損切りの極意②〜損切りから入る手法〜
お疲れ様です。
のぶしです。
前回の記事では損切りを置く際の考え方をお話ししました。
まとめると、
・個人の都合で損切り幅を決めない
→自分の資金的にここが限界・・・(総資産の○%損失したら・・・とか)
→心理的にここが限界・・・(なんか急に大きく逆行したから怖くて・・・とか)
損切りは必ずチャートの都合で置く必要があるというお話をしました。
では実際に損切りポイントを決めていきましょう。
ちなみにまだエントリーポイントについては一切触れていませんが、「損切りありき」が今回のテーマですので損切りから決める手法ですのでこういう順序になっています。
まぁ例えばなので現在のドル円1h足チャートでお話ししましょう。
エントリー根拠はまぁ置いといて例えばここで売りで入るとしましょう。
この場合入る前にまず損切りポイントを決めるのでしたね。
決して入ってから、後付けで損切りを決めないようにしましょう。
さぁどこを損切りポイントにしましょうか。
損切りの置き方は前回もお話ししたように様々あります。
ただし最低限チャートの都合で選ぶ必要がありました。
仮に直近の高値であるこのラインを損切りラインとします。
その場合、現在値から約20pipsなので損切り幅は−20pipsですね。
この幅が現資産で耐え得るのであればエントリー可能となります。
ではリスクを20pips取ったわけなのでそれに見合うメリットを求めなければなりません。
このリスクに見合うだけの利幅は何pipsでしょうか
よく提唱されているのは1.5倍の原則ですよね。
損切り幅の1.5倍の利幅を取ることを勧めた原則です。
であれば今回の利幅は30pipsになるので大体112.480あたりに利確ポイントを起きましょう。
はっきり言ってエントリー根拠も利確ポイントも一切考えてません。
損切りラインから入れば全てが決まり、エントリー後はそのルールに従うだけです。
もちろん思い通りに動かないこともありますし、レンジに突入してしまいしびれを切らして撤退することもあります。
そうなると裁量も必要なのですが、その時に損切りポイントが決まっているのと決まっていないのとでは雲泥の差があります。
今回はなんの根拠もなくエントリーしましたが、あなたが普段使う手法が50%以上の確率で値動きの方向感だけでも当てられるのならばおそらく利益は残せるでしょう。
はっきり言って値動きを読むことは100%無理だと思っています。
相場は生き物ですので自分の思い通り動かない方が当たり前なのです。
そんな中少しでも優位性の高いポイントを探し、エントリーしようと躍起になります。
その努力は無駄ではないですが、それだけでなく損切りラインにもその情熱を捧げてほしいと思います。
「今のままでは勝てない・・・」
そうお思いの方は諦める前に騙されたと思って損切りから入る手法をお試しください。
今より損切りは増えるでしょうがエントリーも増え最終的には利益もきっと増えていることでしょう。
精神的にもかなりコントロールできると思います。
次回以降は私の実際の手法を紹介します。
しかし、次回記事以降はすでに有料で購入されている方がいらっしゃる関係で有料記事となります。
したがって損切りについて理解を深めたかった方は、読むのはここまでで結構です。
今回伝えたかったことは9割書き終えましたので。
興味のある方がいらっしゃったら次回以降も覗いてみてください。
今回の連載を読んでいただきありがとうございました。
よろしいですか?