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今週の相場見通とポイント:出島FXワールド

■ドル円の先週の動き 先週は12/22(月)にドル売りが一服し、2ヶ月連続の日本の貿易収支赤字を受けた売りもあって終値で90円台を回復。火曜日に米GDP確報値後に材料出尽くしで安心感が広がり、90.97円の6日ぶりの高値をつけるものの、水曜日に91円目前で上値も重く方向感を欠いたポジション調整に終始。木曜日は海外市場が休場でもみ合いに終始し小幅な動きが続き、金曜日は91円の節目を突破できず、引き続き方向感なく膠着した状態で終わりました。
出島昇
■今週のドル円の見通し 先週はクリスマスウィークで閑散とした状況が続いた週でした。調整によるドル買い戻しとオプションに絡んだドルの防戦売りの板ばさみで方向性が出づらく、薄商いの中で瞬間的な変動は見られるものの、トレンドにまで発展する動きにはなりませんでした。 今週は、年末年始ということで引き続き閑散と予想する向きが多いようですが、今週も大晦日の日本市場休場から始まって、1日2日は休場が多く市場参加者が少ない中で動きが鈍くなることも考えられます。 今週注目される米景気指標の発表の中では、12/31(水)発表の新規失業保険申請件数、1/2(金)の米ISM製造業景況感指数が注目。「米景気の悪化は織り込み済み」とする見方も増えてきている一方で、「底入れ感はまだ出ていない」との声もあり、こうした状況下では、値動きを予測するというよりもマーケットの反応に素直に便乗してゆくスタンスが年末年始は特に無難だと思います。 ドル円以外の売買をなさる方も、今週は指標を軸にするのではなく、各通貨のテクニカル状況や通貨間の力関係をベースに分析とシミュレーションを行うのが良いでしょう。 ■先週のユーロ円の動き 12/22(月)は東京市場から126.61円まで堅調な動きを見せたものの、その後はジリジリと値を下げ、火曜日には市場参加者が減少する中を終盤にドル円の上昇につれて126.98円の高値をつけました。水曜日はクリスマス休暇入りで材料難となり126円台で終始小動き、木曜日は海外市場が休場。金曜日に仲値算定へ向け127.27円まで上昇した後は127円前後での推移となりました。 ■今週のユーロ円の見通し 今週の経済指標は、ドイツの消費者物価指数や製造業物価指数が控えている程度で、大きな動きに発展する動きは想定しづらく、現在のトレンドが継続するものと考えます。 ■今週の想定レンジ ■今週のドル円の想定レンジ:最大92円~87円 テクニカル的な視点からは、ドル円は長期線と中期線は依然下向きなのですが、短期線が上向きになっている点には注意が必要です。一目転換線を上抜けして、短期的な上値余地は基準線92円台前半まで拡大しています。一方で中期的な上値抵抗線は91円台後半に位置しています。 従って、今週のドル円の短期投資の戦術としては、仕掛け的な買いなど突発的なドル買いで92円台前半までを前提としながらも、基本は戻り売りに徹し、週足レベルでの高値からの上ヒゲ形成初動での売り参入がベターと思います。また、下値はボリンの▲2σが87円前半でやや下方に推移していることから、目先90円割れ、次に12/1の安値87.11円までの下げが想定されます。 ■今週のユーロ円の想定レンジ:最大131円~125円 ユーロ円は一目の雲に突入後は、下値を転換線にサポートされながら上方に推移する強い動きを見せています。 上値メドとしては雲上限の135円台後半としたいところですが、今週は年末年始で市場参加者も減少し値動きも乏しくなりがちな時期であることから、下値は底堅いながらも上値は131円台で頭打ちとなる確率が高いと思います。なお下値は想定外の下ブレがなければ転換線の位置する125円前後と見ています。 詳細な分析、具体的売買価格&タイミングのご案内こちらから! 出島FXワールド