吾輩はカモである。トレードルールはまだない。という超文学的な方にひとつトレードの具体例をあげるなら。
トレードルールというものは、 おそらくそれぞれのトレーダーの生活パターンや、準備資金、資金の使い道などによって様々なパターンがあります。 ですから、当然のことながら、誰にでも適にしているというわけではないでしょう。 流石にこのご時世に、パソコンを使わずにトレードしているという方は少ないと思いますが、 スマホでトレード、とかいう書籍も流行っているみたいですし、 スマホやタブレットの端末も確かに以前の携帯とは比べ物にならないくらい性能が高いですから、 それぞれの利点を活かしながらトレードしていくことはあっていいことです。 今回ちょっと参考例としてお話するのは 〇そもそもトレードルールの作り方がわからない とか 〇テクニカルの意味がわからない。シグナル通りなんでしょ。 とか 〇ネットで、勝率100%とか、1月で〇〇〇万円みたいなのをみてやってみたけど結局赤字だった とかいう方にちょっと立ち止まって読んでいただきたいと思っています。 ---------- パソコンやテクニカル分析が一般化していくなかで、 日常的にホスピタリティーに溺れてしまって「消費者態度」になってしまうと おそらく相場は厳しいものです。 そんな時に、ある程度のトレードルールを検討していくパターンのようなものを知っておくことは、 もしも今後もトレードを続けていこうとかんがえている方にとっては有益でしょう。 「負け」というほぼ避けられない前提がある中で、 自分で判断して、自己責任で行い、最終的に検討を重ねて利益を目指していくものだからですね。 「わかりやすい、簡単、きれいでかわいい」 みたいな消費者的な感覚のままトレードに入ってきたら、それはもう間違いなくカモでしょう。 トレードの基本書だって、それほど親切で良い書籍はありませんから、なかなか身につくものではありません。 ものすごく当たり前ですが、 どの程度の知識と経験と労力で、どのくらいのお金を稼ごうとしているのか ということが問われているのです。 もちろん、トレードでお金を稼いだお金は、どんな方法で稼いだお金と比較するべくもなく、同じものです。 また、苦労するのが良いお金という問題ではありません。 楽して稼げたら一番です。 ただ、トレードでは安易に稼げるなんておもったら、それは「一般的にいって」甘いでしょう。 商業本や商材では、そうした「甘さ」をもつ消費者をターゲットにしていることは、忘れてはならないでしょうね。 さて、本題です。 肝心なことをまずお話しましょう。 ------------------------ 相場の動きについてです。 チャートを見ていてわかると思いますが チャートは上に行くか、下に行くか もしくは「幅」の設定にもよりますが、ヨコヨコのような状態か に分かれます。 当たり前のことですが、このことがとても重要です。 -------------------- ということは、 後付けとして、チャートを振り返る人にとっては、 〇ここで買ったら儲かったのに 〇ここで売ったら儲かったのに 〇ここの上下で挟んでたら、何回も往復取れたのに と「見えます」。 ----------------------- 「見えます」というのは、実際には、当然のように私たちは「チャートの右側」でトレードしています。 つまり本当は、「見えていません」。 後から見れば何とでも言えますが、現実には見えていないのです。 これも大事な前提です。 ------------------------ つまり、相場の方向性としては、 上か下か、あるいはある程度の幅の上下か でもチャートの先は見えていない ------------------------ という中でトレードは行われています。 もしも仮に、大きな資金を持っていて、200pipsや500pips逆行してもぜんぜん問題ない という方がいたら話は別ですが、およそ1日の値幅を逆行されたら厳しいとか、そういうトレーダーに関して言えば、 〇どこで入ったら有利なのか 〇どこまで行ったら損切りしないと自己資金が危険なのか ということを考えなければならず、 それがトレードルールとなるわけですよね。 簡単に言ってしまえば 〇入る基準 〇出る基準 を作る、ということです。 その基準が作れないから困っている・・・ という方もいるでしょう。 その大きな原因は、 ----------------------------- 「何を見たらいいのかわからない」 ----------------------------- ということだと考えられます。 今日はひとつ、例を示して検討してみましょう。 ------------------------- さきほど、 トレードルールというのは、行き着くところ「基準」を持つことだ、とお話しました。 その基準として、いくつかの参考になるものがあります。 ------------- 1.ロウソク足そのもの(要するに4本値) 2.様々なテクニカル指標 3.フォーメーションやパターン ※あえて大きな意味でのファンダメンタルズは除いておきます。 -------------- 良くご存知のものとしては 移動平均のクロスだとか MACDとか 一目均衡表とか RSIとか トレンドラインとか 三角持ち合いとか なんでもいいです。 でも、肝心なことは、これらのことを知ったあとの話です。 