【フジトミ】日経平均続伸、円高基調一服と米株高が追い風
日経平均株価は続伸し、前日比63円33銭高の1万8418円59銭で取引を終了した。前日の米株高と円高基調の一服感から、堅調推移となった。一方で、地政学リスクへの警戒感や、日米経済対話の動向を見極めたいとするムードが上値を抑える展開となった。米国のペンス副大統領は、北朝鮮への対応について、あらゆる選択肢があり得るとの認識を示した上で、トランプ大統領は日本、中国、韓国と協力して平和的な解決を模索する意向と明らかにしたが、市場への影響は限定的であった。
TOPIXも続伸して、前日比5.84ポイント高の1471.53で取引を終えた。東証1部の売買代金は1兆7744億円、売買高は15億7522万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1494、値下がりは415、変わらずは106銘柄だった。
日経先物6月限は6日ぶりの反発(80円高の18440円)となり、5日線(18400円)を回復して終えた。終値ベースで転換線(18520円)を上回れば、10日高値(18850円)が目先のメドとなる。一方で、地政学的リスクなどで下落基調となれば、下値メドは17日安値(18190円)を意識する展開が想定される。
https://www.fujitomi.co.jp/?p=14571
☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740
× ![]()