超(スーパー)ボリンジャーバンド

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超(スーパー)ボリンジャーバンド Indicators/E-books
超(スーパー)ボリンジャーバンド
元ディーリングデスク勤務が、測り直しました。「帯にタッチで逆張り」は51.5年でPF0.209。同じ帯を「σの高さ」で読むとPF2.903へ。2,015通りの帳簿と検算スクリプト同梱。
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「帯に触れたか」は、見ない。

スーパーボリンジャーバンド

S U P E R  B O L L I N G E R B A N D

12か月の帯の中で、いま何σの高さにいるか。
それを11本ならべて、上の半分を買い、下の半分を売る。

これが、元ディーリングデスク勤務の私が伝える、ボリバン最強の使い方。むしろこの手法以外でボリバンで長期間勝ち続けている人など存在しないのでは?

51.5年・618か月。2,015通りを測って残った1つ。
毎月1回、約10分。日々の画面の見張りを前提にしないロジック。

σ
2,015試した組み合わせ
51.5年618か月の検証
0通り8年持って負けた始め方
1.0046シャープレシオ
プロフィットファクター2.90395%区間 下端 2.03
年率リターン+28.29%予算50%・コスト込み
シャープレシオ1.0046t値 7.21
検証期間51.5年618か月・11市場


ボリンジャーバンドは
最強のインジケータです。

しかし、帯に触れたら売り買いするかぎり、
力は出ません。それは、検証で示されています。

この 超ボリンジャーバンド は、
ボリンジャーバンドを最強の1本として使うために、
枠組みごと組み替えたものです。

51.5年・523通りの始め方を、全部調べました

8年持った場合、
負けた始め方は 0通りでした。

12か月の帯の中で、いま何σの高さにいるか。
それを11本並べて、上の半分を買い、下の半分を売る。

帯に触れたかは見ない。σで測った高さを見る。
1本で見ない。11本を並べて切る。

期間12 ── 終値が、12か月の平均から何σ離れているか。それを11銘柄ぶん並べます。
建玉の大きさは、決めた谷の予算に合わせて先に引いてあります。だから52暦年で、予算を超えた年は 0年。
予算を 50% に置いたとき、年率は +28.29%、勝ちの合計は負けの合計の 2.903倍
51.5年・618か月・11市場。試した2,015通りは、全部数えて公開しています。
為替9ペア・金・米国株価指数が1つの口座でそろえば回ります。日本のFX8社のうち2社で、そのまま建ちます。(楽天銀行、OANDA JAPAN)

49,800円

8年持てば、負けた始め方 0通りボリンジャー ・期間12月足・11銘柄月1回・10分8条件のうち6つ ── 落ちた2つも先に書く51.5年・618か月リペイントなし ── 確定した月足だけ
「帯を触ったら逆張り」ではなく、帯の中の高さを11本で読む。
あなたの堅牢で強固なポートフォリオの中の一つに組み込む。
月1回10分だから、他のデイトレ・スキャルのポートフォリオに専念できる。
月1回10分で、あなたのポートフォリオの成績を底上げできる。
ティア1レベルの機関連中が実際に使用するボリバンの使い方を学べる。
ボリバン一つのみで高いシャープレシオを生み出す装置を、あなたのポートフォリオの一端にできる。
年率リターン
+28.29%
予算50%のとき
プロフィットファクター
2.903
コスト込み・取引 1,105回
シャープレシオ
1.0046
t値 7.21
試した通り数
2,015
うち採ったのは 1つ

言葉の早見表 ── ここだけ読めば、この先は全部わかります

年率リターン1年あたり、元手が何%ふえたか
プロフィットファクター(PF)勝った取引の合計を、負けた取引の合計で割った数。1.0 より大きければ、合計で残っています
シャープレシオもうけの大きさを、もうけのばらつきで割った数。大きいほど「同じもうけを、少ないゆれで取れた」ことを表します
t値その成績が「たまたま0だった」とは考えにくい度合い。大きいほど、偶然では説明しにくくなります
建玉(たてぎょく)いま持っているポジションのこと。この本では「どの銘柄を、どれだけ持つか」を毎月決めます
月足(つきあし)ローソク足1本が1か月ぶん。作業は月に1回だけです
σ(シグマ)値動きのばらつきを表す記号(標準偏差)。「平均から σ 何個ぶん離れているか」を、この本は見ます
谷(ドローダウン)資産が、いちばん高かったところから、どこまで沈んだか

この先、はじめて出てくる言葉には、その場で短い言いかえを付けてあります。くわしい言いかえは 第19節 にまとめました。

わたしは、ボリンジャーバンドを測っています。

この商品は、ボリンジャーバンドを「使ってみた」ものではありません。
ボリンジャーバンドには、40年ぶんの検証の歴史があります。
この本は、否定的なものから先に出します。第1部に、2003年・2007年・2014年の検証を、そのまま3本置きました。2007年の検証は、素朴なボリンジャーバンドが「コストを引くと、買って持ちっぱなしに勝てなかった」と結論しています。商品を買わなくても、そこだけ読んで持ち帰れます。

そのうえで選んだのが、12か月のボリンジャーを、11銘柄で並べて中央値で切る形
これが 超ボリンジャーバンド です。

01SECTION 01

ボリンジャーバンドで、こう困っていませんか

3つの困りごと ── 答えは、測った数字で

帯に触れたから逆張りしたのに、そのまま抜けていく

測りました。同じ帯・同じ11銘柄で「帯に触れたら逆張り」を51.5年回すと、PF 0.209・シャープ −0.7661。期間・幅・手仕舞いを全部動かした150通りでも、8条件を通った形は0通りでした。超ボリンジャーバンドでは、帯に触れたかを見ません。

帯の幅がころころ変わって、どこで入ればいいか分からない

超ボリンジャーバンドでは、幅を見ません。「12か月の平均から、σ何個ぶん離れているか」を1つの数字(z)にします。幅が広くても狭くても、答えはいつも1つの数字。上か下かで決めるだけです。

1銘柄だけ見て、その日の気分で決めてしまう

超ボリンジャーバンドでは、1本で決めません。11本の z をならべて、その月の中央値で切ります。見るのは月に1回、確定した月足だけ。迷うところは16件に絞って、手法書に答えを書いてあります。