たとえば、トレンドラインを使用するという場合、シンプルな考え方としては 「サポートとレジスタンスとして使いますよ」 ということと、 「ブレイクしたときは利確したり、損きりしたり、トレンドの終了や修正を警戒しますよ」 ということですよね。 移動平均線であれば 「トレンドの発生を確認したあと、トレンドフォローして入りますよ」 「グランヒルの考え方を基本にしてますよ」 ということかもしれません。 持ち合いを狙います という場合なら 要するに「プレイクアウト」の手法です ということでしょう。 それぞれ違うのです。 一方、 一般的に使われている「インジケーター」で考えやすいのは「トレンドフォロー」の方法です。 つまり、トレンドの発生を知らせるシグナルがあって、それをみてエントリーするというパターンですね。 MACDやストキャスティクスなどメジャーなものが多いですし、比較的わかりやすいです。 ただ、こうしたテクニカルの難点はなんでしょうか。 時間がない方などは特にそうかと思いますが、 --------------------------------------- 「シグナルが出る瞬間をチャートで見てられない」 「だましなのか、そうでないのかよくわからない」 --------------------------------------- ということもあるでしょう。 その場合、たとえばものすごくシンプルなブレイクアウトを検討してみるのも一つです。 --------------------------- たとえば、ぱっとチャートをみてお話しているので、詳しい検討はしていませんが 1ヶ月ごとに、トレードの「基準」を作ってみる方法もあるかもしれません。 単純なほどいい、とすれば、こんなのはどうでしょうか。 -------------------- トレードルール 1.月初めの3日間はトレードしない。 2.付き始め3日間の高値と安値にラインを引く。 3.高値を超えるところに買い注文。安値を割る所に売り注文を指値する。 4.付き始め3日間のレンジの中央値にストップ注文をおく。 5.建値からストップまでの値幅と1対1のラインに利確指値を入れる。 ※40pips程度のトレイリングをいれておくのもいいかもしれません。 ----------------------------------- さて、こんな感じでどうか、ちょっと検討してみましょう。
ぱっと見はいけそうな感じですね。 月のトレードは1回とか2回ですが。 また、なぜ利益幅と損失幅を決めているのか といえば、 もし仮に 「勝ち」と「負け」が10回やって5勝5敗だったら、 この場合残高は変わらないですね。 でももし、勝率の方が1回でも高ければ、このトレードルールは有効に機能します。 どの程度の期間で検討し、また、どんな相場つきの時に適用するかにもよるでしょう。 ------------------------------ さて、こう書いた時に、 「なあんだ。月一回のトレード方法じゃ少ないよ」 と思った方は、一番最初に述べた、「ホスピタリティーに浸かり過ぎの方」ですぞ。 おそらく どんな書籍を読んでも、どんなことを教わっても、 自分が満足のいくトレード方法は見つけられません。 何が必要か、というと、 ---------------------------- 「じゃあ、日足に置き換えて、30分足で見たらどうなんだろう」 とか 「ドル円と書いているけど、ユーロドルはどうなんだろう」 とか いろいろ考えられます。 それは、各個人の仕事です。 書かれていることをそのままにしか使えないと考えていたら、 1から10まですべて教わらないとできない、ということになりますし 教わったらその通りにしかできない、ということになります。 トレード本の多くは、 「米株」 とか 「原油」 とか 本によっては 「オレンジ」 とか それぞれのトレーダーが扱ってきたもので書かれていますし、時間軸もいろいろです。 じゃあ、それは使えないのか、ということではなく、自分のトレードに置き換えて考えてみることです。 たとえば、今のブレイクアウトのお話もそうですね。 もしも、ものすごく自分に自身があれば別ですが、 自分でゼロから考えていて、ある日、手法がポンと出てくるはずがありません。 いろいろなものを読み、話を聞き、他のトレーダーの方や過去のトレーダーに学ぶことが必要です。 そこから、自分で使いやすいように足したり引いたりしていくものでしょう。 少なくとも、今現在トレードをしているのに 「手法ができないんだよねえ」 といってトレードしているということは 「吾輩はカモである」 と宣言しているのと同じです。 その場合は、デモで試すとか、限りなく建玉を小さくするとかして、自己資金を守ってください。 折角の関心を持ったトレードですから、ぜひ満足のいくルールを見つけ、 勝ちも負けもありながら、資金を増やしていけることを期待しております。 ------------------------------------------------ 現在のところ書くための毎月の書籍代の方が購読料より倍くらい多くかかっているとんぼメルマガ 今年ものろのろ解説中(5日 15日(定期) 25日の3回お届け) http://www.mag2.com/m/0001622674.html ------------------------------------------------
written by とんぼ この記事を筆者のサイトで読む