一目均衡表倶楽部 株式レター 2018/08/05 第629号(転載)
この記事は、株式会社経済変動総研が発行する「一目均衡表倶楽部株式レター」を、同社の許可のもと編集したものです。三世一目山人による、本家流の一目均衡表活用のコメントは、一目均衡表ファンはもちろん、そうでない人にとっても、非常に示唆に富んだ内容として読み応えがあるでしょう。
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1.相場コメント
図1へのリンク:日経平均株価日足均衡表(Yahoo! JAPAN ファイナンス より)
https://photos.app.goo.gl/eYt9es3VJ4zmWaQs5
《変化日8月9日、微妙な相場位置》
前回コメントでは11月2日から183日目の8月1日を重視、よほどの値幅が出ない限り8月9日まではっきりしないだろうと述べました。
実際の変動は11月2日高値22540を中心とする騰落でありましてはっきりせぬまま一週間を終えました。
11月2日から176日目が7月23日安値、183日目が8月1日高値となっていますが今週変動では今一度小さなYを成してきたことは注意が必要といえます。
8月9日変化日の位置と反応が大事であることはこれまでと変わりませんがどちらに動くのかまた方向性が明確化するかどうかどうもはっきりいたしません。
非常に微妙な相場位置でありまして一先ず大事な局面であるにせよ強気にも弱気にもなれずというのが正直なところです。
今週は上げても下げても週足遅行スパンは恐らく好転してくることになりますが週足遅行スパンに対する転換線は正に11月2日水準であります。
この水準をあるタイミングで超えきることが大事でありますが今週超えるケースでは8月9日高値決まりの可能性も出てくるのであります。
逆に下げるケースでは9日までの下落(7月高値からの下げ三波動構成でもある)を念頭に入れるものの下げ幅が問題であります。
基準線割れでは11月2日水準がその後の戻りになりかねません。
このようなケースではやはり均衡表そのもの、9週足、26週足などをヒントにするほかないのでありまして繰り返しとなりますがご確認ください。
日経平均についてイメージがまとまらず週初の変動を見て限定記事を出します。
(8月4日記)
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