Color horizontal Lineのご紹介
1.
概要
チャートにサポート/レジスタンスラインを引くことは、トレードにおいてとても重要です。
MT4の標準機能で、水平線を引くことが出来ますが、線の色や太さ等を自分の好みに自在に変更することが面倒です。
そこで、ワンタッチで、線の色や太さ種類を変更できる、水平線描画に特化したインジケータを作成しました。
2. 機能
(ア)
線の色をワンタッチで変更できます。
線の色は、Red,Orange,Gold,Yellow,Magenta,Lime,Aqua,DeepSkyBlue,Blueの9色から選べます。また各色は設定で自由に変更できます。
(イ)
線の太さをワンタッチで変更できます。
線の太さは、細、中細、中、中太、太の5種類から選べます。
(ウ)
線の形をワンタッチで変更できます。
線の太さが一番細い場合に限りますが、SOLID,DASH,DOT,DASHDOT,DASHDOTDOTの5種類から選べます。
3. 設定パラメータ
(ア) sep 1行目の表示間隔
(イ) sep2 2行目の表示間隔
(ウ) sep3 3行目の表示間隔
(エ) CL1 ラインの色1(Red)
(オ) CL2 ラインの色2(Orange)
(カ) CL3 ラインの色3(Gold)
(キ) CL4 ラインの色4(Yellow)
(ク) CL5 ラインの色5(Magenta)
(ケ) CL6 ラインの色6(Lime)
(コ) CL7 ラインの色7(Aqua)
(サ) CL8 ラインの色8(DeepSkyBlue )
(シ) CL9 ラインの色9(Blue)
(ス) 文字色 2行目の文字色(Silver)
(セ) 文字色2 3行目の文字色(Silver)
(ソ) FontSize フォントのサイズ(11)
(タ) corner 表示コーナー(0)
(チ) x_org 水平表示位置(10)
(ツ) y_org 垂直表示位置(18)
4. 使い方
(ア)
通常のMT4の操作(挿入→ライン→水平線)、または水平線作成のボタン で、新しい水平線をチャートに挿入します。
(イ)
水平線マウスでダブルクリックして、選択状態にします。(両端に印が付きます。)
(ウ)
色の変更
カラーボタンをマウスでクリックすると、選択した水平線の表示色がクリックした色に変わります。
(エ)
線の太さの変更
[細]、[・]、[中]、[・]、[太]をクリックすると、トレンドラインの太さが5段階に変わります。
(オ)
線種の変更
線の太さが一番細い場合に限りますが、Solid,Dash,Dot,DD,DDD
をクリックすると線種が変わります。
Solid SOLID
Dash DASH
Dot DOT
DD DASHDOT
DDD DASHDOTDOT
(カ)
文字色
2行目および3行目の文字色が変えられます。
デフォルト設定は、黒の背景に適した設定(銀色Silver)になっています。
背景が白など明るい色の場合は、見やすい別の色に変更してください。
(キ) corner
表示するコーナーです。0で左上、1で右上、2で左下、3で右下になります。
デフォルト設定は、0になっています。
他のインジケータ表示部と重なるようであれば、変更してください。
5. 事例1
下の図は、NZDUSDの15分足チャートです。
右肩上がりの上昇トレンドにトレンドラインを引いてみました。
太い赤色の水平線は、日足のチャートで引いた水平線です。中太の黄色水平線は、4時間足のチャートで引いた水平線です。細い緑色の水平線は、15分足のチャートで引いた水平線です。
移動平均線は、SMA20,SMA75,SMA200の3本を引いています。
現在、2本の緑色の水平線の間でレートは推移しています。日足チャートで引いた太い赤色の水平線は、強いサポートラインとなるので、仮にレートが下がってきても、この赤色水平線で跳ね返る可能性が高いと見て取れます。
事例2
CADJPYの15分足チャートです。
太い赤色水平線は、週足チャートで引いた水平線です。黄色の水平線は、4時間足チャートで引いた水平線です。
緑色の水平線は、15分足チャートに引いた水平線です。
移動平均線は、SMA20,SMA75,SMA200の3本を描いています。
右肩上がりに引いた紫色のトレンドラインは、4時間足で上昇トレンドラインを引いたものですが、既にCADJPYのレートは、このラインを割っています。
今のところ、2本の緑色の水平線の間を推移していますが、今後は、このラインを割って下落しそうな気配が見えてきます。
従って、次なる戦略としては、緑色の水平線(87.081)をサポートラインとし、これを下に割ってきたら、「売り」でエントリーするということになるわけです。
事例3
USDCADの事例です。
チャートは15分足です、日足で太い赤色水平線を引き、4時間足で黄色の水平線を引いています。緑色の水平線は、15分足チャートで引いた水平線です。
紫色の上昇トレンドラインは、4時間足で引いたものです。レートは既に1か月以上(2021/6/11 ~ 2021/7/16)も継続して上げ続けてきているのですが、トレンドラインからの乖離もまだ大きいままで、このままさらに上げ続けそうな気配です。ただ、日足の太い赤色水平線がすぐ上にあるので、この水平線がレジスタンスラインになって、揉み合いになるかもしれません。ただ、長期足を見ると、まだまだ上に伸びる余地が十分ありますので、太い赤色水平線の1.26321を抜けてくれば、「買い」でエントリーします。
6.まとめ
このように、水平線を引くことによって、相場の状況を視覚的に分かりやすく捉えることができるようになります。インジケータColor Horizontal Lineは、貴方のトレードライフの大きな味方になることでしょう。
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