日本語

メタクオーツ・ジャパン 日本上陸記念! 取材記事


本格リリースを近日に控えている状況のため、ご存知の読者も少ないと思いますが ひっそりと、しかし、確実に日本のFXマーケットの歴史を塗り替えるであろう MT4のメタクオーツ社が日本法人を開設しました。 本日は、メタクオーツ・ソフトウェア・コープのアジア・パシフィックのヘッド(総責任者)を務めるエリック・リー氏、その日本法人である株式会社メタクオーツ・ソフトウェア・ジャパンの光本斉生社長に、今この時点で日本に進出した理由などを取材しました。
記者 本日は、お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。この度の日本進出について日本のMT4ユーザーの方々も大注目なさることは間違いありませんので、詳細をお伺い出来ればと思います。
記者 今回、日本に法人を起ち上げた主な理由は何ですか。
エリック・リー ヘッド 主にMT4を採用するFX会社様、証券会社様のB向けサポートと、MQL5 https://www.mql5.com サイトを中心として日本のエンドユーザー(投資家)対応を強化するという2点です。 B向けサポートは、今まで日本の顧客企業に対しても英語でのサポートを行なっていたことが、日本での普及の障壁になっていたことは否めません。社長の光本を中心に、これからは日本語でのサポートを行なうことで既存の顧客企業もMT4の開発が容易になり、また、新規顧客開拓も進むと考えています。 エンドユーザー(投資家)対応は、MQL5を日本語化し、コミュニティでのQAも日本語対応することでEAやインジケーターを開発するエンドユーザー、使用するエンドユーザーの拡大に繋がると思っています。 エリック・リー ヘッドと光本社長
記者 日本語対応の強化で日本のFX業界におけるシェアはどの程度まで上昇させることが出来ると思いますか。
エリック・リー ヘッド、光本社長 アジア・パシフィック部門としては、当面は70%を目標に考えておりますが、さらに将来においては80%、90%と高めて行けると思っています。 実際にオーストラリア、ニュージーランド、香港、インドネシアのマーケットでは、90%程度のシェアを確保しています。 FX事業者にとって導入コストが安いメタクオーツの製品の採用がもっと進む可能性は高いでしょう。
記者 現在の日本におけるシェアは既に20%もあると聞いています。エンドユーザーである投資家がMT4を直接利用する以外に、実は、投資家が使用する取引ツールが一見オリジナルのWeb取引システムであっても裏側でMT4が動いているケースもあるそうですね。 ところで、今後MT4はスマートフォンやWeb上でEAが動くなど、ダウンロード型ソフトウェアの域を超えて発展して行くのでしょうか。
エリック・リー ヘッド それは今のMeTaTraderにおける基本思想とテクノロジーでは不可能だと考えています。 EAやインジケーターのプログラムをMT4サーバや外部のクラウド上に置いて顧客の口座で売買を行うことは国々によって金融規制が様々ありますので、現時点では考えておりません。 FX事業者にMT4を提供するメタクオーツの開発パートナー会社が、そのようなサービスを提供していますし、今後のその役割分担は続きます。
記者 MQL5は、コードベース、フォーラムなどが人気になると思いますが、最も注力するのはどのサービスですか。
エリック・リー ヘッド まずは、「マーケット」でEAの流通が活性化することです。そして、次に他のトレーダーのトレードを追随できる「シグナル」です。 ただし、それらを中核にしながらも重要な機能は「コミュニティ」、「ニュース」、「ブログ」です。 メタクオーツ社は10年程の歴史の中で常に発展して来ましたが、利用ユーザーも新世代の若いお客様が増えています。 そのお客様達は、ユーザー同士のコミュニケーションでEAやインジケーターを共有したり進化させたりということを好んで行いますので、情報交換や情報サービスが重要になるのです。 また、開発者がEA、インジケーターなどの開発を受注できるクラウドソーシング「フリーランス」も伸ばして行きたいですね。 エリック・リー ヘッドと光本社長

記者 MQL5にはお問合せ窓口がありますが、エンドユーザーからの問い合わせにもサポートする体制があるのでしょうか。
エリック・リー ヘッド はい、あります。 お問合せ窓口もそうですが、コミュニティ内部でもメタクオーツ社の日本語が出来るスタッフやメンバーが疑問の解決に手を貸してくれます。
記者 丁度、MT4でアラート(Expertsに表示される文言)の日本語が文字化けする問題を相談したかったのですが、それは「コミュニティ」で質問すれば解決が早そうですね。
記者 最後に、日本のお客様へ最もアピールしたい事を教えてください。
エリック・リー ヘッド、光本社長 ぜひ、夢のようなEAをMQL5で手に入れたり、開発して素晴らしい投資リターンを実現させていただきたいです。 また、MQL5の「コミュニティ」に登録して、新しい情報や知識に触れていただきたいと思っています。
記者 本日はありがとうございました。 アジアのみならず欧米でもMT4の普及は進んでいることは何となくイメージとしてありましたが、実際にシェア80%以上というお話は衝撃的でした。 安い導入コスト、優れたチャート機能、自動売買機能を考えれば当然と言えるのかもしれません。 他方、日本でのMT4の普及は低く、2,3年前と比べても採用する事業者は寧ろ減少しています。 しかし、今回の事業者向け日本語対応の強化、MQL5の日本語化によって一気に飛躍する可能性が高いと感じました。 written by hayakawa