MMA Cycles Report(メリマン・サイクルズ・レポート) June.11 2021
日米株式、金利、為替、商品をメリマン氏独自の手法で分析
今や世界の資本はグローバルに動き回る。単独の市場分析では正確な予想はできません。
本レポートはメリマン氏独自の分析手法で、日米株式、金利動向、為替、金、銀、穀物、原油市場をすべて解析した上で、個々のマーケットを予想する月間レポートです。
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目次
1. 回顧と展望
2. 米国株式
3. 金相場
4. 日経平均株価
5. 米ドル/円
6. 原油
1.回顧と展望
我々は現在、2021年に出現するジオコスミックサイン群の中で、2回目の強力な時間帯に入っている。それは、5月17日~7月22日。1回目は2020年12月21日~2月26日であった。因みに3回目は10月29日~12月30日に出現する。
そしてこれら3つの時間帯は、2021年中に3回シリーズで出現する土星・天王星ウェイニングスクエア(270度≒90度)に由来。2回目のスクエアは来週6月14日(日本時間では15日)に出現する。
1回目の時間帯(昨年12月~本年2月)は、米国の首都ワシントンD.C.が攻撃(連邦議会議事堂襲撃事件)された時期と相関性があった。また、日経平均株価や中国の上海総合株価指数など、世界の株価指数の幾つかが年初来高値を更新した時期、逆に各米国株価指数やNY銀、米ドル指数の年初来安値を記録した時期とも重なっていた。
それ故に、2回目の時間帯もまた極めて重要な時間帯として成立する可能性がある。
実際これまでの所、米国株価指数はこの時間帯で少なくとも2番天井はつける公算が高く、NY原油は数年ぶりの高値を記録し、NY金は現行プライマリーサイクル(以下、PCとする)内での新高値を更新している。
しかし、長期相場サイクルの観点で米国株式は15.5カ月サイクル、NY原油は17カ月サイクルの終盤に入ろうとしている。そんな中、両市場が年初来高値に近い、あるいは年初来高値を更新している事を鑑みると、どちらの相場も1年ぶりの急落場面が出現しても何ら不思議な事ではないだろう。
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