第6回 エリアの値幅を許容範囲まで絞り込む考え方[FXプランナー]
前回の記事では、エリアの値幅が許容範囲よりも大きい場合に引きつけてエントリーしていく方法を学びました。今回はそれとは異なる考え方で、より簡単なエントリーを可能とする「エリアを自分の許容範囲まで絞り込む方法」についてレクチャーしてもらいます。
【エリア手法の極意 実践編[FXプランナー]】
・第1回 チャートの中から優位性の高い場所を見つける方法(無料公開中)
・第2回 ローソク足からチャートを徹底的に分析する
・第3回 ローソク足からチャートを徹底的に分析する〜エリア手法解説〜
・第4回 許容範囲の考え方と決め方
・第5回 設定した許容範囲をエリア手法で使う方法
・第6回 エリアの値幅を許容範囲まで絞り込む考え方
・第7回 エントリーの前後にすべきこと
・第8回 エリアの修正と判断基準
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・テクニカル分析の極意|第1回 買い手と売り手の心理をつかめ![FXプランナー]
第6回目次
1. 長期足から短期足に絞り込んでいく
2. 短期足でロングエリアの形成を待つ
3. ショートエリアの上抜けがトリガー
長期足から短期足に絞り込んでいく
前回記事で、許容範囲よりもエリアの値幅が大きい場合はロスカットラインを基準として「許容範囲まで引きつける」必要があるといいましたが、今回はエリアの値幅を「許容範囲まで絞り込む」というもう一つの考え方について見ていきたいと思います。
この考え方には複数の時間足が必要になります。時間足の違いによってチャートを分析する方法は変わりませんが、波のサイズやエリアの値幅は大きく変わります。この特性を利用して値幅を絞り込んでいくことになります。エリアの値幅は時間足が大きければ大きいほど広くなります。つまり許容範囲が小さければ長期足のエリアはほぼ間違いなく許容範囲を超えてくることになります。では長期足のエリアに対してどのようにアプローチしていけば良いのでしょうか。
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