【5/16(火) 朝の相場情報】指標が急速に悪化…7社が破産申請…利上げ終了やむなしか?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場はナスダック+0.66%、S&P+0.30%、ダウ+0.14%となりました。
米債務上限を巡る交渉が妥結しデフォルトを回避できるのかどうか、市場が固唾をのんで結果を待つ中、相場は狭いレンジから動きませんでした。
ドルは下落。ドル円レートは136円台前半で取引終了しています。
本日は、
18:00 ユーロGDP
21:30 米4月小売売上高
となっています。やはり注目は小売売上高。
6月のFOMCはどうなるか?指標データも非常に重要になってきています。
米経済に不穏な空気が漂っています。
昨日発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は約3年ぶりの大幅低下となりました。2~9日に実施された今回の調査では、『事業環境が悪化している』との回答が50%近くに上った模様です。
昨日取り上げた債務上限問題もそうですが、先日の銀行問題などここ数か月の急速な利上げの代償が露呈してきているように感じます。
こちらのニュースもかなり衝撃的でした。
金利負担の上昇にさらされる企業はあらゆるセクターに及び、融資や社債が満期を迎えた時の借り換えで困窮しているようです。
こういったニュースが増えてきましたね。
アメリカの政策金利は5%を超え、前回で10会合連続の利上げとなっています。少しですが、インフレ率も治まってきました。
たしかにそろそろ利上げサイクルの終了となっておかしくない状況かと思います。
あとは主要指標、本日のPCEやCPIなど波及してくればという感じでしょうか。
今後に注目です。
では、各通貨のインデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
先週末は強い上昇となりましたが、もう少し上に白線(月足ピボット)があります。ここで一旦止められるのではと見ております。あくまでも大きな下落の中の戻しではないかと考えています。
・円インデックス 日足
円は、かなり弱そう。きれいに月足ピボットで頭を押さえられて、下落しそうな展開。
・ユーロインデックス 日足
ユーロは節目のラインで粘っています。
ここで底固めして、反発していくというパターンも考えられます。
・ポンドインデックス 日足
ポンドは少し横ばい。
もう少し調整があってもおかしくなさそう。
これらからやはりまだユーロ円のロングなんかは良さそう。
とはいえ、今日の指標で一気に…ということも考えられますので、引き続き注視していきたいです。
ใช่ไหม?