メンバー様向けの相関と逆相関
それではメンバーの皆様こんばんは。
兼業トレーダーの空です。
今日は前半はスプレッドについて、後半は「相関と逆相関」について解説しています。
皆様のトレードライフの一助になれば幸いです。
まずはメンバー様向けの手法解説動画をご覧ください。
今日も相関と逆相関について解説します。
この手法を身につけることで、実は聖杯と言われる域に入ることも可能なんです。
実際に私は勝率100%を維持しています。
もちろん損切りがないという話ではありませんが、3つのポジションの合計がプラス利確したら、例えそのうちの2つのポジションが損切りでも、1つのポジションで2つの損失をカバーしきれており、3つの合計損益で10Pips以上ある場合、エントリーとしては3つのポジションですが、トレードとしてみると1つのトレードとしてカウントします。
つまり幾つのポジションであろうがワントレードで収支を計算しますので、ワントレードごとにプラスの収支で終えれば1勝〜と考えています。
そう言う意味で勝率100%を維持し続けていると言うことです。
それでは本題に入ります。
相関と逆相関の一覧をご覧ください。
現時点での12ペア通貨です。
今は2022年5月17日(火曜日)午後23時です。
このように10個のペア通貨を3つの相場に分けます。
①上昇相場
②下落相場
③レンジ相場
画像には矢印で表示させています。
相関と逆相関の第一歩は相場付きを分析することです。
何を持って上昇相場というのか?
何を持って下落相場というのか?
何を持ってレンジ相場というのか?
この共通認識を覚えておかないと、私が説明する言葉自体に乖離が出来てきます。
上図ではドル円が下落相場で、ユロ円・ポン円・オージー円の3つは上昇相場です。
この場合の上昇相場の定義は、何度もお話ししておりますが、6本の転換線・基準線のPOです。
そしてPOの状態に価格が一番上にある場合を上昇と言います。
つまり本日の高値更新が見込める状態です。
なので直近高値のブレイクアウトを持って上層トレンドの継続と判定します。
だから直近高値上2ピップスあたりにロングの逆指値をおくわけです。
下落相場はこの逆なので割愛します。
そしてレンジ相場です。
ユロポンとユロオジの2つにレンジ相場マークで横向き矢印がついています。
では何を持ってレンジ相場というのでしょうか?
それは本日の新値更新から遠ざかっていく方向にあるからです。
具体的に話しますとユロポンがどうしてレンジ相場と判定したのか?
大きく下落していき、最安値更新が一旦止まり、反発しています。
その反発が丁度長期の基準線まで戻り高値をつけており、このまま長期基準線を上抜けてトレンドの転換となるのか?
またはここで最下落となるのかわかりにくい状態にあるからです。
この説明で上手のユロオジを見てください。
同じように下落相場からの反発局面で戻り高値が長期基準線まで戻していますが、このまま反転するのか?最下落するのか分かりにくくなっています。
つまり判定し難いものは全てレンジと考えて良いのです。
長期基準線は4時間足の半値に相当するラインなので、半値戻しや半値押しなど価格が調整局面に入っている目安となります。
そういう視点で見ると上昇相場のマークや、下落相場のマークのついたペア通貨は本日の高値・安値を取りやすい位置にあることがわかります。
相関と逆相関を自分自身で判断する際にまずはこうした3種類の相場観を見抜く力が必要となります。
紙に書き出すとよりわかりやすいのでやってみてください。
本日の最高値・最安値を更新するということはどういうことか?
そうです、日足のローソク足がどちらに大きくなりやすいか?の想定であるわけです。
ダウ理論では前日高値を超えて、本日の最高値更新が続いているようなら上昇トレンド継続と判定します。
このように、今日の日足のローソク足がどうなって行きやすいのか?
このレンジ相場と判定したユロポンの日足を想像してみてください。
大きく陰線で伸びたローソク足が下げ止まり、下ひげがどんどん伸びています。
この下ひげが長いほど、最安値更新は遠くなりますよね?
上昇も同じです。
最高値からどんどん下落していくようなら、日足のローソク足の上髭がどんどん伸びて、もう最高値は難しい様相を呈している時にロングでエントリーしますか?
では質問です。
上図の10ペア通貨の中で最も強いペア通貨はどれでしょうか?
逆に10ペア通貨で最も弱いペア通貨はどれでしょうか?
記した矢印を組み合わせて導き出してください。
ヒントは縦列に答えがあります。
縦列で同じトレンドが出ている通貨が最強です。
そして最弱は横列で見るとわかります。
答えは次回の記事で書きますね。
ではまた!
よろしいですか?