




ご覧いただきありがとうございます。ここで紹介するインジケータは、裁量デイトレーダーの環境認識を強力にサポートするインジケータです。
移動平均を基準にジグザグを描画し、山・谷の頂点から水平線やトレンドラインを自動で描画する機能や、ダウ理論に基づく波動分析をサポートします。テクニカル分析を行うトレーダーの時間を節約し、独自の新たな発見・洞察を提供する可能性を秘めています!
このインジケータに興味を持っていただけるのは、トレード歴が長い方かと思います(下図を見ていただければ、"おっ"と思っていただけるのでは・・・)カスタマイズ幅が広いので、色々設定を変えてみてください。
なお、本商品にマニュアルは付属しません。本記事がマニュアルとなりますので、ご留意くださいませ。
- 環境認識の手間を大幅に削減、チャート自体の分析に時間を割けるようになります
- チャートから新たな発見・洞察を得られる可能性があります
- このインジケータのジグザグは、MAを基準にしている為、インジケータに頼らなくともご自身でも再現が可能です (ゆくゆくは、インジケータ無しでも環境認識が一意に定まるように!)
- 日足までのインジケータです
- 移動平均線を元にジグザグを描画(通常のジグザグとは若干異なります)
- 水平線を自動で描画(水平線はローソク足に当たったら描画をストップするなどの機能があります)
- トレンドラインを自動で描画
- ダウ理論ベースの描画モード
- MTFに対応
左:通常のジグザグ(赤) 途中で谷(V字)が確定しますが、次の足で谷が消えます(一度確定した山や谷が消えることがある)
右:本インジケータ(黄)
- MTF動作を実現する都合上、MTF表示の際に山谷のピーク位置がシフトして見える場合や、チャートが一瞬チラつく(ジグザグが一瞬変化する)ことがあります。
- また、証券会社によっては、夏時間・冬時間で山谷のピーク位置がシフトする可能性があります。
- 終値の連続n本抜けが確定した以前の領域でリペイントは無しですが、現在形成中の波の高値・安値は更新していきます。
- インジケータの描画は、日足基準のジグザグまでです。
- データ品質に起因する描画への影響について:上位足のジグザグを下位足に表示する際、その時刻に対応する下位足のローソク足が欠損していると、頂点が時間的に最も近いローソク足に描画されますので、ZigZagの形状が歪むことがあります。
- 非24時間取引の銘柄(CFD等): 様々な通貨ペアで動作することを期待しています。週末や市場の休場時間をまたぐ大きな時間ギャップがあっても動作します。
- ただし、完全にすべての状況を考慮できていません。場合によっては、ジグザグ波形などが異常な描画となってしまう可能性はありますので、ご留意ください。
- ローソク足データが不足していたり、例えばD1ジグザグをM1で見ようとすると、ローソク足本数によってはインジケータの描画がされませんので、インジケータ導入時にはヒストリカルデータが十分かご確認ください。
②ジグザグの設定 ジグザグの谷・山は、終値の抜けで決定されます。連続何本抜けで谷・山と判断するか?また、ジグザグ描画のピークを「終値:CloseMode」とするか、「高値・安値:High LowMode」とするかを設定します。2回以上がおススメです。
注意点:ヒゲを検出できていない!? 例えば、連続2本抜けであれば、抜け確定の終値ローソク足より1本前のローソク足から判定しますので、下図右のようなケースでは、安値ヒゲをつけた陽線(終値が基準MA抜け)から高値を追いますので、安値ヒゲはスルーされてしまいます。
注意点:ヒゲを検出できていない!?その2 下図のようなケースも考えられますので、ご留意ください。いずれにしても、大局は変わらないことが多いです。
③ジグザグのラインスタイルの設定 線幅が1の時だけ、ラインスタイルが有効になります。ジグザグが不要の場合(水平線のみにする場合)は、色設定をNoneにすることで、表示を消すことができます。
④抜け確定時に表示させる矢印の設定 抜けが確定した際に、矢印を表示させることができます。MT5だと大きさに制限がありますが、MT4だとかなり大きく表示することも可能です。矢印の種類はデフォルト設定が233/234です。他のマークに設定することも可能で、下図の中から好きなマークを設定してください。矢印が不要な場合は、矢印の色設定で「None」を選択してください。また、矢印表示が無くても、リアルタイムでチャートを観察している場合は、ジグザグが反転すると直線が逆方向に伸びますので、反転の判断は可能です。
注意点:MTF表示時に矢印が見難い場合があります 矢印もMTFで機能しますが、位置によってはローソク足と重なって見難い場合がありますので、ご注意ください。下図では、5分足チャートにおいて、矢印位置は見やすいですが、1分足で見ると埋もれてしまうことがあります。
⑤頂点から伸びる水平線の表示設定:便利機能
山や谷の頂点から水平線を描画することができます。水平線を描画するローソク足本数の設定(“0”にすると延長線を描画します)や、水平線がローソク足に当たった場合の処理を設定してください。水平線を止める場合、ローソク足の「ヒゲまで含む」か「実体のみ」かを選択可能です。MTFに対応しますので、上位足で認識した山谷の頂点を、下位足でも意識することが可能です。ジグザグのピークがCloseModeだと、ヒゲではなく実体からの水平線になります。あまりにも描画本数が多いと動作が重くなる可能性があります。また、ジグザグをCloseモードにすると、山谷のピークがローソク足に埋もれてしまい、水平線描画が止まってしまうことが多くなる為、水平線を引くなら、ジグザグのピークモードはHigh Lowがよいです。
注意点:ローソク足の描画をストップさせる際の設定値