3つとも、答えは同じ形に行き着きます。

帯に触れたかではなく、σで測った高さを、11本ならべて月に1回切る。
それが、超ボリンジャーバンドです。数字は 51.5年・PF 2.903・シャープ 1.0046。

02SECTION 02

8年持てば、負けた始め方は 1つもありません

事実、暦年で区切って売る人は、いません。
そこで、始めた月を1か月ずつずらして、51.5年ぶんの「持ち方」を全部調べました。

1年1年 持った場合
始め方 607通り / 負けた始め方 136通り / いちばん悪い始め方 −42.19%
2年2年 持った場合
始め方 595通り / 負けた始め方 77通り / いちばん悪い始め方 −35.54%
3年3年 持った場合
始め方 583通り / 負けた始め方 50通り / いちばん悪い始め方 −34.51%
4年4年 持った場合
始め方 571通り / 負けた始め方 19通り / いちばん悪い始め方 −28.94%
5年5年 持った場合
始め方 559通り / 負けた始め方 20通り / いちばん悪い始め方 −17.76%
6年6年 持った場合
始め方 547通り / 負けた始め方 0通り / いちばん悪い始め方 6.53%
7年7年 持った場合
始め方 535通り / 負けた始め方 2通り / いちばん悪い始め方 −13.15%
8年8年 持った場合
始め方 523通り / 負けた始め方 0通り / いちばん悪い始め方 22.90%
10年10年 持った場合
始め方 499通り / 負けた始め方 0通り / いちばん悪い始め方 61.51%

8年以上なら、負けた始め方は 1つもありませんでした。

8年持った場合 ── 523通りの始め方すべてがプラス。いちばん運の悪い入り方でも 22.90%。
10年なら 499通りすべてプラス、いちばん悪くて 61.51%です。
反対に、1年で切ると 136/607通り(22.4%)が負け。いちばん悪い1年は −42.19%です。
この本は、8年を置ける資金で使うものです。1年で判断する道具ではありません。

予算を小さくすると、この年数は短くなります。

予算20%にすると、6年以上で負けた始め方が 0通り(いちばん悪くて 8.00%)。年率は 11.01% になります。
谷の予算は、「何年置けるか」から決めてください。年率から決めると、置けない年数を引き受けることになります。

03SECTION 03

あと3つ、先にお伝えします

1予算50%では、暦年でいちばん深かった谷が −49.98%(2020年)。谷の予算は 10%〜50% から選べます
2口座を選びます。為替9ペア・金・米国株価指数が1つの口座でそろう会社で回します。日本のFX8社のうちそのまま建つのは2社です(楽天銀行、OANDA JAPAN)
3これは電子書籍(ロジック手法書)です。発注しません。
04SECTION 04

ボリンジャーバンドは、こう使えば最強になります

ボリンジャーバンドは最も使われている人気のインジケータの一つです。

しかし、一般のトレーダーの方に知られている使い方では、その本来の力の10分の一も発揮できません。ディーリングデスクの現場で私が実際に教わり磨いてきたボリンジャーバンドの使い方 これは大げさではなく、本物です。

本物とは、長年にわたって使い続けられて、堅実で堅牢なポートフォリオの一部に組み込める手法のことであると私は確信しています。

同じ帯・同じ11銘柄・同じ期間12・同じ±2σ・同じコスト・同じ較正(=1年でどこまで沈んでよいかの谷の予算から逆算して、建玉の大きさを決めること)のまま、
「帯の読み方」だけを4通り入れ替えて、51.5年で測った表が、これです。

1帯に触れたら、逆張りする
上の帯で売り・下の帯で買い・中央線で手仕舞い
シャープ −0.7661 / PF 0.209 / 取引 242回 / 8条件 1/8
2帯を抜けた向きに、乗る
上の帯で買い・下の帯で売り・反対の帯まで持つ
シャープ 0.7073 / PF 4.247 / 取引 141回 / 8条件 4/8
3帯の高さを読む(1本ずつ)
σで何個ぶん離れているか。自分の帯だけを見る
シャープ 0.8799 / PF 2.966 / 取引 963回 / 8条件 3/8
4帯の高さを、11本ならべて切る
その月の中央値より上は買い、下は売り
シャープ 1.0046 / PF 2.903 / 取引 1,105回 / 8条件 6/8

帯に触れたら逆張り
−0.7661
帯を抜けた向きに乗る
0.7073
高さを読む(1本ずつ)
0.8799
高さを11本ならべて切る
1.0046

同じ帯・同じ銘柄・同じ期間・同じコスト。変えたのは「読み方」だけです。数字は 51.5年・618か月のシャープレシ

05SECTION 05

その「こう使う」を、6つに分けて書きます

THE SIX RULES

帯に触れたかを、見ません。σで測った高さを見ます


見るのは「12か月の平均から何σ離れているか」だけ。上の表の1段目と3段目の差が、−0.7661 → 0.8799 です。

1本で決めません。11本ならべて、その月の中央値で切ります


同じ帯・同じ期間で、縦(その銘柄自身)で切ると 0.8799、横(11本ならべて)で切ると 1.0046

期間は12か月。日足ではなく、月足で見ます


期間2 0.9669/期間3 0.8865/期間6 0.7858/期間12 1.0046。4つ測って、1.00 を超えたのは期間12だけでした

枚数で数えません。リスク量で数えます


建玉 = 信号 ÷ 直近36か月のボラ(値動きの大きさ)。同梱データで、いちばん動く銘柄といちばん動かない銘柄の差は 3.34倍。この1つで 0.9663 → 1.0046

1つの市場に賭けません。3つの資産に、等分に配ります


株式US・商品(金)・為替の3クラス。為替9本を合わせても、全体の3分の1にしかなりません。為替を外すと 0.5058、為替だけにすると 0.1646 です

利益から逆算しません。谷から逆算します


先に「1年でどこまで沈んでよいか」を決めて、そこから建玉を引きます。10%〜50%・2.5%刻みの17点の較正表つき。52暦年で予算を超えた年は 0年です

この6つを全部そろえたときだけ、線を越えます。

1つでも外すと、上の表のどこかの段に落ちます。
帯に触れたかで売り買いする形(1段目)は、51.5年で PF 0.209。勝ちの合計が、負けの合計に届いていません。
超ボリンジャーバンドは、その形の反対側に立っています。

