グランビルの法則 その2 移動平均線を2本使ってマーケットのリズムを掴む
こんにちは。前回に引き続き、移動平均線(以下MA)とプライスの関係についてご紹介します。
前回の記事では、MA1本を使って簡単にグランビルの法則について書きました。実際にはチャートにMA1本だけを表示させるよりも、短期、中期、長期と3本ぐらい表示させているトレーダーが多いと思います。
私は個人的にMAを数本使うなら、2本ぐらいがちょうどいいんじゃないかな~と思っています。ここでは、短期と中期の2本を使って、
グランビルの法則
と
マーケットのリズム
を考慮しながらマーケットを分析していきます。 ここで、グランビルの法則をもう一度おさらい。 【買いシグナル】 ① MAが下向きから横ばいになった時に、為替レートが MAを上に抜けた時 ② MAが上向きのまま、為替レートが MAを下回った時 ③ MAが上向きのまま、為替レートは下落したものの、 MAに触れない、またはタッチして反発した時 ④ MAが下向きのまま、為替レートが大きく MAから離れた時 【売りシグナル】 ⑤MAが上向きから横ばいになった時に、為替レートが MAを下に抜けた時 ⑥ MAが下向きのまま、為替レートが MAを上回った時 ⑦ MAが下向きのまま、為替レートは上昇したものの、 MAに触れない、またはタッチして反発した時 ⑧ MAが上向きのまま、為替レートが大きく MAから離れた時 では、説明に入ります。 チャート上では、短期の移動平均線を赤色、中期の移動平均線を紫色にしてあります。 マーケットにリズムがある場合、マーケットは以下のような動きをする傾向にあります。このリズムとグランビルの法則(以下Gの法則)を当てはめてみます。 <赤(短期)のMAが紫(中期)のMAの上にある場合>
プライスが赤のMAを下に抜けると、その下にある紫のMAまで到達しようとする。
Gの法則 :赤MAは⑤、紫MAは⑧ 注目する点 - 紫MAに到達した後は、ここで反発するか、もしくはそのまま下に抜けるか? Gの法則:赤MAは②、紫MAは③、⑤ 紫のMAで反発した場合=赤のMAまで到達し、赤のMAで頭を抑えるられるか、もしくはそのまま上に抜けるか? Gの法則は何が当てはまる? その時のMAの向きは? <赤(短期)のMAが紫(中期)のMAの下にある場合>
プライスが赤のMAを上に抜けると、その上にある紫のMAまで到達しようとする。
Gの法則 :赤MAは①、紫MAは④ 注目する点 - 紫MAに到達した後は、ここで反発するか、そのまま上に抜けるか? Gの法則:赤MAは⑥、紫MAは①、⑦) 紫のMAで反転した場合=赤のMAまで到達し、赤のMAで反発するか、そのまま下に抜けるか? Gの法則は何が当てはまる? その時のMAの向きは? もっと分かりやすく理解するために、チャートで確認してみます。
<A:オレンジの矢印:プライスが赤のMAを下に抜けた。> この時点で立てられるプランは、 Gの法則でいくと、赤のMAを下に抜けた時点で⑤の売りシグナルと紫のMAからかなりかけ離れているため、⑧の売りシグナルが重なっているので、売ってみる。 売りのターゲットは、紫のMAが妥当かな、と言う感じです。なぜなら、Gの法則の③があるからです。つまり、プライスが紫のMAに到達した時に、反発する可能性があるからです。 !! 売りエントリー後のターゲットがわかる!! <B:水色の矢印:プライスが紫のMAを下に抜けた。> この時点で立てられるプランは、 Gの法則でいくと、紫のMAを下に抜けた時点で⑤の売りシグナル 売りのターゲットは、この場合はMAがないです。その場合はチャートの左側をみて、レジサポを見つけるか、もしくは、ラウンドナンバー(00、50などきりの数値)、フィボナッチ、ピボットなどを参考にするといいでしょう。 Cに注目!プライスは赤のMAからかなり離れています!ろうそく足の形から、再びMAまで戻ってくるかな?と 想定できます。戻り待ちして売ろうかな〜っていうプランも立てられます。!! <D:水色の矢印:プライスが紫のMAに戻ってきた。> この時点で立てられるプランは、 Gの法則でいくと、紫のMAを上に抜ける①の買い、またはMAで頭を抑えられる⑦の売り、でも下向きの赤のMAもあるため、こちらも⑦のシグナルになる可能性がある。さて、どっちにしようか?(私だったら売りかな〜) <E:オレンジの矢印:プライスが赤のMAを上に抜けた。> この時点で立てられるプランは、 Gの法則でいくと、赤のMAを上に抜ける①の買い。 買いのターゲットは、紫のMAで頭を抑えられる可能性があるのでそのあたり。 Fに注目!プライスが紫のMAまで接近してきました。ここで立てられるプランは何でしょうか? 残りはご自分で考えてみてくださいね♪ このように、グランピルの法則に基づいてのエントリーを考える時、移動平均線1本よりも、もう1本付け加えた方がプランが立てやすいと思いませんか? このプランは、2本のMAとプライスの動きにリズムが出てきた時に有効です。 グランビルの法則すべてのシグナルに売買していてはもちろんうまくいきません。ここである程度ルールが必要になってきます。 よくあるルールとしては、短期のMAが中期(長期)のMAより上に位置すれば、アップトレンド。よってシグナルは買いのみ。その逆に短期のMAが中期(長期)のMAより下に位置すれば、ダウントレンド。よってシグナルは売りのみ、といった感じです。 そして、マーケットのリズムが崩れた時は、マーケットが荒れているか、方向性がないかですので、無理にポジションを持つことは危険です。 次の記事では、ダウ理論との組み合わせを紹介しますね♪ アスタ ラ ビスタ!(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!
written by ちゃぶれっと この記事を筆者のサイトで読む