一目均衡表のような雲を移動平均線で作る

一目均衡表のような雲を移動平均線で作る

日本が誇るテクニカル分析である「一目均衡表」は、相場をあらゆる角度から捉えられる非常に完成度の高い指標として知られています。しかし、時間的な概念なども絡んでくる非常に難解な理論ゆえに簡単にマスターできる代物ではありません。 私も一目均衡表には興味があり解説本も購入したのですが、上っ面の使い方しかわかりませんでした^^; その上っ面の部分で気にいって使っていたのが先行スパンAと先行スパンBに囲まれている雲を使ったトレードです。この雲の部分は抵抗帯あるいは支持帯として機能するのでトレンドの判断をするのに便利です。雲の上に価格がある時に価格が転換線にタッチした時は絶好の押し目ポイントとして機能するケースによく出会いました。 一目均衡表の計算方法は以下の通りになります。
  • 転換線 転換値=(当日を含む過去9日間の最高値+9日間の最安値)÷2
  • 基準線 基準値=(当日を含む過去26日間の最高値+26日間の最安値)÷2
  • 先行スパンA (転換値+基準値)÷2を当日を入れて26日未来にシフト
  • 先行スパンB (当日を含む52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を当日を入れて26日未来にシフト
  • 遅行スパン 当日の終値を当日を入れて26日過去にシフト
転換線、基準線の計算方式は移動平均線の計算方法に似ています。移動平均線の9期間と26期間の移動平均線を表示すると転換線と基準線にかなり近い場所に表示されます。適用価格をMedian Price(HL/2)にした方がより近くなるのかと思って試してみたらそれほど大差はないようです。 先行スパンA、先行スパンBも過去の高値、安値を元に算出していることから移動平均線で代用出来そうです。 というわけで2本の移動平均線で囲まれた部分に色を付けて雲のように表示するインディケーターを作成しました。トレンド系の指標になるのですが、特に大きなトレンドをチェックしておきたいときに役に立つのではないかと思います。このインディケーター単体で使用するのには無理がありますが、他のトレンド系の指標あるいはオシレーターと組み合わせることで常にトレンド方向を意識したトレードが出来るのではないでしょうか。 おまけ機能として移動平均線がクロスした時にシグナルを表示する機能がついています。インディケーターのパラメーター画面でViewSignalをTrueにすることで買いサイン、売りサインが表示されます。

雲が赤いときは赤い矢印(売りサイン)、雲が青いときは青い矢印(買いサイン)に従ってエントリーするのが良さそうですが、過去チャートを振り返ってみるとあまり相性はよくなさそうですね^^;

以下のリンク先からダウンロードできます。
移動平均線の雲でトレンドをキャッチ
移動平均線で雲を表示するMA Cloud
移動平均線で雲を表示するMA Cloud | fx-on.com

written by mmadvt  
GogoJungle Corporation
Registration Number for Financial Instruments Business: No. 1960 - Kanto Finance Bureau (Gold Trading)
A member of General Incorporated Association and Japan Investment Advisers Association
GogoJungle Corporation
Registration Number for Financial Instruments Business:
No. 1960 - Kanto Finance Bureau (Gold Trading)
A member of General Incorporated Association
Japan Investment Advisers Association
Financial Services AgencyJapan Investment Advisers AssociationFinancial Instruments Mediation Assistance CenterSecurities and Exchange Surveillance Commission

Copyright © 2025 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.