06SECTION 06

51.5年の数字が、いちばん強い

勝ちの合計は、負けの合計の 2.903倍


PF 2.903(95%区間 2.03〜3.91)。区間の下端が 1.0 を大きく上回っています

シャープレシオ 1.0046・t値 7.21


618か月・コスト込み。t値 7.21 は「たまたま0だった」とは考えにくい高さです

年率 +28.29%(予算50%のとき)


予算を10%にすると 5.33%。谷の予算を決めると、年率も決まります

51.5年・618か月・11市場


1975年3月から2026年8月まで。2〜10年ではありません

10年ごと5区間、すべて 0.60 を超えています


1.418 / 0.776 / 1.286 / 0.806 / 0.748。いちばん低い区間でも 0.748

組み立てに使っていない期間でも、正のまま


2015年以降 0.7484/2022年3月以降 1.6214(t値 3.44)

52暦年で、決めた予算を超えた年は 0年


0/52年。そう作ってあるからです(谷から逆算する設計)

期待値ゼロの乱数200本に、1本も上回られませんでした


0本(p=0.0050)。同じ規則を、中身のない乱数に当てた検査です

月に1回・10分。年 21.5往復


取引 1,105回・平均保有 5.5か月。毎日の作業はありません

07SECTION 07

売り上げランキング上位のページを、10件そのまま調べました

[事実]2026年9月9日に、この出品先の上位10ページを1件ずつ読みました。
何が書いてあるかではなく、何が書かれていないかを数えています。

数字上位10ページで書いていた数この本は
年間の最大ドローダウン0件 / 10件49.98%(2020年)を出しています
プロフィットファクター0件 / 10件2.903(95%区間つき)を出しています
総取引回数0件 / 10件1,105回・年21.5往復を出しています
検証期間の明示1件 / 10件1975年3月〜2026年8月・618か月と書いています
年ごとの成績0件 / 10件52暦年すべてを載せています
負けた年を、年を特定して書く0件 / 10件名指しで書いています
第三者が再現できる検証手順0件 / 10件データとスクリプトを同梱しています
都合の悪い学術検証0件 / 10件2007年の否定的な研究を、第1部の前のほうに置いています

名前に「ボリンジャーバンド」を含む商品 10件も読みました。

数えたもの書いていた数
検証の結果を数字で出していた(期間・取引数・PF)0件 / 10件
いちばん深い谷を、%で書いていた0件 / 10件
レビューが2件以上ついていた0件 / 10件
第三者が再現できる手順(データとスクリプト)を同梱していた0件 / 10件
回す前に条件を書いた文書(事前登録)を同梱していた0件 / 10件

超ボリンジャーバンドのマニュアル文書では、5つとも出しています。
価格帯に関わらず、同じ名前の指標を売る商品で、検証の数字を出しているものはありませんでした。

08SECTION 08

ほかのインジケーター・ロジック・EA と、何が違うのか

ふつうの商品ふつうの中身この商品
検証期間2〜10年51.5年・618か月
試した通り数書かれていない2,015通り。落ちた回も数えて公開
負けた年書かれていない年を特定して公開
谷の深さ書かれていない暦年 49.98%/通期 57.68%
通らなかった条件書かれていない8つのうち落ちた2つを、最初の節に書く
都合の悪い検証載せない学術検証3本を、否定的なものから先に載せる
再現の手立て無いデータとスクリプトを同梱。手元で出し直せます
中身暗号化された .ex5計算式・手順・数値の全部。認証なし
09SECTION 09

使わないものを、先に書きます

使いません帯に触れた・抜けたという判定(帯は描きません。σで測った高さだけを使います)
使いませんパラメータの最適化(期間は 2・3・6・12 の4つを測って、全部出しています)
使いませんナンピン・マーチンゲール・両建て
使いません指標の掛け合わせ(ボリンジャーバンド1本だけです)
使いません損切り幅・利確幅(建玉の大きさで、谷を先に決めます)
使いません相場観・ニュース・要人発言
使いませんティック・分足・日足(月足の確定値だけを見ます)
10SECTION 10

専門の言葉は、この節で全部説明します

この先に出てくる言葉は、19語です。ここで全部ひらいておきます。

言葉意味
ボリンジャーバンド移動平均の上下に、標準偏差の何倍かの幅で引く帯。この本は帯を描かず、「いま何σの高さにいるか」だけを使います
標準偏差(σ・シグマ)値のばらつきの大きさ。この本は直近12か月の終値のばらつきです
z(zスコア)(終値 − 12か月の平均)÷ 12か月の標準偏差。平均から何σ離れているか。帯の上端が +2、下端が −2 にあたります
%b(パーセントb)帯の中のどこにいるか(下端 0・上端 1)。z と同じものを別の目盛りで書いたもので、z = 4×%b − 2。端末の %b を使っても、この本の向きは同じになります
横断(XS)同じ月の他の銘柄と比べること。この本の形です
時系列(TS)その銘柄自身の過去と比べること。別商品(ドンチャン版)の形です
シャープレシオ1年あたりのリターン ÷ 1年あたりのブレ。ブレ1つあたり、どれだけ増えたか。1.0 を超えると良いとされます
t値その数字が「たまたま0だった」とは考えにくい度合い。この本は 7.21
ドローダウン(谷)直近のいちばん高いところから、どこまで沈んだか。暦年で測るか、年をまたいで測るかで、数字が変わります。この本は両方出します
プロフィットファクター(PF)勝ちの合計 ÷ 負けの合計。この本は 2.903。1.0 で損益ゼロ
ボラティリティ値動きの大きさ。この本は直近36か月の月次の標準偏差を使います
ボラ調整よく動く銘柄は小さく、動かない銘柄は大きく建てること。枚数ではなくリスク量をそろえます
クラス等重み資産の種類ごとに平均してから、種類どうしを等分すること。為替9本を合わせても、全体の3分の1にしかなりません
レバレッジ係数建玉の全体をどれだけ大きくするか。年間の谷の予算から逆算して決めます
デフレーテッド・シャープ(DSR)「何通り試したか」で割り引いたシャープ。この本は 0.965509
PBO前半でいちばん良かったものが、後半で下位に落ちる割合。この本は 6.25%
事前登録回す前に、合格の条件を書いて文書の指紋(SHA-256)を取っておくこと。あとから条件を動かしていないことの証明になります
SHA-256文書の指紋。1文字でも書き換えると、まったく違う指紋になります
データスヌーピングたくさん試して、いちばん良いものを選ぶこと。そのぶん、まぐれが混じります。だから割り引いて見ます

