「ElliotWaveOscilliator(EWO)」は一風変わったインディケータです。見た目・計算方法はMACDに似ていますが、MACDとは違ったエントリーシグナルを提供してくれます。トレンドフォロー手法が好きな人に特におすすめなインディケータでもあります。この記事ではそんなEWOについて解説していきます。
EWOは5日移動平均線と35日移動平均線の差分をヒストグラム化して表示します。また、デフォルトでは5日移動平均線もグラフに表示されます(青色の線)。
EWOの値が0以上の場合、グラフは緑色になります。一方、0以下の場合には赤色になります。
このように、EWOは簡単に言えば5日移動平均線と35日移動平均線のクロスオーバーシステムです。しかし、使い方次第でかなり効果的なインディケータになります。
使い方のコツ:
EWOはエントリータイミングを図るのに用いるのがおすすめです。具体的には、ヒストグラムが赤色から緑色になったらアップトレンドになったと解釈して買い注文を狙うと良いでしょう。しかし、このような移動平均線のクロスオーバーシステムは誤シグナルが多いのが難点です。そのため、EWOの「傾き」も考慮してみると良いかもしれません。
例えば、ヒストグラムの色が変化した際の傾きが緩やかなようであればトレードを控えてみると良いでしょう。こうすることでよりトレンドを掴みやすくなるかもしれません。下記の例では四角で囲った箇所におけるエントリーシグナルは、傾きが緩やかなので無視したほうが良いでしょう。
他に、誤シグナルを減らしたい場合にはプライスアクション分析などと絡めてみることも大事です。
手仕舞いはEWOの傾きが緩やかになったり、色が反転したら行うと良いでしょう。EMOの値が青色の線(5日移動平均線)を下回ったら、買いポジションを手仕舞いするのもありです。
このように、EWOはアイデア次第で色々な方法でトレードできるのでうまく有効活用してみてください。
互換性:
MT4 向け
パラメータ:
短期移動平均線の計算に用いる期間
長期表示する移動平均線の計算に用いる期間
表示する移動平均線の計算に用いる価格
移動平均線の計算方法
移動平均線を表示するかどうか - 移動平均線をグラフに表示するかどうかを規定
表示する移動平均線の計算に用いる期間
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