終値の重要性:世界中のトレーダーにとって、どの時間枠においても、「終値」はそれだけ意味があるものだということです!
こんばんは、マイクです。
先日の記事のコメント欄で、マイクがいつも使っているマルチタイムフレームの移動平均線について、「初心者」さんから質問を頂きました。
コメントを再掲すると、
------------------------------------------------
初めまして。
毎回記事を楽しく読ませていただいております。
連休中に全部の記事読みました!
とても勉強になります。
以前の記事で
例えば1分足チャート上で5分足のMTF MA(ギザギザ)と、
期間を5倍したMA(滑らか)には違いがあるとのことでしたが・・・
違いがよく分からないので教えていただけると幸いです。
------------------------------------------------
という内容です。
これについては百聞は一見にしかずなので、別記事でチャートを使って説明することをお約束していました。
はい、今日の記事でわかりやすく図解します♪
質問してくださった「初心者」さん、お待たせしました!
えーっと、その前に、、、
違いがあることは事実として、何故わざわざマルチタイムフレームの移動平均線を使う必要があるのでしょうか?
ちょっと違いがあっても、似たような動きをするなら期間をx倍にした移動平均線でもいいんじゃないの?って思いません?
実は、、、
そこには大きな意味があるんです。
それは、移動平均線は各足の「終値」を使って計算されているからなんです。
世界中のトレーダーにとって、どの時間枠においても、「終値」はそれだけ意味があるものだということです!
なぜなら、その時間枠(5分にしろ、1時間にしろ、1日にしろ)において、終値はその枠の中の攻防が決着した結果だからです。
終値が決定する最後の瞬間までに、どんなに値が動こうとも、それはそのタイムフレームにとっては途中経過に過ぎないわけです。
みなさんも、例えば、長く続いたレンジを「大陽線」でブレイクし(たように見え)たので、思わず飛び乗ったら、その足が確定するまでにはまたレンジに潜ってきて、結果的に長い上ヒゲをつけたピンバーだった!という苦い経験をしたことがあるのではないでしょうか?(笑)
ある時間枠でトレードを執行するのであれば、基本的には足が確定するまで何が起きるかわからないということですね。
その終値に対する注目度は、長期になればなるほど強まります。
特に、日足の終値がどこに位置しているかということは、短期トレーダーからスウィングトレーダーまで、全ての参加者が注目するところだと思います。
余談ですが、ここで問題になるのが、ブローカーによって日足が区切られる時間が違うということです。
これは単純に、そのブローカーのサーバーがどのタイムゾーンを採用しているかということに依存します。
一方で、世界中のプロが注目しているのは、何と言ってもニューヨーククローズ時点のプライスです。
外国為替市場で言うニューヨーククローズとは、現地17:00のことです。
ちなみにニューヨーク株式市場のクローズ時刻16:00とは異なるので注意が必要です。
ニューヨーク時間17:00で日足が区切られるためには、サーバーのタイムゾーンではその時点が00:00であることが必要です。
マイクはその条件を満たすブローカーのMT4を使うようにしています。
これについては以前の記事にも書きましたね。
憶えてますか?
さて、前置きが長くなってしまいましたが(笑)、マルチタイムフレームの移動平均線と、期間をx倍にした移動平均線とが、どのぐらいの差異を生じうるかを図解したいと思います。
このような検討をする場合には、極端なケースをスタディすることが理解の助けとなります。
下の5分足チャートをご覧ください:
■5分足

うわ~、めっちゃ下ヒゲだらけのチャートですね!(爆)
これを1分足で見るとこうなっています:
■1分足

ちょっと眩暈がしてきますね。(笑)
ここで重要なのは、1分足ではレンジの下の方にプライスが停滞している時間が長いにもかかわらず、5分足が確定する時にはレンジの上限まで戻して決着しているということです。
では、5分足に20期間のMAを引いてみましょう:
■5分足

MAは、途中どんなに値が下がっていても関係なく、レンジ上限にある終値に対して計算されています。
なので、MAの位置はレンジ(ヒゲ)の中で上限に近い方にありますね。
では、1分足に20期間*5=100期間のMAを引いてみましょう:
■1分足

1分足のMAは、1分足の各終値に対して計算されるので、5分足のMAを算出する際には使われなかった、レンジ下限で滞留している値が、かなりの重みで影響してきます。
なので、MAの位置はレンジ下限付近になっています。
では、この1分足チャートに、マルチタイムフレームの5分足20期間MAを加えてみましょう:
■1分足

