最短7日で200万「持続化給付金」実は恐ろしい罰則規定も。
こんにちは、下山です。
「200万円振り込まれたよ。」
先日、知り合いの社長さんが電話でそう話していました。
とても安心した様子で。
「持続化給付金」の話です。
個人事業主の場合は100万円、
法人の場合は200万円を上限として支給される給付金です。
現在コロナ感染症の対策として
様々な助成金や給付金、融資などが用意されていますが、
その中でも特に注目されている給付金ですね。
給付金の使用用途に制限はありませんし、
しかも、かなりスピーディに振り込まれるようです。
その社長さんの場合、5月1日に申請し
最速の5月8日に振込が完了したとのこと。
全国民に支給される10万円の特別定額給付金などは
全体に行き渡るまでまだまだ時間がかかりそうですが、
それと比較すると1週間での振込は異例の早さですよね。
100万円、200万円じゃどうにも立ち行かない方も
いらっしゃるかと思いますが、
この給付金でとりあえず命拾いされる方も
多いのではないかと思います。
また、「持続化給付金」の申請手続きは
そこまで複雑ではありません。
コロナ関連の給付金や支援金に関しては、
「手続きが複雑すぎて分かりにくい」
といった批判を聞くこともよくありますが、
「持続化給付金」の手続きは他の申請に比べるとシンプルです。
ただ、こうなってくると必ず出てくるのが
不正受給問題です。
「持続化給付金」は、月の売り上げが半減した
中小企業や個人事業主が対象になりますが、
売り上げが半減した月は申請者が選べるようになっていますので、
給付金欲しさに意図的に売上を操作したり、
何かしらごまかそうとする人も出てくるかもしれません。
「これくらいのことなら良いだろう。」
と。
でも、それを実際にやってバレてしまうと
厳しい罰則が待っています。
「持続化給付金」に関しては、
上乗せで給付金の返済が求められるのは
もちろんのこと、さらに法人名や申請者の名前の公表、
場合によっては告訴されることもあります。
他の助成金や給付金にも共通することですが、
お金欲しさに虚偽の申請をすると後でとんでもなく
色々なものを失うことになる可能性があります。
100万、200万のために人生を棒に振るのは
あまりにもったいない。
今の話を聞いて
「えー、でも意図的ではなく、ミスで間違った情報を
申請してしまうこともあるし・・・」
と心配になる方もいるかもしれませんが、
「持続化給付金」の不正受給に関して、
以下のような規定があります。
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ただし、基本情報等に事実に反する内容の
記入があった場合であっても、
これが故意によらないものと
認められるときは不正受給には該当しないものとする。
『持続化給付金申請規程(中小法人等向け)』
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/shinseikitei_chusho.pdf
P.5より
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上記に書かれているように、不正受給の判断は
「故意に行ったかどうか?」
が1つのポイントになるようです。
故意かどうかの判断が
難しいケースもあるかと思いますが・・・。
いずれにしても大前提として
意図的にごまかそうとしないことです。
正しい申請を心がけていれば
過度に心配する必要は無いでしょう。
ただ、その他、細かいルールは色々ありますので、
「持続化給付金」に限らず、
何らかの給付金や助成金を申請される際は
ぜひご自身で規定をしっかりと確認した上で申請されてください。
中には、支給対象になるかどうか
微妙なラインで迷われるケースもあるかと思いますが、
そういった場合は特に、「申請ガイダンス」などを
しっかり確認したり相談窓口に尋ねるべきですね。
こういうのって何か問題が起こった際、
「知りませんでした」では済みません。
あと、持続化給付金に関して、
「入力間違えたー!いったん申請したら自分で修正できないのか・・・」
と慌てる声もあるようですが、
そうなると給付が遅れる可能性もありますので、
どうぞお気をつけて。
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感謝
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「持続化給付金」は
おおよそ2週間で振り込まれる、
とガイダンスに記載されていますが、
考えてみれば何十万件もの申請を
それだけの期間に処理するというのは
とてつもない作業です。
どこまで綿密にチェックがなされているのかは
分かりませんが、おそらく休日返上で
作業にあたっている方も
たくさんおられるのではないかと思います。
窮地に立たされる人々の生活を守るため、
日々、業務にあたっている方、本当に大変だと思います。
特に大変なのは、
コールセンターの窓口の方々かもしれませんね。
ひっきりなしにかかってくる電話に
対応し続けること、並大抵のことではありません。
時には心ない罵声を
浴びさせられることもあるでしょう。
本当に大変なお仕事だと思います。
コールセンターといえば、
最近知人から聞いた話なんですが、
アメリカのexpediaというサイトで予約した
航空券をキャンセルするため、
アメリカのサポートセンターに電話したら
電話越しに子供の声が聞こえたそうです。
電話に出たexpediaのスタッフは
女性だったそうですが、
多分、外出規制がかかっているため
コールセンターにかかってきた電話を
自宅で受けているのでしょう。
シングルマザーかどうかは分かりませんが、
子供を食べさせるために
お母さんが自宅で頑張って
仕事をしている姿が目に浮かび、
涙ぐましい話だと感じました。
苦しい状況下、
必死でできることをこなしている方が
たくさんいらっしゃいます。
給付金や助成金の対応にあたっている方々、
需要急増でパンク寸前の中
日々荷物を届けてくださるドライバーの方々、
日々コンビニやスーパーで働いている方々、
本当にありがたいなあと感じます。
宅配も近所のコンビニも
なくなってしまったら本当に困りますからね。
自分自身も
何らかの形で世間に貢献できればと思いますが、
自分に今できることは
株トレードで利益を出す方法を教えることです。
先日も、株アカデミーの会員様に向けて
定期配信させていただいている
ウェブセミナーの撮影をしました。
正直に言うと、
今はできるだけ外出を避けたいのですが・・・、
こういう1つ1つのことが、
会員様の生活を守ることに繋がると信じ、
解説動画を撮影いたしました。
スクールによっては、教材だけ渡して
あとは何のサポートもない、
というところもあるようですが、
株アカデミーは、決してそのようなことはしません。
定期的に解説動画を配信したり、
いただいた質問にお答えしています。
自分の投資手法を
ネットで批判される方々もいらっしゃいますので、
「世の中の全ての方を救いたい」なんてことは思えませんが、
少なくとも自分を信頼して学ばれている全ての方々に
結果を出していただきたいと心から願い、
日々サポートにあたっています。
制限のある苦しい時間はまだ続きそうですが、
株アカデミーを通じて引き続き
自分も貢献ができればと考えています。
本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
下山敬三
Is it OK?