MT5で遊んでみよう~MT5は最適化がすごい!
PC用の自動売買ソフトの中では私たちが愛用しているMT4の普及率というのはかなり高いのではないでしょうか。敷居が低くて簡単に使えるわりに高機能というのがMT4の売りになっているのではないかと感じています。
自動売買用のプログラムであるEAの導入に関しても敷居が低いのでプロではないトレーダーが自動売買の門を叩くためには最良のツールかもしれません。
実はMT4の新しいバージョンとしてMT5(メタトレーダー5)があるのですが、登場してから早くも4年たつというのに全くと言っていいほど噂を聞きません。採用しているブローカーが少ないというのが理由の一つなのでしょうが、それ以外にもMT4と互換性がないというのも大きいのではないかと思います。
互換性がないということはMT4で使っていたEA、インディケーター、スクリプトがMT5では動作してくれません。こうした資産を多く持っている人にとってMT5に移行することは勇気が必要な行動になるでしょう。危険な冒険と言っても過言ではないかも^^;
なにしろ新バージョンであるMT5をリリースしたMQL社自身がいまだにMT4のバージョンアップを頻繁に行っています。単なるバグやセキュリティへの対応だけでなく、機能アップまでしてくれているのでMT5に移行する理由が見当たりません。
いや、でも待ってください。
MT5にだっていいところはあるはずです。たぶん・・・(笑)
例えばCPUの能力を有効に利用できるマルチコア対応や、ネットワーク上にPCのCPUを利用できる機能はEA開発者のみならずEA利用者にとっても嬉しい機能ではないでしょうか。
この機能はEAの最適化(Optimization)の時にしか利用できないようですが、MT4に比べて最適化のスピードを大幅に短縮することが出来ます。私のPCは4年前のCPUを積んでいるので最新のCPUを搭載したPCよりは遅いとは思うのですが、最適化のスピードアップを実感できます。
Windowsのタスクマネージャーで最適化しているときのCPUの稼働状況チェックしてみました。
使用率が100%に達している状況が長く続いているのがわかりますね。
一方MT4での最適化の時はまだまだCPUの使用量に余力を残しており、CPUの能力を使いきれていないことがわかります。
もっともCPUを常に100%の状態で使っていることによるデメリットもあります。
私の場合最も気になるのはCPUからの熱の発生です。冷却ファンが健気に仕事をしてくれているおかげで熱暴走をおこすようなことはありませんが、とにかく音がうるさいのです。
夜中の空き時間に最適化を済ませておこうとしたら寝室から離れた場所にパソコンを置かないと家族から苦情がでるかもしれません(笑)
もしCPUのコアをすべて使用したくないときは、エージェントの設定でコアの使用を無効にすることも可能です。下の画像のように使用したくないコアを選択して「無効化」をクリックすればOKです。
Core5~6がお休みをいただいている状態です^^
他にもネットワーク上にある他のPCのCPUを使って最適化することも出来るのですが、長くなりそうなのでまた別の機会に書くことにしますね。
Windowsのタスクマネージャーで最適化しているときのCPUの稼働状況チェックしてみました。
使用率が100%に達している状況が長く続いているのがわかりますね。
一方MT4での最適化の時はまだまだCPUの使用量に余力を残しており、CPUの能力を使いきれていないことがわかります。
もっともCPUを常に100%の状態で使っていることによるデメリットもあります。
私の場合最も気になるのはCPUからの熱の発生です。冷却ファンが健気に仕事をしてくれているおかげで熱暴走をおこすようなことはありませんが、とにかく音がうるさいのです。
夜中の空き時間に最適化を済ませておこうとしたら寝室から離れた場所にパソコンを置かないと家族から苦情がでるかもしれません(笑)
もしCPUのコアをすべて使用したくないときは、エージェントの設定でコアの使用を無効にすることも可能です。下の画像のように使用したくないコアを選択して「無効化」をクリックすればOKです。
Core5~6がお休みをいただいている状態です^^
他にもネットワーク上にある他のPCのCPUを使って最適化することも出来るのですが、長くなりそうなのでまた別の機会に書くことにしますね。
written by mmadvt



