《東洋経済ONLINEでコラム掲載中!》最も儲けられるテクニカル指標は何か?
おはようございます、松下です。
私が、メルマガの読者やスクールの生徒、
各種メディアのインタビューや対談などの中で、
最も多く受ける質問の1つが、
「最も利益を上げやすいテクニカル手法は何か?」
というものです。
今日は、ある意味で究極ともいえる、
この質問に答えてみたいと思います。
私のことを長く知ってくれている人であれば、
この質問に、私が何と答えるかを知っていると思います。
「どんなテクニカル手法も有効であり、
適切に使うことで、利益を上げることができます。」
というのが私の答えです。
これは、この通りですので、
それ以外に答えようがありません。
ここから先は、私の好みや主観という意味で
書いてみたいと思います。
私が最も好きなテクニカル指標は、
移動平均線です。
最も単純でパワフルなテクニカル指標であり、
私が初めて利益を上げるようになったのも、
移動平均線を使いこなせるようになったからです。
私が、移動平均線を好きな理由は、
すごく単純で分かりやすいからです。
私は、根が単純なので、
単純な指標が好きなのです。
今でも移動平均線は大好きで、
重宝しています。
次に、移動平均線はトレンド系指標であり、
トレンドの発生や継続を認識することを得意としますので、
トレンドの行き過ぎや過熱を認識するために、
オシレーター系の指標をセットにして、
チャートに表示するのがお勧めです。
オシレーター系のテクニカル指標は、
値動きの行き過ぎを認識することに有効であり、
その代表はRSIやストキャスティクス、RCI、CCIなどです。
このうち、私が好きなのはRSIであり、
ここでもその単純さが、好きな理由です。
ちなみに我が師匠のメリマン氏は、
2010年1月の時点ではストキャスティクスを、
チャートに表示されていました。
これで移動平均線とRSIをチャートに表示し、
トレンド系とオシレーター系の両方の指標から、
トレンドの発生と継続、行き過ぎの認識を
行うことができるようになります。
その上で、今、私が最も熱い視線を注いでいる
テクニカル指標がADXです。
ADXは比較的マイナーなテクニカル指標ですが、
ここ10年ほど、探究を進めており、
深く知れば知るほど有効だと確信を深めています。
ADXはトレンドの強さを知る指標であり、
トレンドの方向性を知ることはできません。
またデフォルトの設定では、
その感度が鈍い点も欠点ですが、
その欠点を補って余りあるメリットがあります。
具体的には、短期のブレイクアウト系トレードには
非常に有効であり、勝率を高くする効果を持っています。
そんなADXを、短期のブレイクアウトに適用し、
勝率の高い売買を常に追い求めています。
全てのテクニカル指標は、効果的に使えば
十分な利益をもたらしてくれます。
目的を明確にして、その目的に沿った
テクニカル指標を選び、力を十分に
引き出すようにしてください。
Is it OK?