第 1 部

ボリンジャーバンドとは何か

40年ぶんの検証の歴史を、否定的なものから先に置きます

11SECTION 11

作った本人が、いまも規則を公開しています

ジョン・ボリンジャー氏(John Bollinger)。本人の公開文書によると、1980年にオプションの取引から相場に入り、1980年代の初めに、この帯を作りました。

出来事
1980年相場の仕事に本格的に入る(本人の公開文書。当時はオプションが中心だった、と本人が書いています)
1980年代の初めボリンジャーバンドを作る
[不確実]「何年に公開したか」は、資料により書き方が割れています。年を断定せず、「1980年代の初め」とだけ書きます
1992年業界誌に本人の署名記事。要旨:帯は「絶対の売り買いの合図」を出すものではなく、「いまの値段が相対的に高いか安いか」に答えるものだ、という趣旨
2001年著書『Bollinger on Bollinger Bands』刊行(227ページ)
%b と BandWidth という2つの派生指標も、本人が作ったものです(本人の公開文書)
現在初期値(期間20・±2σ)は、35年前と同じ(本人の公開文書の要旨)。本人サイトに、22の規則が署名つきで載っています
12SECTION 12

22の規則 ── 本人が書いていることの要旨

本人サイトに、22の規則が載っています。この本の形に関わるものだけ、要旨を並べます(原文の転載はしません)。

要旨(言い換え)
規則1帯は、高い・安いを「相対的に」定義するもの。上の帯なら高い、下の帯なら安い
規則2その相対的な定義は、値動きや指標を比べて、売り買いの判断に使える
規則6帯に触れたことは、それ自体では信号ではない。上の帯に触れても売りの合図ではなく、下の帯に触れても買いの合図ではない
規則7トレンドのある相場では、値段は上の帯に沿って上がり、下の帯に沿って下がることがある
規則8帯の外で引けたときは、まず継続の合図であって、反転の合図ではない
規則9期間20・±2σは初期値にすぎず、市場や目的によって変える必要がある
規則14標準偏差を使っているからといって、統計の前提を置くな。実際には、初期値で帯の中に入るのは 95% ではなく 90% くらい
規則15%b は、帯のどこにいるかを示す。この本の z は、%b を別の目盛りで書いたものです
規則20株・指数・為替・商品・先物・オプション・債券 ── ほとんどの金融時系列に使える
規則21足の長さは、5分足から週足まで、どれでも使える。足に十分な取引が入っていることが条件

本人は、「帯に触れたら売り買い」とは書いていません。

規則6:帯に触れたことは、それ自体では信号ではない。多くの解説は「上の帯で売り、下の帯で買い」と教えます。本人はそう書いていません。
本人が書いているのは、規則1「帯は、高い・安いを相対的に定義するもの」です。
この本は、その規則1を、そのまま使います ── 「12か月の帯の中で何σの高さにいるか」を11銘柄で並べ、相対的に高い半分を買い、低い半分を売る。帯に触れたかどうかは、見ません。

13SECTION 13

「95%」ではありません

国内の証券会社・銀行の解説ページを7か所読みました。7か所すべてが「±2σの中に約95%が収まる」と書いていました

国内の解説7か所約95.4%(正規分布の ±2σ の値)
本人の規則1495% ではなく、90% くらい(要旨)。値段の分布は正規分布ではない、と本人が書いています
1963年の研究値段の変化の分布は、正規分布より真ん中がとがり、外れ値が多い(要旨)。大きな変化のあとには大きな変化が続きやすい ── いわゆるボラの固まり

やさしく言うと ── 「95%」がなぜ違うのか

「±2σに95%」は、値動きが正規分布(きれいな釣り鐘型)のときの話です。実際の値動きは、真ん中に集まりすぎていて、端が太い。
だから帯の外に出る回数は、教科書より多い。この本は「帯の外に出たか」を判定に使いません。そこに理由の1つがあります。

14SECTION 14

MT4・MT5 に、標準で入っています


標準搭載MT4 ○ MT5 ○ 
中央の線期間 N の単純移動平均
上下の帯中央の線 ± D × 標準偏差
初期値期間20・D=2(公式ヘルプの推奨)
標準偏差の割り方公式ヘルプの式は N で割ります(いわゆる母標準偏差)。この本の検証は N−1 で割ります。どちらで割っても、この本の売買の向きは 100% 同じです

この指標は、どこにでもあります。

MT4 にも MT5 にも、標準で入っています。
だから、この超ボリンジャーバンドの値打ちは指標そのものにはありません。


「12か月」「11本を並べて中央値で切る」「谷から逆算する」── その周りの枠組みに、値打ちがあります。

15SECTION 15

学術検証① 2003年 ── 移動平均の帯と比べて、勝っていませんでした

G7 と アジアの4か国・地域の株価指数で、1985年から2000年までを測った研究があります。

比べたものボリンジャーバンド 対 移動平均エンベロープ(移動平均から一定の%で引いた帯)
対象・期間G7 と アジアの4か国・地域の株価指数。1985年1月〜2000年12月
結論ボリンジャーバンドは、移動平均エンベロープに勝っていない(要旨)
急な値動きをとらえられる利点はあるが、成績では上回らなかった、という趣旨
16SECTION 16

学術検証② 2007年 ── コストを引くと、買って持ちっぱなしに勝てませんでした

この節は、素朴な使い方を厳しく測った節です。それでも、先に置きます。

米国とカナダの株価指数と為替で、ボリンジャーバンドの売買規則を測った研究があります。

結論取引コストを引いたあと、ボリンジャーバンドは一貫して、買って持ちっぱなしに勝てなかった(要旨)
ただし逆張り(帯の外に出たら反対を向く)にすると、成績は改善した(要旨)
対象米国・カナダの株価指数と、為替
出典Applied Financial Economics Letters 第3巻第4号(2007年)

