




概要
現在のレート(または確定足の終値)がDMA3本の上にあるのか、下にあるのかをマルチタイムフレーム(MTF)で表示するMT4インジケーターです。
DMA(Displaced Moving Average)とはディナポリ・チャートの移動平均線です。
DMAは単純移動平均線(SMA)を現在より未来に先行させたものです。
パラメーターの設定で、通常の移動平均線3本としても使用できます。
ジョー・ディナポリ氏は、フィボナッチ級数の第一人者として世界的に有名なトレーダーで、その手法は絶大な支持を集めています。
ディナポリ・チャートでは3本の移動平均線を使いますが、 どれもDMAになっています。
短期DMA(3×3DMA)は、3SMAを3期間先行させます。
中期DMA(7×5DMA)は、7SMAを5期間先行させます。
長期DMA(25×5DMA)は、25SMAを5期間先行させます。
値動きやローソク足が3本のDMAより上になれば上昇トレンドで買い目線、下になれば下降トレンドで売り目線です。
一つのチャート上に、全ての時間軸(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)の3本のDMAを合わせた情報を表示できます。
メインウィンドウにDMAを表示する必要がないため、チャート領域が有効的に使えます。
MT4インジケーター「DMA3シグナル」、「MACD MTF」と併用するとディナポリ・チャートをMTFでモニターできるようになります。
下のチャートは、左上に全ての時間軸の3本のDMAを合わせた情報を表示しています。強い下降トレンドが発生しています。
パラメーターの初期設定は、標準的なDMAの設定になっています。
このインジケーターを使うと、時間軸を切り替えなくても一目でDMAの状態が確認できます。
表示する情報は、現在のレート(または確定足の終値)がDMA3本の上にあるのか(Close > 0)、下にあるのか(Close < 0)、どちらでもないのか(---)のシンプルな仕様です。
「Close」は終値の意味です。表示するテキストはパラメーターで設定できます。
DMAの状態が変化すると、アラート音、アラートダイアログ、スマートフォンMT4プッシュ通知、メールでお知らせします。
DMAの状態変化の判定は、確定足の終値またはティック(現在足のヒゲ)が選択できます。
■Ver 1.00 (2019年8月10日)
・リリース
◆動作環境
OSは「Windows 10」をご利用ください。「Windows Server 2012/2016/2019」での動作は未確認です。インターネット接続環境が必要です。
◆免責事項
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