「避けるべきこと ― 複数枚を持って市場に参入し、多様な仕切りにより撤退すること」(『魔術師たちの心理学』より)
昨日に引き続き、
トレーリングストップについて書かれた部分の言葉より。
手仕舞いでやらない方が良いことについて述べられています。
「避けるべきこと ― 損失を免れるために設計されてはいるものの、「損は小さく、利を伸ばせ」という、取引の黄金律に完全に反する手仕舞いが一つある。その手仕舞いは大きな損失と小さな利益を生じさせる。この種の手仕舞いは、複数枚を持って市場に参入し、多様な仕切りにより撤退していくものである。例えば、300株で取引を始め、300枚すべてについて損益が均衡したとき、そのうち100枚を売ることになるかもしれない。その後別の100株を500ドルの利益を出して売り、残りの100株を大きな利益のために保持するかもしれない。短期トレーダーは、この種の戦略をしばしば用いる。生理的レベルでは、この種の取引は、利益を「保証している」ように見えるので、合理的に映る。しかし、このような手仕舞いを真に研究するならば(しかも距離を置いて)、この種の取引がいかに危険であるかが理解できるだろう」
うわっ、私まさにやっています。。。
「利益が乗ってきたきたけど、直近高値付近だなぁ・・・、ダブルトップを付けて降りてきそうな気がするな・・・、でも高値を抜いていったら悔しいし・・・、よし!半分だけ利確しておこう!」、みたいな。
それから、こんなのケースもありますね。
「逆行されてナンピンしちゃったなぁ、でも順行してきたぞ、いまならブレークイーブンだな・・・、このまま順行されると悔しいし・・・、よし!半分だけポジションを確定しちゃおう!」、みたいな。
自分のルールからは逸脱して、ブレまくりです。
不安やら恐怖やらの感情に負けてるんですかね。
過去検証でも部分利確は検証してませんでしたし・・・
検証していないことを実弾でやっているということになりますね。
やってることが無駄に複雑になってるし・・・
よし!もう逃げの部分利確は卒業しよう(笑)
ではまた次回。
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