素朴なボリンジャーバンドは、厳しく測ると残りませんでした。

この研究は、帯を売買の合図に使う形が、コストを引くと買って持ちっぱなしに勝てなかった、と書いています。
だから、この商品は「素朴なボリンジャーバンド」ではありません。帯に触れたかを見る形ではなく、σで測った高さを11本で並べて、3つの資産クラスに等分に束ね、谷の予算から建玉を逆算する枠組みに入れたものです。

17SECTION 17

学術検証③ 2014年 ── 有名になったあと、効かなくなりました

13か国・14の株価指数を、いちばん長いもので1885年からとった研究があります。

対象13か国・14の株価指数。米国は1885年から。すべて2014年3月まで
公開される前ボリンジャーバンドの売買規則は、とてもよく効いていた(要旨)
公開されたあと予測力は少しずつ落ち、2001年の著書のあとは、ほぼ消えた(要旨)
どこから消えたかまず米国で消え、その後ほかの国で消えた(要旨)
出典2014年8月の研究報告(作業論文)。同梱の調査報告に書誌があります
18SECTION 18

学術検証④ 2012年 ── 個人の為替トレーダーの口座で測ると

対象個人の為替トレーダー 428口座・日次の損益 33,952本(2004年3月〜2009年9月)
結論よく知られたテクニカル指標に頼る個人トレーダーほど、成績が下がっていた(要旨)
ボリンジャーバンドその中で、いちばん多くの口座で有意に出ていた指標(要旨)── 人気があり、そして成績を下げていた
出典Journal of Portfolio Management 2012年 第39巻第1号

だから、帯を売買の合図に使いません。

上の4本は、どれも「1つの銘柄で、帯に触れた・抜けたを合図にする」形を測っています。
この本は、その形を使いません。使うのは規則1(相対的な高さ)だけで、11本を並べて中央値で切ります。

第 2 部

この手法の中身

素朴なボリンジャーバンドと、この商品は、どこが違うのか

19SECTION 19

違うのは、5つです

素朴なボリンジャーバンドこの商品
1 使い方素朴:帯に触れた・抜けたを合図にするこの商品:σで測った高さを、11本で並べて中央値で切る
2 期間素朴:20(各社の初期値。日足なら約1か月)この商品:12 ── 月足で12か月
3 銘柄素朴:1銘柄で使うこの商品:11銘柄 ── 3つの資産クラス
4 建玉素朴:決めていないこの商品:直近36か月のボラで割る
5 大きさ素朴:決めていないこの商品:年間の谷の予算から逆算

この5つを外すと、数字は崩れます。

為替だけ(束ねを外す): この形で 0.1646。別の指標でも 265通り測って、8条件を通ったものは 0通り。
株と金だけ(為替を外す): 0.5058。
期間を短くする: 期間2で 0.9669、期間6で 0.7858。
1本ずつ見る(時系列): 期間12の時系列で 0.8799。
帯に触れたかで売り買いする: PF 0.209・シャープ −0.7661。
この商品の形(期間12・横断・11銘柄)は 1.0046
期間ごとの数字は、全部 第32節 に出しました。都合のよい期間だけを見せる、ということをしていません。

20SECTION 20

帯を見ません。σで測った高さを見ます

ボリンジャーバンドは、ふつう3本の線として描かれます ── 中央の移動平均と、その上下 2σ の帯。多くの解説は、この帯に価格が触ったか・抜けたかを見ます。

この本は、帯を描きません。見るのは1つの数字だけ ── z =(今月の終値 − 12か月の平均)÷ 12か月の標準偏差。平均から何σ離れているか、です。

z = +2帯の上端にいる(%b なら 1.0)
z = 0帯の真ん中(移動平均の上)にいる(%b なら 0.5)
z = −2帯の下端にいる(%b なら 0.0)
z = +3帯の外、上に 1σ 出ている

z = 4×%b − 2。端末の %b から、そのまま出せます

11本の z を並べて、中央値より上信号 = +1(買い)
中央値より下信号 = −1(売り)
ちょうど中央値(11本の6番目)建てない(0)
米国株価指数が「売り」になったとき建てない(買いのみ。売りません)

σで割るから、金と為替を同じ目盛りで並べられます。

金は月に4%動き、AUDNZD は月に1%しか動きません。
値幅をそのまま並べると、金がいつも上に来ます。
σで割ると、「その銘柄にとって、どれだけ珍しい高さか」になります。
だから、11本を同じ目盛りで並べられます。
標準偏差を N で割っても N−1 で割っても、11本すべてに同じ倍率(√(12/11))が掛かるだけなので、中央値との上下は変わりません ── 同梱のスクリプトで、全期間・全銘柄で一致することを確かめてあります

やさしく言うと ── 「σ(シグマ)」というのは

12か月ぶんの終値が、平均からどれくらいばらついていたかを1つの数字にしたものです。
「いまの終値は、平均から 1.5σ 上にいる」というのは、「この12か月のばらつきの1.5倍ぶん、上にいる」という意味です。

21SECTION 21

実際の1か月に、当ててみます

同梱データで、11銘柄がそろう最後の月です。2026年7月の確定した月足で、そのまま計算しました。

US500
z +1.60 買い
USDCHF
z +1.07 買い
GBPJPY
z +0.93 買い
USDCAD
z +0.92 買い
AUDJPY
z +0.81 買い
中央値
USDJPY
z +0.75 建てません
AUDUSD
z +0.68 売り
AUDNZD
z +0.64 売り
GBPUSD
z +0.34 売り
NZDUSD
z +0.28 売り
XAUUSD
z −0.48 売り

横に切ります。1本ずつの高さではなく、11本の中での高さで決めます。

この月は、11本のうち10本が z > 0 でした ── ほとんどが「自分の平均より上」です。
それでも、下の半分は売ります。比べているのは自分の過去ではなく、隣の10本だからです。
ちょうど中央値に当たった1本は建てません。11本なので、毎月、買い5本・売り5本・建てない1本になります(米国株価指数が下の半分に来た月は、売りにせず建てないので、買い5本・売り4本・建てない2本)

