今は「高値の売り玉」利確しない2つの理由
こんにちは、下山です。
毎日毎日、
コロナ関連のニュースばかり見ていると
体調の変化に敏感になってしまう方、
多いのではないでしょうか?
そもそも季節の変わり目で
寒暖差も激しい時期ですから、
コロナに関係なく体調を崩しやすい時期でもあるのですが・・・、
ちょっと体調が悪くなると、
「あれ、もしかしたらコロナじゃない?」
と心配してしまう方も多いかもしれません。
そのせいかどうか分かりませんが、
マスクに続き、
体温計もかなり手に入りづらくなっています。
最近、家の体温計をチェックしたら
電池が切れていたので
近所のドラッグストアに買いに行くと
きれいに売り切れでした。
マスクが売り切れるのは分かるのですが、
使い捨てでもなく
何個も持つ必要のない体温計まで
売り切れてしまうんですね。
感染してしまった時のことを考えて
ポカリスエットやお粥なんかは常備してありますが、
やはり、普段から意識して
色々と用意しておいた方が良いですね。
コロナだけでなく、地震や集中豪雨など
いつ何が起こるか分かりませんので、
トレードと同じように、
あらかじめ最悪の事態を想定し
備えておくべきです。
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日経平均株価もう底打ちした?
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さて、本日から5月ですが、
気になるのは決算発表です。
多くの企業が
決算発表を予定していますが、
今の情勢を見れば期待はできません。
また、こういう状況ですから
決算発表を延期する企業も出てきそうですが、
決算発表が遅れると悪い数字が出てきがちです。
あと、来週は米国雇用統計の発表もありますが、
想像を絶する数字が発表される可能性も高いでしょう。
決算発表や雇用統計の他にも
今後続々と経済指標などが発表され、
今の世界経済がいかにヤバい状況にあるのか、
ということを
世界がはっきりと目の当たりにすることに
なると想定されますが・・・
こういったことを考慮すると、
日経平均株価は今後どう動くと思いますか?
普段自分は
予測に頼ったトレードをしませんが、
少なくとも、「すでに日経平均株価は底打ちした」と
決めるのは時期尚早だと考えます。
3月の暴落後、
4月の日経平均株価はある程度回復しました。
それを見て、「底打ちした」と考え、
買いに走ったトレーダーも多いようですが・・・
たとえばリーマンショック時と似た
日経平均株価の動きになる可能性も考えられます。
2007年から2008年にかけて、
日経平均株価は反発も挟みながら
ズルズルと7000円を割るまで
下落し続けた経緯がありますが、
当時と同じように、
これから日経平均株価の下落基調が続く可能性も
十分に考えられます。
もちろん、リーマンショック時と
同じように相場が動くという保障はありません。
しかし、自分は現在の世界情勢を見る限り
「まだ底打ちはしていない可能性が高い」
と考えています。
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「高値の売りは早々に利確しない方が良い」
と考える理由
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以上のことを踏まえ、
どうトレードをしていくのが良いのか、
自分の考えを紹介いたします。
株アカデミーでお教えする
波乗り投資法は、信用取引によって
買いポジションと売りポジションを持ち、
堅実に利益を獲得する手法ですが、
波乗り投資法には、「お宝ポジション」
という概念があります。
非常に有利ですぐに決済せず、
できるだけ利益を伸ばしたいポジションです。
安値の買いポジション
もしくは
高値の売りポジション
ですね。
で、今でいうと、
高値の売りポジションが
それに当たる可能性があります。
ですから
高値の売りポジションを持っていて
含み益が出ているのであれば
利益確定するのはちょっと我慢して、
しばらく保有し続けてみるのが良い、
と考えています。
「でも、想像以上に株価が回復して
せっかく持っていた含み益がなくなったり、
むしろ含み損になってしまう可能性もあるでしょ?」
と心配する声もあると思いますが、
自分ならば、逆指値注文を入れておいて、
仮に想定以上に株価が上昇しても
最低限の利益を確保できるようにしておきます。
このやり方を
嫌がる方もいらっしゃるでしょう。
実際に決済されてしまったら
「もっと利益取れていたはずなのに」
と損した気持ちになるかもしれません。
でも、そういう感情はトレードの大敵です。
「頭と尻尾はくれてやれ」
という相場格言もありますが、
端から端まできっちり利益を取ろう
なんて考えるのは傲慢であり、
「利益が取れたならよしとする」
くらいの気持ちで相場と向き合うべきです。
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「空売り規制」の可能性を考慮する。
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もう1つ、高値の売りポジションを
「お宝ポジション」として
残しておいた方が良い理由があります。
それは「空売り規制」です。
もしかしたら今後、
厳しい空売り規制によって
新規で売りポジションが持てない、
という事態になる可能性も考えられます。
もし厳しい空売り規制が入った場合、
高値の売りポジションが残っていると
より有利なトレードをすることができます。
最後に改めてお伝えしておきますが、
相場の未来は全て未知数です。
ですから常にどのような事態に陥っても
対処できることが何よりも重要です。
そのことを前提に本日の内容を
参考にしていただければ幸いです。
それでは本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
下山敬三
ใช่ไหม?