【フジトミ】株価指数オプションとミニ日経平均先物5月物の特別清算指数(SQ)算出
本日の日経平均は上値の重い展開か。円安基調が一服したことや米株の下落、目立った支援材料が見当たらず、週末でポジション調整が出やすい地合いだ。注意が必要なのは5月物の株価指数オプションの清算値算出に伴う寄り付きの需給動向だ。前日の後場、まだ決算を通過していないメガバンクに欧州勢を中心とした海外勢の買いが入ったのは興味深く、銀行株の需給動向にも注目したいところ。
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【買い材料】
・ユーロ圏成長率、今年見通しを1.7%に上方修正=欧州委
・NY原油先物-続伸、OPECは半年減産継続はコンセンサス
・日銀のETF買い入れによる需給下支え期待
【売り材料】
・米国株式市場=下落、低調な決算受け百貨店株に売り
・決算を嫌気し大手百貨店株急落 メーシーズが17.01%安、コールズが7.8%安
・ドル円は上昇一服、6月米利上げ観測で強気見通し続く=NY市場
・欧州株式市場=反落、スペイン株は半年ぶりの大幅安
・北朝鮮、抑留の米国人罰することは正当な権利と主張
・北朝鮮地政学リスク
・トランプ政権、政策運営に不透明感
・米国のドル高是正構想継続
【その他注目点】
○株価指数オプションとミニ日経平均先物5月物の特別清算指数(SQ)算出
○7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(伊バーリ、13日まで)
・米債券市場=利回り横ばい、株安が堅調な指標・低調な入札の影響を相殺
・米30年債入札低調、応札倍率6カ月ぶり低水準
・NY金先物-長官解任の影響は継続、株も下がり金続伸
・ロンドン株式市場=ほぼ横ばい、軟調決算と投資判断下げが売り材料
・米4月生産者物価指数(前月比)+0.5%〔予想 +0.2%〕(前回発表値 -0.1%)
・米4月生産者物価指数・コア(前月比)+0.4%〔予想 +0.2%〕(前回発表値 ±0.0%)・米新規失業保険申請件数 23.6万件〔予想 24.5万件〕(前回発表値 23.8万件)
・露カスペルスキー製ソフトウエアに懸念、米情報当局が調査
・トランプ米大統領、コミー氏をあらためて批判 「目立ちたがり屋」
・米上院、ライトハイザー通商代表を承認 NAFTA再交渉始動へ
・コミー氏の捜査資金拡大要求、米上院民主党が司法省に情報提示要請
・米携帯大手に統合提案へ
・米FRB、スワップ協定に基づく週間資金供給額は3500万ドル
・18日に110億ドルの10年物TIPSリオープン入札実施=米財務省
・中国の半導体産業育成投資、将来的な脅威に=米商務長官
・ユーロ圏とIMF、12日朝にギリシャ債務軽減巡り協議=当局者
・マイナス金利、理想的ではないがフラン安のため必要=スイス中銀
・フィリピン中銀、政策金利を据え置き
・BOE、政策金利を0.25%に据え置き-資産購入枠も据え置き
・韓国新大統領が中国主席と電話会談、北朝鮮・THAADで意見交換
《スケジュール》
08:50 4月マネーストックM2(予想:前年比4.3%)
10:00 営業毎旬報告(5月10日現在、日本銀行)
13:15 原田泰日銀審議委員、講演
17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
15:00 1-3月期独国内総生産(GDP)速報値(予想:前期比0.6%/前年同期比1.7%)
15:00 4月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比横ばい)
15:45 1-3月期仏非農業部門雇用者数速報値(予想:前期比0.2%)
17:30 1-3月期香港域内総生産(GDP、予想:前期比0.2%)
18:00 3月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比0.3%)
21:30 4月米消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.2%)
エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.2%)
21:30 4月米小売売上高(予想:前月比0.6%/自動車を除く前月比0.5%)
22:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
23:00 5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:97.0)
23:00 3月米企業在庫(予想:前月比0.1%)
13日01:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740
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