エッあの業界が?コロナで入会増えた意外なサービス。
こんにちは、下山です。
先日、近しい人間から
「パリに住んでいる方がコロナで亡くなった」
という話を聞きました。
パリに住む
フランス人男性と日本人女性の夫婦がいるのですが、
旦那さんのおじいさんがコロナで亡くなったそうです。
倒れて救急車で運ばれ、
パリの病院で亡くなったとのこと。
同居していたおばあさんも脳梗塞で倒れ
検査の結果、コロナの感染が確認されたようで。
欧米諸国と比べて
日本での感染者数は限られていますが、
他人事ではありません。
緩和の方向に向かってはいますが、
「明日は我が身」と思い
まだまだ気をつけなければいけません。
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COVID-19という名前の由来
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因みに、コロナウイルスにはCOVID-19
という一見暗号みたいな名前がつけられていますが、
この意味をご存知でしょうか?
「coronavirus disease 2019」
の頭文字です。
つまり、
「コロナウイルス2019バージョン」という感じですね。
わざわざ2019と名付けていることを深読みすると、
COVID-20
COVID-21
というように
2020年、2021年バージョンと、
長期に渡りコロナウイルスが流行する可能性が
考慮されているようにも見えます。
コロナウイルスに関しては情報が錯綜していて
何が真実なのか、なかなか見えづらいのですが
1つの可能性として来年、再来年と
かなり長期戦になる可能性も考えられます。
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街の景色が前と違う・・・
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ということで自分は相変わらず
家にこもる生活を継続していますが、
それでも時々は外に出るようにしています。
そしてここ最近、外に出るといつも
感じることがあります。
街の景色が以前と違う、ということです。
明らかに車の通りが減り、
その代わり自転車が走っています。
UBER EATSの配達をされている
お兄さんたちが本当に増えました。
車が少ない分、余計目立つのかもしれませんが、
路肩をさっそうと駆け抜ける配達員の方々が
自分の住んでいる周りではかなり多いですね。
ほんの2ヶ月前とはまるで違う景色です。
「世の中は一瞬で変わる」
ということを改めて感じます。
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コロナ禍でも「入会者増」の意外な業界
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コロナ関連のネガティブな話ばかりしてしまいましたが、
一方でこんな状況だからこそ、伸びている業界もあります。
UBER EATSなどの出前や
Amazonなどのオンラインショップは
言わずもがなですが、
他にも、意外な業界が伸びています。
どんな業界だと思いますか?
たとえば、自分も昨年からお世話になった
「婚活業界」です。
意外ですよね。
人との接触が制限されている中、
もろにマイナス影響を受けそうな業界です。
入会者が激減していても不思議ではありません。
しかし、今「婚活業界」では
全体的に入会者が増えているようです。
なぜでしょう?
こんな状況だからこそ
将来に不安を感じる方も多いようで
特に女性の入会が増えているとか。
もちろん、実際に会って
デートをすることはできないのですが、
今はオンラインデートもあります。
「でもオンラインで相手のことなんか分かるの?」
とも思われるかもしれませんが、
日経ビジネスの記事によると
「交際成立率が、通常の対面に比べて
20~30%高いという思わぬ効果も。」
とのこと。
(参照:日経ビジネス
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/042701193/?yclid=YJAD.1588419522.DYSI.sWdcq2V00OFKaxadXWhSScKAlOJz8aiGLvCClmdiSJQYEYsT3.kJewVb4ARGU37g3UCwuB3OQs-
より)
このように、コロナで苦境に立たされそうな業界が
意外にも伸びている、というケースもあります。
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人生も株も同じこと
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こういう話を聞いて思うのは、コロナ発生を機に
人が集まるサービスと、そうでないサービスが
はっきり分かれてしまっている、ということです。
残念ながらこれから先、
生き残る企業、淘汰される企業が
さらにはっきり選別されていくことでしょう。
生き残るのは
必ずしも大きい企業ではありません。
この変化に対応できた企業です。
とは言え、全ての業界、業務が
オンラインに切り替えられるわけでもありませんし、
努力ではどうにも変えられないこともあります。
自分もかつて居酒屋の店長をやっていたことがあり、
お店を経営することの厳しさは身に染みて知っています。
ただでさえ甘くない商売なのに
店を休業せざるを得ないとなったら
どうしようもありません。
もし自分が今、
たとえば居酒屋のオーナーをやっていたとしたら
いったん店を閉めることも考えざるを得ないかもしれません。
苦渋の決断にはなりますが、背に腹はかえられません。
融資を受けてなんとか耐える、
という手段もあるのかもしれませんが、
このコロナが最終的にいつ終息するのか分かりません。
長引けば長引くほど借金だけが増えていき、
再起不能の状態に陥る可能性が高まります。
だからこそ、何もしなくても
支払わなければいけないお金をいったん無くし、
別の収入源を模索します。
このような考え方はまさに今自分が教えている
株トレードの手法と同じ考え方です。
株トレードで大きく含み損をかかえた時、
「いつか株価は戻るだろう」
と期待して待つのではなく、
含み損がそれ以上増えるのをいったん止めた上で、
他のポジションで含み損を上回る利益を生み出す、
という1つの対処法がありますが、
それと同じような方法で現実にも対処すると思います。
色々なご事情があるかと思います。
「そう簡単に閉められないんだよ」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、
考えを押し付けるつもりもありません。
自分が言いたいことは再起不能になる前に
どうにか手を打つことの重要性です。
これはビジネスにも株トレードにも共通することです。
今、誰もが元の日常に戻ることを待ち望んでいます。
もちろん自分もその1人ですが、もう元の日常はなくて
全く別の世界が待っているかもしれません。
だからこそ、
「もしあの日常が戻らなかったらどうするのか?」
という可能性も想像し、可能な限り対策を練ることが
重要だと考えます。
本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
下山敬三
Is it OK?