どうです?
全く違う位置になりましたね?
このように、長期足で上ヒゲや下ヒゲが連続するような場合や、急激なトレンドが出たような場合には、マルチタイムフレームの移動平均線と、期間をx倍にした移動平均線との間には、無視できない差異が生じてきます。
MAをエントリーやエグジットの目安とする場合には注意が必要ですね!
written by マイク
先日の記事のコメント欄で、マイクがいつも使っているマルチタイムフレームの移動平均線について、「初心者」さんから質問を頂きました。
コメントを再掲すると、
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初めまして。
毎回記事を楽しく読ませていただいております。
連休中に全部の記事読みました!
とても勉強になります。
以前の記事で
例えば1分足チャート上で5分足のMTF MA(ギザギザ)と、
期間を5倍したMA(滑らか)には違いがあるとのことでしたが・・・
違いがよく分からないので教えていただけると幸いです。
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という内容です。
これについては百聞は一見にしかずなので、別記事でチャートを使って説明することをお約束していました。
はい、今日の記事でわかりやすく図解します♪
質問してくださった「初心者」さん、お待たせしました!
えーっと、その前に、、、
違いがあることは事実として、何故わざわざマルチタイムフレームの移動平均線を使う必要があるのでしょうか?
ちょっと違いがあっても、似たような動きをするなら期間をx倍にした移動平均線でもいいんじゃないの?って思いません?
実は、、、
そこには大きな意味があるんです。
それは、移動平均線は各足の「終値」を使って計算されているからなんです。
世界中のトレーダーにとって、どの時間枠においても、「終値」はそれだけ意味があるものだということです!
なぜなら、その時間枠(5分にしろ、1時間にしろ、1日にしろ)において、終値はその枠の中の攻防が決着した結果だからです。
終値が決定する最後の瞬間までに、どんなに値が動こうとも、それはそのタイムフレームにとっては途中経過に過ぎないわけです。
みなさんも、例えば、長く続いたレンジを「大陽線」でブレイクし(たように見え)たので、思わず飛び乗ったら、その足が確定するまでにはまたレンジに潜ってきて、結果的に長い上ヒゲをつけたピンバーだった!という苦い経験をしたことがあるのではないでしょうか?(笑)
ある時間枠でトレードを執行するのであれば、基本的には足が確定するまで何が起きるかわからないということですね。
その終値に対する注目度は、長期になればなるほど強まります。
特に、日足の終値がどこに位置しているかということは、短期トレーダーからスウィングトレーダーまで、全ての参加者が注目するところだと思います。
余談ですが、ここで問題になるのが、ブローカーによって日足が区切られる時間が違うということです。
これは単純に、そのブローカーのサーバーがどのタイムゾーンを採用しているかということに依存します。
一方で、世界中のプロが注目しているのは、何と言ってもニューヨーククローズ時点のプライスです。
外国為替市場で言うニューヨーククローズとは、現地17:00のことです。
ちなみにニューヨーク株式市場のクローズ時刻16:00とは異なるので注意が必要です。
ニューヨーク時間17:00で日足が区切られるためには、サーバーのタイムゾーンではその時点が00:00であることが必要です。
マイクはその条件を満たすブローカーのMT4を使うようにしています。
これについては以前の記事にも書きましたね。
憶えてますか?
さて、前置きが長くなってしまいましたが(笑)、マルチタイムフレームの移動平均線と、期間をx倍にした移動平均線とが、どのぐらいの差異を生じうるかを図解したいと思います。
このような検討をする場合には、極端なケースをスタディすることが理解の助けとなります。
下の5分足チャートをご覧ください:
■5分足

うわ~、めっちゃ下ヒゲだらけのチャートですね!(爆)
これを1分足で見るとこうなっています:
■1分足

ちょっと眩暈がしてきますね。(笑)
ここで重要なのは、1分足ではレンジの下の方にプライスが停滞している時間が長いにもかかわらず、5分足が確定する時にはレンジの上限まで戻して決着しているということです。
では、5分足に20期間のMAを引いてみましょう:
■5分足

MAは、途中どんなに値が下がっていても関係なく、レンジ上限にある終値に対して計算されています。
なので、MAの位置はレンジ(ヒゲ)の中で上限に近い方にありますね。
では、1分足に20期間*5=100期間のMAを引いてみましょう:
■1分足

1分足のMAは、1分足の各終値に対して計算されるので、5分足のMAを算出する際には使われなかった、レンジ下限で滞留している値が、かなりの重みで影響してきます。
なので、MAの位置はレンジ下限付近になっています。
では、この1分足チャートに、マルチタイムフレームの5分足20期間MAを加えてみましょう:
■1分足

どうです?
全く違う位置になりましたね?
このように、長期足で上ヒゲや下ヒゲが連続するような場合や、急激なトレンドが出たような場合には、マルチタイムフレームの移動平均線と、期間をx倍にした移動平均線との間には、無視できない差異が生じてきます。
MAをエントリーやエグジットの目安とする場合には注意が必要ですね!
written by マイク