テクニカル分析の第一歩

売買のポイントになる値段をまずは見つけよう  テクニカル分析の基本となるのは売買のポイントを見つけることである。上下動を繰り返す相場の中である価格以上ではロングで入るとうまくいき、ある価格以下ではショートで入るとうまくいく。そういった目安となるポイントを見つけるのだ。  まずは試しに過去の高値や過去の安値に目星をつけて一直線に横線を引いてみよう。このラインの高値で引いたものを「抵抗線」、安値で引いたものを「支持線」という。そうするとチャートの山や谷がそのライン上に来る時にもみ合っていたりトレンドが転換していたりするはずだ。このラインへ近づけば近づくほど逆の力が働きやすく、このラインを突破していくには相当なエネルギーが必要だ。しかし、いったん抜けきってしまうと今度は抜けた方向へ勢いを加速させる。このラインを突破したトレンドには自身を持ってついていってよいといえる。 ●ポイントになる値段を探す 高値と安値がポイント  このラインを見つけるために一番気にとめておかなくてはならないのは高値と安値である。特に要注意なのは前日の高値と安値。それがそのまま重要なラインを形成することが多い。  なぜならば、たとえばその前日の高値というのはそのあたりで売りそこなった参加者が意識して売りを出してくるポイントとなるし、同時に買ってしまった人にとっては逃げの売りを出してくるポイントにもなるからだ。  こうして高値に近付けば売り圧力は強くなり、安値に近付けば買い圧力が強くなる。それを越えるにはさらに新しい材料や勢いが必要となる。しかし、このポイントを突破してしまえば売りたかった人の売りもさばけ、売り込んでいた人の買い戻しも入るために今度は買い手が多くなり、これまでに抵抗戦であったものは支持線へと転換することになる。  このようにラインを突破することをブレイクと呼ぶ。当然その指標は前日のもののみではならず、週、月などなど、視点を増やしておく必要がある。 ●ポイントになる値段を抜ける時 break
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2024 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.