22SECTION 22

枚数で数えません。リスク量で数えます

信号は「向き」だけです。「いくら建てるか」は、別に決めます。

建玉 = 信号 ÷ 直近36か月の月次ボラティリティ

よく動く銘柄は小さく、あまり動かない銘柄は大きく建てます。
だから、どの銘柄も、同じくらいのリスク量になります。
同梱データの直近36本で、いちばん動く銘柄と、いちばん動かない銘柄の差は 3.34倍。枚数をそろえると、リスクは 3倍以上ばらつきます

23SECTION 23

利益から逆算しません。谷から逆算します

先に「1年でどこまで沈んでよいか」を決めます。そこから、建玉の全体の大きさを引きます。

谷の予算係数年率いちばん悪い年暦年の谷超過通期の谷必要資金
10%0.0306+5.33%1994年 −7.41%9.97%(1994年)0/52年12.32%7,716,926円
20%0.0635+11.01%1994年 −14.91%19.97%(1994年)0/52年24.61%3,718,708円
30%0.0990+17.04%1994年 −22.46%29.98%(1994年)0/52年36.82%2,385,232円
40%0.1347+22.93%1994年 −29.52%39.98%(2020年)0/52年48.03%1,753,066円
50%0.1684+28.29%1994年 −35.73%49.98%(2020年)0/52年57.68%1,402,244円

52暦年のうち、予算を超えた年は 0年です。

これは「そう作ってある」からです。自慢ではありません。建玉の全体を、暦年の谷が予算に収まる最大の係数から逆算しています。

24SECTION 24

予算を変えると、どう変わるか

谷の予算係数年率暦年の谷通期の谷必要資金
10%0.0306+5.33%9.97%12.32%7,716,926円
15%0.0468+8.14%14.99%18.49%5,045,682円
20%0.0635+11.01%19.97%24.61%3,718,708円
25%0.0809+13.98%24.98%30.73%2,918,887円
30%0.0990+17.04%29.98%36.82%2,385,232円
35%0.1179+20.18%34.99%42.88%2,002,866円
40%0.1347+22.93%39.98%48.03%1,753,066円
45%0.1516+25.65%44.99%52.98%1,557,638円
50%0.1684+28.29%49.98%57.68%1,402,244円

予算を半分にすると、年率もおおよそ半分になります。

予算50% で年率 +28.29%、予算20% で +11.01%、予算10% で +5.33%。
建玉の全体を、そのまま縮めているからです。
「谷を浅くして、利益はそのまま」ということはできません。そう書いてある商品があれば、どこかに無理があります。

25SECTION 25

槍は、11本あります

3つの資産クラスに分けて、クラスの中で平均し、クラス間で平均します。

クラス銘柄建て方51.5年の損益シェア
株式USUS500(米国株価指数)1本買いのみ+51.3%
商品XAUUSD(金)1本買いも売りも+44.0%
為替AUDUSD USDCAD USDCHF GBPUSD USDJPY
NZDUSD GBPJPY AUDJPY AUDNZD
9本買いも売りも+4.7%

利益の 95% は、株と金から出ています。

株式US +51.3%/商品(金) +44.0%/為替 +4.7%
為替9本は、稼ぐ役ではありません。中央値を作り、ばらつきを散らす役です。
だから、為替だけの口座では回りません。第55節に、265通りぶんの記録を置きました。
そして、為替を外しても回りません(株と金だけで 0.5058)。

26SECTION 26

なぜ月足なのか

1確定した終値だけを見ます。月足が確定してから、1回だけ判定します
2作業は月に1回・10分です。毎日見る必要がありません
3売買が少ないので、コストに強くなります。年 21.5往復。ただしコストを2倍にすると、シャープは 0.6864 まで落ちます(線 0.70 の下)
4スリッページの影響が小さくなります。月足1本の値幅に対して、数pipsのずれは小さいためです

第 3 部

51.5年の数字

27SECTION 27

51.5年・618か月の、全部の数字

シャープレシオ 1.0046 
シャープは、条件の線(1.00)のすぐ上です
年率 / 年率ボラティリティ+28.29% / 29.30%
暦年でいちばん深い谷49.98%(2020年)/ 予算を超えた年 0/52年
t値7.21
プロフィットファクター2.903(95%区間 2.03〜3.91)
勝率34.4%(10回のうち6回以上は負けます)
売買 / 平均保有21.5往復(1,105回)/ 5.49か月
建玉のある銘柄平均 9.81 / 総建玉 5.76倍
10年区切り5区間1.418 / 0.776 / 1.286 / 0.806 / 0.748
2015年以降0.7484
組み立てに使っていない期間(2022-03〜)1.6214(t値 3.44)
コスト2倍 / 4倍0.6864 / 0.0431
2倍で、条件の線(0.70)の下に落ちます
デフレーテッド・シャープ0.965509
PBO(12,870通り)6.25%
28SECTION 28

52暦年、全部出します

1975
+26.4%
1976
+34.9%
1977
+30.7%
1978
+82.7%
1979
+162.2%
1980
+89.6%
1981
+11.7%
1982
+45.2%
1983
+26.4%
1984
+8.3%
1985
+71.8%
1986
+106.3%
1987
+50.8%
1988
−11.2%
1989
+36.0%
1990
−25.2%
1991
+26.4%
1992
+11.0%
1993
+33.9%
1994
 ← 52年でいちばん悪い年
−35.7%
1995
+136.2%
1996
+65.5%
1997
+205.4%
1998
+14.1%
1999
+23.5%
2000
−11.7%
2001
−8.7%
2002
+36.5%
2003
+51.2%
2004
+7.6%
2005
−6.4%
2006
+26.6%
2007
−0.6%
2008
+8.8%
2009
+33.7%
2010
+30.8%
2011
+8.3%
2012
−9.4%
2013
+137.0%
2014
+15.7%
2015
+0.1%
2016
+10.1%
2017
−3.6%
2018
−33.2%
2019
+59.8%
2020
+21.3%
2021
+9.1%
2022
−7.9%
2023
+0.9%
2024
+93.7%
2025
+120.6%
2026
+31.5%

中央のたて線が 0% です。左がマイナス、右がプラス。右の目盛りは +210% で切ってあり、先が尖っている棒は、その外まで伸びている年です(数値は右端のとおり)。

29SECTION 29

51.5年を、10年ずつに切ってみます

1.4179
0.7764
1.2860
0.8064
0.7484
0.60
1975〜1984
1985〜1994
1995〜2004
2005〜2014
2015〜2026

