リップル社CEOがSWIFTとの提携疑惑を否定!「我々のサービスはすでにSWIFTを超えている」
日本時間の11月12日、シンガポールでフィンテック・フェスティバルが開催されました。
参加したリップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏が、ブルームバーグの取材に対応し、
「リップル社とSWIFTが水面下で提携関係を結ぶ準備を進めている」という噂を断固として否定しました。
では、リップルとSWIFTのそれぞれの特徴と、リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏の発言について詳しく見ていきましょう。
SWIFTとは
SWIFTは1975年からサービスの提供をはじめ、2018年現在では世界200の国と地域に1万1,000以上の提携金融機関を持つ、世界規模で送金サービスを提供している会社です。
世界中のほとんどの企業が国際送金の際にはSWIFTを利用していますが、SWIFTには主に以下の3つの問題点があり、幾度ものトラブルが起きています。
- 高額な手数料
- お金の流れが不透明
- 送金から着金までの時間が長い
SWIFTは上記の問題を解決するために、2018年10月に世界的大手のIT企業であるMicrosoft社(マイクロソフト社)と提携し、同社が提供している「アジュール」というサービスとSWIFTを統合させるこことを発表しました。
公式の発表では、SWIFTとアジュールが統合することで「これまでより速く、効率的で安全な送金システムを提供できる」ということですが、いまだ統合の詳しい日時は判明しておらず、システムの統合に2年ほどかかるのでは?という見方も出ています。
マイクロソフト社とSWIFTの提携については下記をご覧ください。
>>>SWIFTとマイクロソフト社が提携!国際送金に便利なリップル(XRP)との違いは?
リップル社とSWIFT
ブロックチェーン技術を利用した国際送金サービスを開発・提供しているリップル社と、長年国際送金規格として活躍してきたSWIFTはいわば「ライバル関係」です。
先述した「SWIFTとMicrosoftの提携」には、リップル社がxCurrentやxRapidなどの革新的な送金サービスを開発したことでSWIFT側に焦りが出て提携を急いだ、という背景があります。
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