スキャルピングEAの結果を左右するスプレッドを比較しよう

スキャルピングEAの結果を左右するスプレッドを比較しよう


スプレッドとは買値(Bid)と売値(Ask)の差額のことです。スプレッドは取引会社が自由に設定することが可能で、このBidとAskの差額が取引会社の利益になります。 トレーダー側から見れば出来るだけ安いレートで買って高いレートで売った方が多くの利益を取ることが出来ます。すなわち狭いスプレッドの取引会社を選ぶことが重要になってきます。 特に取引回数が多かったり、スキャルピングをするトレーダーはスプレッドの影響をモロに多く受けることになります。 スプレッドの幅がスキャルピングEAにどれだけ影響するか実験してみました。 まず、スプレッドを1.0pipsでのバックテスト。 ・総損益 6808.54 ・プロフィットファクター 1.67 ・最大ドローダウン 279.47 (2.13%)


続いて3.0pipsでのバックテスト結果です。 ・総損益 4054.67 ・プロフィットファクター 1.36 ・最大ドローダウン 381.47 (2.99%)


最後はかなり広めの5.0pipsでバックテストした結果です。 ・総損益 1297.23 ・プロフィットファクター 1.10 ・最大ドローダウン 779.74 (7.07%)


やはりスキャルピングEAはスプレッドの結果をかなり受けているのがあわかります。特に5.0pipsまでスプレッドを広げてしまうと収益曲線のグラフの形まで変わってしまってとても実運用する気にはなれません。 一方1.0pipsのバックテストではドローダウンも少ないので大きなロットで取引してもいいかなという気にさせられます。 これほど重要なスプレッドを選ぶ基準として、fx-onのサイト内に有用なページがあるのでご紹介します。
スプレッド比較
fx-onのスプレッド比較では以下の8社のスプレッドを比較することが出来ます。 ・OANDA JAPAN(リアル口座) ・FXトレードフィナンシャル(リアル口座) ・楽天証券(デモ口座) ・外為ファイネスト(リアル口座) ・FOREX.com(JP)(リアル口座) ・アヴァトレード(リアル口座) ・アリーナFX(リアル口座) ・セントレードFX(デモ口座)
楽天証券とセントレード証券はデモ口座ですが、他の取引会社はすべてリアル口座のスプレッドを比較することが出来ます。比較可能な通貨ペアは以下の10通貨ペアと普通にトレードするのには十分だと思われます。マイナーな通貨ペアをトレードする場合にはちょっと物足りないかもしれませんけど(^-^; ・USD/JPY ・EUR/JPY ・EUR/USD ・GBP/JPY ・GBP/USD ・AUD/JPY ・AUD/USD ・NZD/JPY ・CAD/JPY ・CHF/JPY
画像のようにスプレッドの推移をグラフ表示で比較することが出来るのが非常に便利です。表示期間を狭くすることで一日のスプレッドの変化を見ることも出来るので朝スキャルEAを走らせている人には参考になるのではないでしょうか。



written by mmadvt  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2024 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.