縦軸の起点は 0.60 です(0 からではありません)。色は、混ぜた割合を表しています。

10年ごとのシャープレシオは、上がったり下がったりしています。

1.418 → 0.776 → 1.286 → 0.806 → 0.748
最初の10年と、1995〜2004年が高く、あとの3区間は 0.75〜0.81 です。
それでも、5区間とも 0.60 を超えています(この本が自分に課した条件のひとつです)。

30SECTION 30

まぐれでないことを、検査に当てました

検査1 8つの条件を、回す前に決めたか決めてあります
第18回の事前登録(SHA-256つき)で、168通りを回す前に。採用の規則も、回す前に決めてあります
検査2 その8つを、全部通ったか6つ通り、2つ落ちました
落ちたのは C6(負け年 11年)と C7(コスト2倍で 0.6864)。168通りのうち、8つとも通ったのは 0通り
検査3 まぐれで届く高さを超えたか1.0046 対 0.7381
試した2,015通りで割り引いた線。+0.2665 の余裕で超えています
検査4 コストを2倍にしても残るか0.6864
符号は正のままですが、線(0.70)の下です。4倍では 0.0431
検査5 選び直しの当たり外れ(PBO)6.25%(168通り・12,870通りの入れ替えで)
検査6 組み立てに使っていない期間で残るか1.6214(2022年3月〜・t値 3.44)
ただし、2024年・2025年を含む数字です(第42節)

やさしく言うと ── 「まぐれで届く高さ」というのは

たくさん試せば、実力が無くても、たまたま良い数字が出ます。2,015通りも試せば、シャープ 0.7381 くらいまでは偶然に届きます。
だから、その線を先に引いてから見ます。この商品は 1.0046 ── 線を超えています。

31SECTION 31

勝ちの合計は、負けの合計の 2.903倍です

勝率は 34.4%10回のうち6回以上は負けます。それでも合計が残るのは、勝ちの1回が大きいからです。

プロフィットファクター2.903
その95%区間2.032 〜 3.912
ブートストラップ2,000回。下端が 1.0 を大きく上回っています
取引の数1,105回(51.5年・年 21.5回)
勝率34.4%
平均の保有5.49か月
同じ11銘柄・ハル移動平均線 期間2PF 1.845・取引 3,528回・保有 1.7か月

PF が高いのは、保有が長く、売買が少ないからです。

12か月の帯は、2か月の傾きより、ゆっくり動きます。
だから同じ11銘柄でも、取引は 3,528回から 1,105回に減り、保有は 1.7か月から 5.5か月に伸びます。
PF は「1回の勝ちが大きいか」の数字であって、「ブレが小さいか」の数字ではありません。

32SECTION 32

11銘柄のうち、どれが稼いだのか

51.5年の損益を、銘柄ごとに分けた表です。コスト込み。合計を100%としています。

1US500 51.32%
2XAUUSD 44.03%
3GBPJPY 2.11%
4NZDUSD 1.95%
5USDJPY 1.45%
6AUDUSD 0.44%
7USDCHF 0.11%
8GBPUSD 0.01%
9USDCAD −0.03%
10AUDJPY −0.17%
11AUDNZD −1.22%

稼いだのは、ほぼ 米国株価指数と金の2本です。

US500 が 51.32%、XAUUSD(金)が 44.03%。合わせて 95.35%。為替9ペアを全部たしても、残りの 4.65% です。
では、為替は要らないのか ── 要ります。為替9本は「その月の中央値」を作る役です。外すと、切る位置が決まらなくなり、シャープは 0.5058 まで落ちます。稼ぐ役と、切る位置を決める役は、別です。

第 4 部

買う前に

何が届いて、何が届かないか

33SECTION 33

毎月、何をするのか ── 10分の手順

やること目安
111銘柄の、確定した月足の終値を表に1行足す1分
2各銘柄で z =(終値 − 12か月平均)÷ 12か月の標準偏差 を出す2分
311本の z を並べ、中央値より上を買い・下を売りにする(米国株価指数は買いのみ)1分
4直近36か月の月次ボラで割って、建玉を出す2分
5クラス内で平均 → クラス間で平均 → 予算の係数を掛ける2分
6いまの建玉との差だけを、発注する2分
34SECTION 34

買ったあと、あなたの月は、こうなります

1
月のはじめ(前月の月足が確定してから)
11銘柄の終値を、表に1行足す ── 1分
2
z を出して、11本を並べる
パネルなら自動。表計算でも、式は2本 ── 3分
3
建玉を出す
ボラで割って、クラスで束ねて、予算の係数を掛ける ── 4分
4
差だけ発注する
いまの建玉との差だけ。全部建て直しません ── 2分
5
あとは、何もしません
次の月まで、画面を見る必要はありません

合計10分。月に1回だけです

いちばん難しいのは、何もしない月です。

この手法は、年に21.5回しか往復しません。平均の保有は5.49か月です。
建玉が動かない月が続きます。

35SECTION 35

何が届くのか

1ロジック手法書(本体)計算式・毎月の手順・表計算での組み方・較正表17点・裁量判断16件
2MT5計算パネルのソース.mq5 のまま。ご自身でコンパイルします。中身を読んで直して構いません
3予算別の設定ファイル10%/20%/30%/40%/50% の5本。読み込むだけ
4検証の再現パッケージ11銘柄の月次データ51.5年ぶん + 検証スクリプト。この本の数字を、手元で出し直せます
5登録文書と、落ちた回の記録第1〜20回の指紋(SHA-256)と、第7回・第9〜20回の結果。2,015通りの帳簿
6ボリンジャーバンドの調査報告この第1部で使った出典と、原文の主張とこちらの実測の照合表
7口座の実測8社を1社ずつ調べた記録と、この形が建つ2社・建たない6社の数字
8同梱物の自己点検1つのコマンドで、書いてあることと入っているものが合っているかを確かめます
36SECTION 36

向いている方と、向いていない方

向いています月に1回・10分で終わる形を探している方/数字の出どころを自分で確かめたい方/谷の深さを先に決めてから始めたい方/為替9ペア・金・米国株価指数がそろう口座を持てる方
向いていません毎日の売買がしたい方/勝率の高さを求める方(この手法は 34.4% です)/谷が 49.98% 沈む年に耐えられない方/為替だけの口座しか持てない方)
37SECTION 37

