勝率とプロフィットファクターの関係① 高い勝率のバックテストを誇るEAは・・・

勝率とプロフィットファクターの関係① 高い勝率のバックテストを誇るEAは・・・

高い勝率のバックテストを誇るEAは、
プロフィットファクターの数値があてにならないと言われる事があります。
私も多かれ少なかれそのように思っているのですが、
何故そうなのか、例を持って考えてみましょう。

バックテスト200回のトレードで3,000pipsを獲得したEAを例に説明します。

まずは勝率95%のEAです。
勝ちと負けの数で表すと190勝/10敗となります。
一般に高勝率のEAは利小損大ですので、、、

   +30pips×190勝=+5,700pips
   -270pips×10敗=-2,700pips
   プロフィットファクター=5,700pips/2,700pips=2.11

、、、となり、このバックテストではプロフィットファクターが2.11となります。
しかし、この勝率が今後も続くとは限りません。
フォワードで運用したら勝率が5%下がり、勝率90%になりました。

   +30pips×180勝=+5,400pips
   -270pips×20敗=-5,400pips
   プロフィットファクター=5,400pips/5,400pips=1.00

ありゃりゃ・・・PF=1.0ということは収益ゼロになっちゃいました。
但し、勝率の高いシステムなので、
この後の2回のトレードではしっかり利確して勝ちました(^_^)

   +30pips×182勝=+5,460pips
   -270pips×20敗=-5,400pips
   プロフィットファクター=5,460pips/5,400pips=1.01

2回勝ちましたが、プロフィットファクターにほとんど変動がありません。

このように、勝率とプロフィットファクターが高いシステムは、
たった5%の勝率低下だけでPFが2.11→1.00まで下がってしまい、
その後連勝してもPFの回復は困難を極めます。

因みにですが、このEAが「本来の実力」である、
PF=2.11,勝率95%まで回復するには、
180勝/20敗の状態から200連勝すれば可能です。

勝率の高いEAは少しでも勝率が悪くなると、
一気にプロフィットファクターが悪くなる危険性を持ち合わせています。

勿論EAの性格は千差万別ですので、この例に当てはまらないEAも存在します。
しかし、相場は生き物ですので、
高勝率の維持が容易で無いのは想像に難くないですね。

それでは次の記事で低勝率/低プロフィットファクターの例を見てみましょう。

written by カワセ係長
■ 投資商品等に関する重要事項およびリスクについて 【金融商品取引業者】
株式会社ゴゴジャン 関東財務局長(金商)第1960号
【加入協会】
一般社団法人 資産運用業協会
【手数料・費用等について】
当社プラットフォームで提供するソフトウェア、電子書籍、投資助言サービス等のご利用には、商品ごとに定められた購入代金が発生します。 また、お客様が実際の金融商品取引(FXやCFD取引等)を行う際には、接続先の証券会社等において、取引手数料やスプレッド(売値と買値の差)等の費用が発生する場合があります。
【証拠金および損失リスクについて】
FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)等の取引は、預託した証拠金の額を上回る取引が可能であるため、対象とする指標(通貨・商品価格等)の急激な変動により、預託証拠金を上回る損失(元本超過損)が生じるおそれがあります。 また、金融商品取引には価格変動等のリスクがあり、投資元本を割り込む、あるいは元本を超える損失が生じる場合があります。
【サービスの性質および取引主体について】
当社は投資用ソフトウェアおよび投資情報の提供を行うプラットフォーム(マーケットプレイス)であり、お客様に代わって金融商品の売買、媒介、取次、または代理を行うものではありません。 当社が提供するサービスや情報は投資判断の参考として提供するものであり、将来の利益や特定の成果を保証するものではありません。 一部に投資助言サービスを含みますが、特定の金融商品の売買を強制、または勧誘するものではありません。 最終的な投資判断および取引の実行は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。