一目均衡表のポイント
一目均衡表は、売りと買いの均衡が崩れた時に、その崩れた方向へ動くという考え方に基づいており、値動きよりも時間を重視しているテクニカル指標です。一目山人が考案。5本の補助線で売買シグナルを示します。
一目均衡表はローソク足の他に、以下の補助線で構成されています。
■ 一目均衡表を構成する線
また、先行スパンAとBに挟まれた地帯を色分けして全体を完成させます。
■ 一目均衡表の基本的な見方は、
①転換線が基準線を上回れば「買い」、下回れば「売り」。
②基準線が上向けば「買い」、下向けば「売り」。
③相場が抵抗帯(雲)よりも上にあれば下値どめとなり、下にあれば上値どめとなります。抵抗帯(雲)とは、先行スパンAとBに挟まれた地帯で、この厚みが抵抗力の強弱を示します。
④遅行線とローソク足の関係では、遅行線と26日前のローソク足とを比べ、遅行線がローソク足を上回っていれば「買い」、下回っていれば「売り」。
また、先行スパンAとBがクロスする個所は「変化日」であり、相場のターニングポイントとなりやすいと考えられています。
■ 一目均衡表のポイント