超ボリンジャーバンドの中身を、全部お渡しします

出すもの計算式/毎月の手順/表計算の式/較正表17点/11銘柄の月次データ51.5年ぶん/検証スクリプト/登録文書の指紋(第1〜20回)/落ちた回の記録/学術検証の照合表/落ちた2つの条件
出さないものありません

「書いてあることと、入っているものが合っているか」も、確かめられます。

python3 audit_package.py ── 1秒で終わります。
手法書の数字が検証スクリプトの出力と合っているか/設定ファイルの係数が較正表と合っているか/登録文書の指紋が一覧と合っているか/計算パネルに、発注・外部DLL・認証・期限の仕掛けが入っていないこと/試した通り数(2,015)の帳簿が、どの文書でもそろっていること。

わたしの言葉ではなく、あなたの手元の実行結果で確かめられる形にしてあります。

38SECTION 38

超ボリンジャーバンドの価格について


49,800円。この出品先の売れ筋上位(49,800〜78,800円)と同じ価格帯にしました。

筆者はまだ無名のため、より多くの方に手に取ってもらうために、お求めやすい価格にしなくては、誠意ある対応とは言えないと思ったからです。

中身に自信があるからこそ、より多くの方に試していただかなくては、その価値を後世に継承すらできない。それでは何の意味も無いです。

この本が渡すもの計算式・毎月の手順・表計算の組み方・較正表17点・裁量判断16件・11銘柄の月次データ51.5年ぶん・検証スクリプト・2,015通りの帳簿・落ちた回の記録
渡さないものありません。
買い切りです毎月のお支払いはありません。更新料もありません。「毎月更新します」といった約束を、こちらからはしません
なぜその約束をしないか実行できない約束を、書かないためです。この本の値打ちは、更新され続けることではなく、51.5年ぶんの検証が、いまこの瞬間に手元で出し直せることにあります
39SECTION 39

よくあるご質問

Q.ボリンジャーバンドは、MT4/MT5 に入っていますか。

標準で入っています。この本の z は、端末のボリンジャーバンドの %b から z = 4×%b − 2 で出せます。この本には、MT5用の計算パネルのソース(.mq5・認証なし)も同梱しています。ご自身でコンパイルして、中身を読んで、直して構いません。

Q.サインは、あとから塗り替わりますか(リペイント)。

塗り替わりません。この本が使うのは、確定した月足の終値だけです。月が終わってから計算するので、あとから変わる数字がありません。付属のパネルも、進行中の今月の足は読まず、直近の確定した月足だけを読みます。

Q.MT4 でも使えますか。

手法は使えます。z は端末のボリンジャーバンド(期間12・偏差2)の %b から z = 4×%b − 2 で出せますし、表計算だけでも回ります。付属の計算パネルは MT5 用(.mq5)です。MT4 用のパネルは同梱していません。

Q.期間12は長すぎませんか。各社の初期値は20(日足)です。

月足の12か月なので、日足の初期値20(約1か月)より、ずっと長い窓です。この本が期間12を採ったのは、期間 2・3・6・12 を同じ規則で全部測った結果です。期間12が 1.0046、期間2が 0.9669。ただし12は、測った4つの端です。

Q.勝率が34.4%では、精神的に続きませんか。

10回のうち6回以上は負けます。それが続けられない方には、向いていません。この手法が残るのは、勝ちの1回が大きいからです(プロフィットファクター 2.903)。月に1回・10分しか触らない設計にしてあるのは、そのためでもあります。

Q.サポートはありますか。

個別のご質問への回答は、本書と同梱ファイルの範囲です。相場の見通し、個別の銘柄の売買時期・数量についてのご質問には、お答えできません(当方は金融商品取引業者ではありません)。

超(スーパー)ボリンジャーバンド ── ロジック手法書

毎月1回、約10分。

49,800円

買い切り | 電子書籍(ロジック手法書)


51.5年・618か月2,015通り測って残った1つ月1回・10分検算スクリプト同梱8条件のうち6つ ── 落ちた2つも先に書く
40SECTION 40

ご注意

本製品の著者・販売者は、金融商品取引業者ではありません。本製品および付属ファイルは、投資判断の材料となる情報と計算手順を提供するものであり、特定の銘柄の売買時期・数量その他の投資判断について助言を行うもの(金融商品取引法上の投資助言・代理業)ではありません。

本製品が扱う株価指数・金・為替等の取引には、価格・金利・為替の変動によるリスクがあり、元本を割り込むことがあります。証拠金を用いる取引では、預託した証拠金の額を超える損失が生じることがあります。取引を行うかどうか、およびその内容は、ご自身の判断と責任でお決めください。

本書に記載した数値は、記載の期間・データ・条件のもとで計算した過去データ上の値であり、実際に運用した記録とは別のものです。売買コスト・スリッページなど、実際の取引でのみ生じる要因は完全には反映されていません。将来の結果を示すものでも、約束するものでもありません。

本製品は、年間のドローダウンが選んだ予算の範囲に収まることを目標に建玉の大きさを先に決める設計ですが、これは51.5年の過去データ上での設計値であり、将来の谷の深さを保証するものではありません。暦年の谷は、月末の残高で測った値に1.26を掛けて月の途中の谷に直した値です。

本製品は、著者が自らに課した8つの条件のうち6つを満たし、2つ(暦年で負けた年の数、およびコストを2倍にしたときのシャープレシオ)を満たしていません。その旨を本ページの最初の節に記載しています。

必要資金の目安は、刻み0.01・円建て・1ドル150円の参照口座での計算値です。「契約サイズ」は同じ銘柄でもブローカーによって10倍・100倍違います。

Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)は John Bollinger 氏の登録商標であり、本製品はその名称を計算方法を指すためにのみ用いています。本製品は同氏および関係する団体とは、提携・監修・推奨その他いかなる関係もありません。MetaTrader 5 は MetaQuotes Ltd. が提供する製品で、当方とは関係ありません。本ページに挙げた取引端末・証券会社は、いずれも推奨するものではありません。

個別のご質問への回答は、本書と同梱ファイルの範囲です。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任でお願いいたします。

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