️
このインジではさらに、
平均実体と平均値幅の関係
も内部計算に使っています。
簡単に言うと、
高値と安値の差は大きい
でも始値と終値の差は小さい
なら、ヒゲが多い相場です。
逆に、
始値と終値の差もしっかり大きい
なら、実体が大きく、素直に進みやすい相場です。
これはかなり重要です。
なぜなら、同じように上昇本数が多くても、
ヒゲばかりで上下に振られている相場
実体がしっかり上に伸びている相場
では、意味が全然違うからです。
この違いを取り入れることで、
ノイズが多いだけの相場を高く評価しすぎない
ようにしています。
⑤ レンジの中で今どこにいるかを見る 📍
さらにこのインジは、
その期間の高値と安値の中で、現在値がどこにいるかも内部で見ています。
これはかなり実戦的です。
たとえば期間レンジの中で
上の方にいるなら上寄り
下の方にいるなら下寄り
と考えやすいです。
もちろん、上にいるから必ず上昇とは限りません。
でも少なくとも、
その期間の中で優勢だった側に現在値が寄っているかどうか
は大事な情報です。
本数、変化量、実体率だけでなく、
今の位置も見ることで、
相場の状態をより立体的に捉えられる ようにしています。
⑥ ボラティリティの変化も内部で見ている 🌊
このインジでは、直近の値幅が過去より大きくなっているかどうか、
つまり ボラの変化 も内部計算に使っています。
これは、
相場が活発になっているのか
鈍っているのか
を見るためです。
たとえば、同じ下落優勢でも
ボラが縮小しながらの下落
ボラが拡大しながらの下落
では意味が変わります。
後者の方が、勢いを伴った動きである可能性が高いです。
こうした変化も取り込むことで、
ただの静かな偏りと、勢いのある偏りをある程度分けて考えられる
ようにしています。
⑦ 複数時間足の一致を重視している 🧩
このインジでかなり大事にしているのが、
時間足同士の一致 です。
たとえば
日足が下落優勢
4時間足も下落優勢
1時間足も下落優勢
なら、かなり下方向の地合いが揃っています。
逆に
日足は上昇優勢
4時間足は中立
1時間足以下は下落優勢
なら、短期で崩れているだけなのか、
本格的に流れが変わるのかを慎重に見る必要があります。
このインジは、各時間足を別々に見るだけでなく、
上位足と下位足が同じ方向を向いているか
も加点・減点に使っています。
これはかなり効果的です。
相場は、複数時間足が揃っているときの方が、
方向感がはっきりしやすい からです。
✅ なぜこの分析が有効なのか
このインジの分析が有効なのは、
相場をひとつの要素だけで決めていないから です。
たとえば、
本数だけでは弱い
値動きだけでも偏る
実体だけでも不十分
1つの時間足だけでも偏る
こうした問題があります。
でも、
本数
直近の偏り
実際の価格変化
実体率
レンジ位置
ボラの変化
複数時間足の一致
を合わせて見ることで、
ひとつの見方に依存しすぎない判断ができます。
つまりこれは、
単一指標ではなく、相場環境を多面的に評価する仕組み
です。
その意味で、単なる「上がっているか下がっているか」ではなく、
どれくらいその方向に偏っているかを整理して見るための道具
として有効だと考えています。
👀 最終的に表示している情報はかなり絞っている
ここでひとつ大事なのは、
内部でいろいろ計算しているからといって、全部を表示しているわけではない
ということです。
最終的にパネル上に表示しているのは、かなり絞っています。
主に表示しているのは、
総合判定
上昇確率 / 下落確率
D1 / H4 / H1 / M15 / M5 の判定
です。
つまり、
実体率やレンジ位置、ボラの変化などは
内部では使っているけれど、あえて表示はしていない
という形にしています。
これは、見やすさを優先した結果です。
💡 作ってみて感じたこと
今回このインジを作っていて強く感じたのは、
相場判断は「なんとなく」でもできてしまうけれど、
それを言語化して整理しようとすると、意外と難しいということでした。
だからこそ、
どの時間足が強いのか
全体としてどちらに傾いているのか
今の相場が上寄りか下寄りか
を、ひとつの場所でまとめて見られることには意味があると思っています。
上昇下落確率パネルは、未来を断言するための道具ではなく、
今の相場環境を整理して見るための道具 です。
相場の方向感を感覚だけに頼らず、
複数の視点をひとつにまとめて確認したい人にとっては、
かなり実用的なインジになったと思っています。
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