中間選挙後1年間の米国株式市場は1950年から1度も負けなしデス!
ショー太です。
米国中間選挙おわりましたね。
民主党が下院で多数派を奪回し、上下院で多数派が異なる「ねじれ議会」となりました。
一般的には「ねじれ議会」では政策停滞への懸念がありますが、今回は事前の予想通りの結果に終わったのでマーケットが荒れることはなかったです。
荒れるどころか中間選挙当日のNYダウは+545ドルと大幅高。
10月10日以来、約1ヵ月ぶりに26,000ドル台を回復しています。
今年一番のイベントが終わったことによる安心感から大量の買いが入ったのでしょう。
さて、気になるのは今後の相場展開です。
「ねじれ議会」になったからといってトランプ政権の保護主義的な通商政策は変わらないでしょうし、株式の天敵である米国金利が低下することも考えづらいですからね。
ここで1つ興味深いアノマリーを紹介します。
アノマリーというのは、「なぜそうなるのかは説明できないけど、今までずっとそうなってきた」という経験則のことです。
今回紹介するのは、「米国株式市場は中間選挙後は株高になる」というアノマリーです。
たとえば、米国を代表する株価指数であるS&P500は1950年以降で、中間選挙のある年の10月末から翌年10月末までの1年間のリターンがマイナスとなった年は1年もないのです。
しかも1年間の平均リターンはなんと+17.4%。
このアノマリーが今回も当てはまるならば、「今は買い時」ということになりますね。
足元の株式市場は、米中貿易摩擦や米長期金利の上昇などが懸念され、変動率の大きい展開になっていますが、好調な経済指標や企業業績を背景に、今後のアメリカ株式もアノマリー通りの動きになるのではないでしょうか。
期待しています!
【投稿者情報】
ショー太です。
赤色の証券会社とメガバンクで富裕層に対する資産運用アドバイザーをしていました。
いまは米国株を中心に投資をしています。
「ショー太のぶらり投資旅」という投資ブログを運営しているのでお時間があるときに読んでください。
ใช่ไหม?