「インジもサインも信じていなかった」開発者が“例外”として出す、再現性重視のGOLD専用サインツール。
私も、かつては“負け組トレーダー”でした。
私はもともと、インジケーターやサインツールを信じていませんでした。
数え切れないほど試し、散財し、負け続けた時期があるからです。
当時の私は、多くの負けトレーダーと同じように、国内外のインジケーターやサインツールを無料・有料問わず片っ端から試していました。
チャートをツールで埋め尽くし、朝から深夜まで検証、また検証。振り返れば時間もお金も消えていくばかりの悪循環でしたが、そのときは「勝つにはこれしかない」と本気で信じていたのです。
やがて私は、その行為がいかに無意味で危険かに気づき、ツール渡り歩きの地獄から抜け出しました（正確にはそこから抜け出せたのは、裁量に頼らず“誰がやっても同じ結論にたどり着ける再現性”に徹底的に向き合ったから（八条流FX完全無裁量脳死トレード手法の開発に成功したから））。
今も、多くの方が“インジジプシー”の沼から抜け出せずにいます。
世に出回っているほとんどのテクニカル指標は、結局のところ「過去の価格や出来高を数式で加工したもの」にすぎません。
性質上、情報が一歩遅れて出る「遅行指標」であり、終値ベースで計算されるものなら足の確定前に値が動いてしまい、「リペイント（描画の修正）」が起こるリスクもあります。
一見「先行」しているように見えるもの（例：一目均衡表の先行スパン）でさえ、実際には過去のデータを未来に投影しているだけで、本当の意味での「予測」ではありません。
たとえば、RSIやストキャスティクスのようなモメンタム系指標は反応が早いように見えても、結局ノイズが多く、未来を当てる力があるわけではないのです。
だから私は、こう断言します。
インジケーターは「遅効性指標」であり、信頼性に欠ける。
その組み合わせでシグナルを出すサインツールも、
“信頼できない指標を元に信頼できないサインを出すだけのもの”に過ぎない。
私が、なぜ今回サインツールを提供するのか？
もともと「裁量」に頼らない手法を重視してきました（上述の八条流FX完全無裁量脳死トレード手法）。
理由はシンプルで、裁量にはどうしても“再現性のブレ”が生まれるからです。
同じロジックを共有しても、解釈の差、相場観の違い、経験値のばらつきで結果は散ってしまう――それが現実です。
一方で、ツールが基準を示し、その通りに実行するだけの設計なら、少なくとも“手順”の再現性は100％に近づけられる。
私が「八条流FX完全無裁量脳死トレード」を掲げてきた背景も、まさにここにあります。
今回のサインツールは、再現性を重視して生まれた“例外”です。
私はここまで解説してきた通り、サインツールに懐疑的でした。
だからこそ、今回は“例外”としてロジックを可視化しました。
「どうしても結果が出せずに悩む方の、迷いを取り除きたい」――この一点のためです。
このツールは、私自身が日々向き合ってきた“再現性”という核を、矢印というシンプルな形に落とし込んだもの。
初心者にも、経験者にも、そして今うまくいっていない方にも、“迷わず同じ手順を踏める道標”になることを願って、リリースを決めました。
複雑な判断を背負わせず、今うまくいっていない人でも迷いを減らし、検証から運用までを一本化することを目指しています。
ロジックについて
『Hachijo Super Arrow』は、GOLD（XAUUSD）に最適化したMT5用の矢印サインです。
移動平均のみでロジックを構築し、最大5本のMA（SMA/EMA/SMMA/LWMA）を同時評価。短・中・長期の完全整列（パーフェクトオーダー）＋終値位置の条件を満たしたときだけサインを描画します。
レンジでのノイズは抑制され、トレンド局面にフォーカスします。
出現と同時に直近スイング高安を基準に損切り（SL）を自動提示し、SL距離から指定RR比で利確（TP）を自動算出。
時間帯フィルターと、過去サインの勝率・獲得pipsを集計する簡易パネルを搭載し、検証～実運用まで1画面で完結します。
推奨時間足は1分～日足（スキャル～スイング対応、精度は長期足が有利）。
初期はEMAのみ→SMMA→LWMAの順で厳格化し、期間20/50/75/100/200、崩れ判定バー数、RR比1.5～2.5、時間帯などで出現頻度と質を調整可能。
サインは確定足限定ではなく条件成立で発火（同一タイムスタンプの二重生成は回避）。
パネル数値は目安で、手数料・スリッページ等は未反映。
内容：MT5インジケーター＋マニュアル
対象：GOLD専用（他通貨は非推奨）
使い方
推奨初期設定（GOLDデイトレ〜スキャル）
まずは“正しく鳴るか”を確認するためのミニマム構成から。
MA種：ひとまず EMAのみON（挙動把握を最優先）。
期間：20 / 50 / 75 / 100 / 200 をON（初期値のままでOK）。
崩れ判定バー数：0〜2（連発防止と感度のバランスを確保）。
RR比：1.5〜2.0（当日のボラティリティに合わせて微調整）。
時間フィルター：スプレッド拡大・約定悪化しやすい時間帯を除外。
複合MAを使う場合
EMA＋SMMA＋LWMA を同時ONにすると、より厳格な整列条件のみでサインが点灯。
頻度は下がるが質が上がる設計です。
推奨は 「EMAのみ」→「SMMAを追加」→「LWMAも追加」 の順で段階的に厳格化。
エントリーと管理
基本手順：サイン出現 → 直近の反対方向スイングにSL → 設定RR比でTPを自動表示。
※SL/TPは 参考値 のため、必要に応じて裁量で上書き可。
裁量の上乗せ：上位足の方向一致、重要ニュース回避、サポレジ（SR）重複の確認で精度を底上げ。
検証と最適化：パネル（勝率／pips）を通貨・時間足・パラメータ別に確認し、出現頻度と期待値のバランスを調整。
Q&A
Q. ツールはMT5用だけでしょうか？
A. はい、MT5専用です。
MT4版も開発はしましたが、どうしても動作が重くなるため採用を見送りました。
描画や処理の安定性を踏まえ、現行はMT5のみの提供です。
MT4をご利用中の方は、この機会にMT5への移行をおすすめします。
Q. 推奨通貨ペアを教えて
A. GOLD（XAUUSD）専用です。
本ツールはGOLD向けに最適化しており、他通貨ペアでの使用は推奨しません。
Q. 推奨時間足は？
A. 1分足〜日足に対応。
スキャルからスイングまで使えますが、精度重視なら相対的に長期足が有利です。
Q. どのMA種を使えばいい？
A. 段階導入がおすすめです。
まずはEMAのみで挙動を把握
次にSMMAを加えてノイズを抑制
最後にLWMAを追加して短期反応を補完
多くのケースで、SMAを除いたEMA＋SMMA＋LWMA」 の組み合わせが好成績になりやすい傾向です。
Q. サインが多すぎる／少なすぎる。
A. 以下の調整で頻度と質のバランスを取れます。
〇複合MAのON数（増やすほど厳格＝頻度↓/質↑）
〇崩れ判定バー数（0〜2で連発防止と感度の調整）
〇時間フィルター（流動性の薄い時間帯を除外）
〇期間の採否（75/100/200を入れるほど厳しめ＝頻度↓/質↑）
免責事項
当サービスは投資助言ではありません。成果を保証するものではないため、資金管理と自己責任の原則を守ってご活用ください。
