斉藤学の「よく当たるFX為替相場予想」がどれだけよく当たるのか調べてみた

fx-onの注目記事にも日々出てくる斉藤学さんの「FX為替相場予想」。 毎日、朝、昼、夕と「よく当たるFX為替相場予想」をしているので、見たことがある方も多いと思います。 斉藤学さんはFXをやっている方ならご存知だと思いますが、プロフィールは以下のようになっています。 サラリーマンで働く傍ら、ＦＸで独自の手法を開発して短期間のうちに50万円から6900万円まで増やす。 「独自の手法を開発した」経験をもとに書籍やDVDを出版、マネー雑誌への執筆やセミナー行使、投資関連ホームページやFXブログの運営、メールマガジンの発行など、その活躍ぶりは枚挙に暇がありません。 さて、そんな斉藤学さんの「よく当たるFX為替相場予想」がどれくらい「よく当たる」のか思ったことがある方もいるのではないでしょうか。 いえ、書き方を変えましょう。 私は記事を見ていてこのように思いました。 「これ、どんくらい当たんだ？」 世間がゴールデンウィークで予定がぎっしり詰まっている中、予定がひとつもない私は（本当です）徒然に身を任せて調べてみることにしました。

定義

調べるにあたり言葉を定義することにします。 「よく当たるFX為替相場予想」は、基本、朝、昼のショートコメント、15時以降の予想という3段階に分けて発表されます。 そこで、ブログがアップされた時間をもとに予想の方向通りにエントリーし、次の反対のサインが出るまで保有とします。 また、日本の市場がお休みの場合、昼のショートコメントはないため、朝、15時以降の予想の2回となります。これも同じ判断とします。 ほか、テクニカル指標の使い方もあると思いますが、ここでは上昇と言ったら「買う」、下降と言ったら「売る」といったようにエントリーします。 斉藤学さんの「よく当たるFX為替相場予想」は独特の言葉遣いをされており（アナリスト特有？）、このような表現が頻出します。 　・上昇が継続すると予想します。 　・弱い地合いが継続すると予想します。 あくまで「予想です」という表現だと思います。

結果

期間2015年4月のみ。 　ドル円：4戦2勝2敗　　-12pips 　ユーロ円：6戦1勝5敗　-49pips 　ポンド円：1戦0勝1敗　-24pips 　豪ドル円：3戦1勝2敗　+21pips 　ユーロドル：3戦1勝2敗　+23pips 　ポンドドル：1戦0勝1敗　-6pips 　豪ドルドル：1戦0勝1敗　-11pips 　合計：19戦5勝14敗（勝率26%）　-58pips 以上の通りです。 「よく当たる」という言葉が勝率何％くらいを表す言葉なのかは分かりませんが、2015年の4月に関しては「よく当たるFX為替相場予想」の勝率が26%だったということです（あくまで直近1ヶ月です）。 検証作業は1ヶ月ではなんとも言えないと思うので、時間がある方はぜひお試しを。 フォローというかなんというか著名な方のFX為替相場予想なので気まずいのですが、あちらは50万円を6900万円まで増やしたという実績があるお方です。 こちらは最近FXをはじめたばかりの夢見るおじいちゃんトレーダー。説得力に雲泥の差があるので大丈夫とは思いますが、どうか戯言としていただければ幸いです。