波の頂点部では、ローソク足が集中する場合があります。水平線描画をローソク足でストップさせる際、その集中した箇所ですぐに止まってしまう場合があります。ですので、描画直後の初期のローソク足を無視する区間を設定できます。無効区間は2~3以上がおススメです。「2だと、2本目からのローソク足が有効」になります。
⑥直近の頂点同士(山-山/谷-谷)を結ぶトレンドラインの表示設定
既に確定した直近の山-山/谷-谷を結んだときに描けるトレンドラインを描画することができます(ミニトレンドライン)。ラインをどこまで伸ばすかの設定が可能です。こちらは、水平線と異なって、ローソク足に当たった場合の描画を止める機能はありません。HLと同じく、MTFに対応しています。ジグザグのピークがCloseModeだと、ヒゲではなく実体からのトレンドラインになります。
⑦ダウ理論ベースの描画モード:便利機能
ダウ理論をベースにして、波に色を上書きできます。本数が多いと動作が重くなります。現在形成波にもダウ判断が適用できますが、高値・安値の更新で色がリペイントされていきます。しきい値を設定できますので、通貨ペアに併せて設定すると、より正確に波動分析ができると思います。
- 同じチャートに本インジケータを複数挿入することで、MTF分析の助力になります。
- ジグザグや、抜け確定の矢印が不要な場合は、色設定をNoneにしてください。
- 5min足をメインにされる場合などで、1hの節目だけを意識したい場合は、ジグザグのライン色をNoneにして、HLだけONにしましょう。すると、1hの節目に水平線だけが描画され、スッキリ見やすくなります。
- ダウ理論描画モードについて、直近の波形は確定するまで描画を止めたい場合は、OFFにしてください。
波動の大きさは、対数正規分布とよく一致すると考えています。波動の大きさは、0である確率は限りなく低いですよね。一方で、こちらも確率は低いですが、とても大きな波動を形成することもあります。複数のデータセットを確認し、対数正規分布に近いと考えました(一般論としても妥当かなと)。波動の大きさは、この対数正規分布に従っていると仮定して、対数正規分布の最頻値 / 中央値 / 平均値 / 1σ~3σまでの数値を表示する機能をつけました。対数正規分布の場合、最頻値、中央値、平均値というパラメータがあり、図で示すイメージです。最頻値は最も良く出現する値です。図に示すように、時折、かなり大きな波動を描くことがあり、出現率50%のポイントは、最頻値よりも大きくなります。
トレードでの活用方法: 例えば、波動が1σ(1SD)まで上昇している場合、累積的な確率は84%程度になります。更に伸びる余地は小さいと判断する、みたいなイメージです。※標準偏差というと一般には68.27%を想像すると思いますが、それは正規分布において平均値±標準偏差の範囲です。ここでは、累積的な値(上限側)です。しかし!2SDだろうが3SDだろうが、平気で動く場合があります。注意してください。波動の大きさの設定にもよりますが、2SDや3SDまで来たから逆張りしよう、というのは、危険で、むしろ、2~3SDまで値が動いた場合には、指標発表や要人発言、何か生じた可能性を考慮し、「テクニカルが機能しない可能性」を考えた方が良いです。つまり、テクニカルトレーダーは様子見すべきと考える方が無難です(このあたり、ジグザグ波形の大きさにもよります)。
■2025/8/4 MTFロジックの修正
MTFロジックの修正を行いました。このバージョンから補正機能(hosei)はONとしてくださいませ(デフォルトもON)。今回の修正で、日足までのジグザグについて下位足で見た際に生じる時間的なズレ(横方向)を、可能な限り抑制しました。実用上は問題無いかと存じます(上下方向はロジック的にズレないはず)。残るズレについては、補正が難しく、引き続いて検討を進めています。 *欠損補正機能(hosei)のロジックを見直して安定性向上(横ズレを最小化) *H4と日足のジグザグのズレも、下位足で見た際に最小化
■2025/8/15 MTFロジックの大幅修正
MTFロジックの大幅な修正を行いました(メジャーアップデート)。このバージョンから補正機能(hosei)の設定値は廃止します。インジケータの動作が非常に安定しました。全ての通貨ペア、時間軸に対して正常に動作することを期待します。
①これまで、HK50のような開場閉場時間が不規則・途中に休憩時間があるような銘柄は、MTFジグザグの描画に異常が生じていました。今回のアップデートでこれを解消し、どの銘柄でも、MTFジグザグが機能するようになりました(日足以下)。 ②MT5版のみになりますが、「これまではジグザグのタイムフレームに対して、割り切れる数値のタイムフレームのみでMTF表示ができました」が、今回のアップデートで、それを修正しました。例えば、M5ジグザグをM3チャートで表示させることが可能になりました。M5ジグザグの頂点は5分単位ですので、M3と時間軸は一致しませんが、最も近しいローソク足にピークが描画されることになります。 ③その他細かい修正をいれています:波形解析モードは対数正規分布のみ、外部グローバル変数の値(対数正規分布のパラメータ)を選択可能 など
■2025/8/29 一部描画不具合を修正
①1Mなどの時間軸にて、チャートの描画範囲外(左端の外側からラインが伸びてしまう現象を修正しました。 ②波形解析用の出力ファイルの波形の大きさが対数空間になっていたので、通常の「pips」単位に変更しました。また、隣列の波形形成の所要時間を「分」単位に変更しました。なお、波形形成の所要時間は、ローソク足本数から計算しておりますので、休憩時間を挟む銘柄(HK50等)では、誤差が大きくなります。 ③波形解析にTsdを加えました。これは、波形形成の所要時間の目安です(波動の形成時間も対数正規分布と仮定、その1シグマ)。 いずれも、参考値としてご利用ください。
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